仕事ができなくて毎日が辛かったり、出来ない仕事をやならければいけない日々に疲れていませんか?
この記事では、仕事が出来ない人の特徴を挙げつつ、仕事ができるようになるために必要な改善策を解説します。
Contents
仕事が出来ない人は2パターン存在する
実は仕事が出来ないと思っている人の他にも、仕事が出来ない人がいることにお気づきでしょうか?
自分では仕事ができると思っていても、周りから見たら仕事ができていない人だったりもします。
もちろん、自分で仕事が出来ないと理解している人も多いでしょう。
自分で仕事が出来ないと辛い思いをしている場合も、自分では仕事ができているつもりでも、実はできていない場合も、特徴は実はかなり似ていますので、次の項目をチェックしてみてください。
仕事が出来ない人はわかりやすい特徴がある
その1:仕事に時間がかかる
難しい大きな仕事ならまだしも、1つの単純な作業に時間をかける人がいます。
一見、真面目に作業しているように見えても実際は全然捗っておらず、自分自身では効率的にやっているつもりでも、成果につながらないことが多い人です。
改善策
請け負っている仕事の納期に対して細かくスケジュールを立て、それが達成するように小さな納期をスケジュール通りにこなしていくことで、最終的な納期を守ることができます。
一つのことをやりきるために、何を先にやりきるべきか?を考えてみてください。
漠然と仕事にあたっていると、時間がどんどん過ぎてしまい、終わるべき仕事がなかなか終わらないため、スケジューリングはおすすめです。
その2:相手によって態度が変わる
上司や同僚など、相手によってころっと態度を変える人は、自分に甘い性質を持ち合わせている可能性があります。
なぜなら、自分にとって居心地が良い選択だけをしたいという心理が働いているからです。
上司や同僚でも相性が良く、うまくいくという流れは悪いことではありませんが、仕事はどのような環境でも自分の持つ責任を全うする必要があります。
それを疎かにすると、進むべき業務が前に進まず、結果的に仕事が出来ない状態となりかねません。
改善策
仕事は仕事ですから、やりやすい人ややりにくい人がいたとしても、仕事をこなすことが自分の役割なんだと開き直る気持ちが必要です。
仕事ができれば自ずと関わる人などの環境も改善されていきます。
その3:ミスが多い
当然のことですが、ミスが多いと仕事が出来ないと思われます。
誰でも人間なのでミスはしますし、それはどんな世代で一緒です。
しかし大切なのは、そこから学び次につなげることですが、仕事が出来ない人はミスから何も学ばず、何度も何度も繰り返す傾向があります。
ミスをしたということは、そのミスをもうしないという学びに繋げなければなりません。
改善策
ミスをした時に落ち込んだり下を向くのではなく、なぜそのミスをしたのかを紐解くだけで、次のミスを回避できるようになります。
ミスは自分を成長させる大きなチャンスだと思い、仕事の出来ない自分からできる自分へと脱却してください。
その4:提案力がない
仕事は上司から言われたことをこなすだけでは不十分です。
言われたことをやるのは当然のことで、それに加えて何をするかです。
仕事内容によって異なりますが、自ら「こうした方がいいのでは」と提案すると、仕事ができる人と思われる可能性が高いです。
仕事が出来ない人は、仕事の中で何か不備があるのに気づいていても、指示がないと自ら修正しないなんてこともあります。
言われたことだけをやるのではなく、自分で何か提案する力も身に付けましょう。
改善策
立場にもよりますが、自分が思ったことや気づいたことを上司に伝えてみるようにしましょう。
たとえその意見が正しいものではなかったり、受け入れてもらえないとしても、意見を伝える姿勢も評価されるようになります。
すべての意見が100%採用されるわけがありませんので、気にせず意見を言えるようにしてください。
その5:空気を読むのが苦手
仕事が出来ない人は、まわりの空気感が読めていないことが多いです。
会話をする時は自分の話題ばかりになってしまったり、別の人の話になると耳を傾けないといったことがあります。
仕事は自分ひとりではなく別の誰かとの関わりが必ずあります。
関わる人とうまく連携できる人ほど仕事ができるようになりますし、まわりの空気が読めていないと連携がうまく行かず、仕事が出来ない人だと思われてしまいます。
改善策
空気を読むのが苦手な人は、そもそもそのことに気づいていない場合が殆どですが、誰かにそのように言われたことがあるとしたら、まずは自分ではなく周りを尊重した関係性の作り方を目指しましょう。
その6:言い訳が多い
仕事が出来ない人は、仕事でミスをしたとしても、謝る前に言い訳をする場合が多いです。
たとえどんな理由があったとしても、ミスをした時はその事実に対してまずは反省・謝罪するべきなのです。
しかし、たとえ自分が悪いと理解していても、そのネガティブな状況を緩和させたいと考えてしまいます。
仕事ができる人は、そもそも言い訳の前に反省と改善への試みがありますから、前に進もうとします。
仕事が出来ない人は、反省の前に自己保身に走りたくなるのです。
改善策
言い訳をすることで得られるメリットは、自分も悪いがそれには理由がある、というあまり建設的ではない主張を他者に知らせることで、少し気持ちが晴れる程度のものです。
それよりも、言い訳ではなく反省して改善することで、誠実な人間性と次は任せられるという期待感を得られます。
とても簡単なことですが、言い訳を改善に変換しましょう。
その7:事前準備をしない
仕事をするには『準備』が大切です。
計画的に準備しているかしていないかは、上司や同僚から見たら一目瞭然です。
プレゼンをする時でも、業務の説明をされた時でも、事前準備をしていないとうまくいきません。
また事前準備を怠ると、自分がなんのためにどのようなことをするべきか、見失いがちになりますし、見失った時の修正が難しくなります。
改善策
明日行う仕事を前日のうちにメモしてください。
その中で、どこが大変そうなのかその日のうちにピックアップし、大変そうな箇所に関しては前もって大変ではなくなるように進めておくか、調査をしておきましょう。
その8:グループを大切にしない
会社で働くということは、組織として仕事をするということです。
そのため、仕事をするためには協調性がとても大切でこれに欠けていると仕事が出来ない人だと思われます。
誰かがミスをして困っていたり、1人では終わらないほど仕事量が多い時などみんなでサポートし合いましょう。
またたとえ仕事が出来ないと自分が感じていても、グループでうまくやっているのであれば、誰かしらがサポートしてくれて、自分の成長にも繋がります。
改善策
自分が関わっているグループの人たちとしっかりコミュニケーションを取り、相談されれば耳を傾け、自分が相談したいときには相談するようにしてください。
自分一人ですべてが進んでいるわけではありませんので、コミュニケーションを頻繁にしながら、難しいと感じる問題をクリアしていきましょう。
まとめ
仕事が出来ない人は、自分で気づいている人と気づいていない人の2パターンがあります。
ですが仕事が出来ないという事実は一つしかありませんので、仕事が出来ない人なりの共通点があるのです。
今回は仕事が出来ない人の特徴を8つに分けて、それぞれの改善策もお伝えしてきました。
仕事が出来ないと感じているのでしたら、自分が当てはまる項目をチェックして、改善策を参考に成長を促してみてください。
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。