キャリアプランとは、今後自分がどのように働いて生活していくのかを計画することです。
女性は30代に入ると、結婚や出産など多くのライフイベントを迎えるためキャリアプランを改めて考え直す時期が訪れます。
このまま本当にこの働き方で仕事を続けていいのだろうか?
そんな不安を抱えてはいませんか。
その問題を解消するためにはまず働き方を改善していくことがおすすめ。
今回は、30代女性がキャリアプランを見直すときのアドバイスを10個お話していきたいと思います。
Contents
1.キャリアアップできる環境ですか?
30代女性がキャリアプランを見直すときのアドバイス1個目は、キャリアアップできる環境で仕事ができているかどうかです。
日本は世界に比べると女性の管理職が少なく、キャリアアップしずらい国だといわれています。
ですので未だに女性のキャリアアップをよく思わない会社も存在しています。
しかし、これから先何十年も働く中で、キャリアアップをせずに同じ仕事をするのは面白みがありません。
できることなら管理職に就き後輩に指導をしたり、会社の運営に携わる存在へと成長していきたいものです。
女性のキャリアアップを推奨する会社であれば、自分自身のキャリアプランも組みやすくなっていきます。
2.残業していませんか?
30代女性がキャリアプランを見直すときのアドバイス2個目は、残業をせずに仕事ができているかどうかです。
残業をすることに慣れてしまい、家に帰る時間が遅くなってはいませんか?
残業を減らすためには、効率的に仕事をする方法を自分で編み出して残業を削減することがカギとなります。
もし、残業をして働く生活を続けた場合、個人のプライベートな時間や体をリフレッシュする時間が減り、ストレスが溜まる原因になることも。
なので、まずは残業しないための環境を自分で作り出すことが肝心です。
3.自宅から通いやすい距離ですか?
30代女性がキャリアプランを見直すときのアドバイス3個目は、自宅から通いやすい距離かどうかです。
限られた1日という時間の中で、通勤時間はできるだけ短くしたいもの。
自宅から30分以内であれば理想の距離といえますが、実際は1時間、それ以上かけて通勤している女性も多いですよね。
主婦であればなおさら、家のこと子供のことを考えると、通勤時間は短く家から通いやすいところで働きたいもの。
家庭と仕事を両立させるためには、自宅から通いやすいという点も視野にいれていきましょう。
4.ルールや規則に縛られていませんか?
30代女性がキャリアプランを見直すときのアドバイス4個目は、会社のルールや規則に縛られているかどうかです。
会社のルール・規則は基本守るべきものですが、そのルールにがんじがらめになってはいませんか?
ルールが厳しく、自分のペースややり方で仕事ができなくなると、面白さややりがいが見えなくなってしまうことも。
ルールを守るだけでなく、おかしいと思うルールがあれば積極的に意見を言って改善していくことが大切です。
会社を良くしていきたいという気持ちを持って自ら発言していきましょう。
5.休みやすい環境ですか?
30代女性がキャリアプランを見直すときのアドバイス5個目は、休みやすい環境かどうかです。
有給休暇をもらっても休みを使えない環境で働いていませんか?
仕事を長く続けていきたいのであれば、休みを取ることも必要です。
休暇を利用して体を休めたり、旅行に行って外からの刺激をもらったり、リフレッシュをすることが必要です。
休みが取れないのであれば、会社の体制を見直す必要があります。
上司に相談したり、仲間内で有給休暇について話し合うなどして会社の環境を変えていきましょう。
6.相談できる上司はいますか?
30代女性がキャリアプランを見直すときのアドバイス6個目は、相談できる上司がいるかどうかです。
上司の存在は自分自身のキャリアプランを考えるときにとても貴重です。
将来こうなりたいという理想や、会社での悩みを打ち明けられる上司は身近にいますか?
深い話をし合うことで上司との関係がさらに強くなり、仕事のモチベーションアップやキャリアアップにも影響していきます。
上司は自分の何年か先を行っているので、目標にしやすい存在でもあります。
上司をお手本にして、自分のキャリアプランを明確にしていきましょう。
7.人間関係は良好ですか?
30代女性がキャリアプランを見直すときのアドバイス7個目は、人間関係が良好かどうかです。
人付き合いがうまい人ほど、仕事は円滑に回っていくもの。
キャリアアップのチャンスにも恵まれるはずです。
仕事で一番必要とされる能力がコミュニケーション力。
どんな人にでも親しくなるためには、まずは気遣いや心配りができるようにならなくてはいけません。
人の意見に共感や尊重をすることも大切です。
相手への配慮があってこそ人間関係は上手く回っていくもの。
社歴が長くなると、慣れで職場の人へ気遣いができていなかったり、自分が傲慢な態度をとってしまっているなどのケースも考えられます。
実は周囲がすごく自分に気を遣っていたなんてこともあるので、思い当たる節がある人は再度見直していきましょう。
8.育休・産休制度はありますか?
30代女性がキャリアプランを見直すときのアドバイス8個目は、育休・産休制度があるかどうかです。
実は、育休・産休制度があってもそれを簡単に取れる職場は限られています。
実際、会社としても休みを取られることで経営が苦しくなるという理由から、率先して休みの制度を言うことはしません。
女性には働く権利があり、そして子供を産む権利もあります。
休みを取得しづらい環境であれば、上司に相談するもしくは働き先を見直すなどしてキャリアプランを考える必要があります。
男性の育児休暇も取得できる企業は少ないので、そういった制度を利用しやすい環境に変化するまでは女性の負担がどうしても多くなってしまうでしょう。
9.ボーナス制度はありますか?
30代女性がキャリアプランを見直すときのアドバイス9個目は、ボーナス制度があるかどうかです。
必ずボーナスを支給する会社もありますが、業績に応じてや全くないというところもありますよね。
また、インセンティブ制度があったり、能力給があったりするところもあると思います。
要は社員の評価制度がしっかりされているかどうかがポイントなりますが、そういう評価制度がうまく回っていない会社があるのも事実です。
自分の働きが会社にどれだけ貢献していてその見返りが目に見える形で分かるとモチベーションが上がりますよね。
しかし、その逆だった場合今の仕事を続けてもやりがいも将来性もなくキャリアプランも考えづらいです。
適切な評価をしてそれを反映してくれる環境で働くことが、長く仕事をしていける秘訣だと感じます。
10.業績は安定していますか?
30代女性がキャリアプランを見直すときのアドバイス10個目は、業績が安定しているかどうかです。
会社の業績は、良い時もあれば悪いときもあります。
それに応じて会社の雰囲気ががらりと変わることもあると思います。
しかし、業績が安定していないことで、社員の給料が払われない、長時間労働を強いられる、休みを返上して働くなどの事態になっている会社もあります。
そういった環境化で働くことはこれから先キャリアプランを考える中で見直さないといけない点です。
働きやすい環境を提供できない会社に問題があるので、自分の将来を充実させたいのであれば、働き方を改善していかなければなりません。
まとめ:働く環境を見直して素敵な30代へ!
いかがでしたか?
30代は結婚や出産など多くのライフイベントを迎えるため働く環境を見直してライフプランを組み立てていくことが重要となります。
先ほどお話したアドバイス10個を参考にして、素敵な30代を歩んでいってください。
仕事をすることは女性として自立することでもあります。
これらもさらにキャリアを積んで今よりも更に豊かな生活ができるようにしていってくださいね。
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一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。