仕事の悩み

仕事の出戻り転職はあり?メリット、デメリットを考えてみる

投稿日:2019年9月27日 更新日:

一旦転職をしてみたものの、前の職場に戻りたくなる場合があります。

そのような、以前の仕事場に戻ることを「出戻り転職」と呼ばれていますが、一度辞めた会社に戻るのはありなのでしょうか。

今回は、出戻り転職のメリットやデメリット、また、以前の仕事に戻りたいと思った時に冷静に考えてみてほしいことについてまとめました。

自分の転職が成功だったのかどうかと迷っている方の参考になれば幸いです。

仕事の出戻りは珍しくない?出戻りしたくなる理由


あなたの周りに出戻りしてきた人はいるでしょうか?

とある転職サイトがおこなった調査によりますと、およそ半数の方が「出戻り転職で戻ってきた人がいる」と答えています。

出戻りすることはそれほど珍しくはないということですね。

ではなぜ、一度辞めた会社に戻りたくなるのでしょうか。

やむを得ない事情で辞めた場合

出戻りというと、「一度他の会社に転職した人」と思われがちですが、結婚や出産によって辞めた人も含まれます

また、最近は親の介護を理由に離職する人も増えていますが、介護の必要性がなくなったところで元の会社に戻ってくる人もいます。

転職がうまくいかなかった場合

多いのはこちらの理由でしょう。

一度は転職したものの、思ったような仕事ができなかったり、そもそも転職活動がうまくいかなくて前の会社に戻りたいと思う場合です。

もっといい会社だと思っていたのに聞くと見るとは大違いで、入社してみると想像していた会社ではなかったということもあるでしょう。

新しい環境になることによって以前自分がいた会社を冷静に、客観的に見ることができるようになり、実はそれほど悪い環境ではなかったのだということがわかることもあります。

そんなとき、辞めなければよかった、元に戻りたいと思うようになるのです。

仕事の出戻り転職のメリットとは?


どのような転職でもあることですが、出戻り転職にもメリットもあればデメリットもあります。メリットにはこのようなものがあります。

自分のスキルをすぐに活かせる

以前と全く同じ部署に戻れるとは限りませんが、その会社で活躍していたことは事実です。

過去に自分がやっていたことを活かして、即戦力として仕事ができるというのは大きなメリットです

一度違う会社に行って新たな視点も身につけていますから、以前よりもひと回り大きくなっていますよね。

さらに経験を積んでステップアップしているはずですので、そのような戦力が入ってくることは会社にとっても歓迎すべきことです。

どのような環境かよくわかっている

転職したときに何が大変か、新たな仕事にチャレンジするのも大変ですが、まずは会社の雰囲気になれるということが第一関門です

出戻りであれば勝手知ったる我が家、ではありませんが、どのような社風なのか、人間関係などもおおよそわかっていますから、新たな環境でストレスを溜めるということが少ないでしょう。

会社側にもメリット大

会社側から見ても、戻ってくる人がいればわざわざ高い費用をかけて求人広告を出す必要もありませんし、何より面接の手間が省けます

どのような人なのかはわかっていますし、以前の同僚に評価を聞くこともできます。

全く知らない、スキルもよくわからない人を採用するリスクがありません。

新たに会社の中のことを教えたり、仕事を覚えてもらう手間がなく、すぐに仕事に取りかかってもらえるので、その分の時間と人件費を節約することができるので、お互いにメリットがあるのです。

仕事の出戻り転職のデメリットは?


仕事の出戻り転職にはデメリットもあります。

出戻りをする前に、よく考えておく必要があるでしょう。

以前と同じ待遇で迎えてもらえるとは限らない

ただし、デメリットもあります

以前と同じ部署、お給料で迎えてもらえるとは限りません

当然ですが、同じ会社で長く頑張っている人の方がお給料は上がっていきますよね。

出戻りとはいえあなたは後から入ってきた人になるわけです。

中途入社と同じ扱いですから、最初の半年はボーナスも出ないでしょう。

出戻りした年は年収が下がってしまうことは覚悟しておいた方がいいです

出戻りを快く思わない人もいる

人の考え方は様々ですし、なぜ一度辞めたのに戻ってきたのか?と快く思わない人も中にはいます

たとえあなたが仕事ができる人だったとしても、一度辞めた人が戻ってきて自分よりも上の地位につくのだろうか?と不安に思う人もいるでしょう。

快く思わない人の割合が多いと、非常に居心地の悪い環境になってしまうこともあるのです

そのような環境に耐えられるかどうかということも考えておかなくてはなりません。

辞めた当時と環境が変わっている可能性もある

会社という組織はトップが変わると組織自体がガラッと変わってしまうことがあります

あなたのいた部署の管理職の人が変わっていたり、社内の事情が辞めた時とは大きく変化していることもあり得ます。

そうなると、自分が戻りたいと思っていた会社とは全く違う組織になっている可能性もあるのです。

せっかく出戻りしたのにこんなはずじゃなかった、と思うこともあるかもしれません。

その後の転職はさらにしづらくなる

無事に出戻りできたとして、やはりそこでの仕事が嫌になってしまう可能性もありますね。

しかし出戻りした後の転職は通常よりも厳しくなると考えた方がいいでしょう

一度転職したのに元の会社に戻り、また違う会社に行こうとしているのはなぜなのか。

根無し草のような印象を与えてしまいますから、よほどの理由がない限り次に転職を成功させるのは難しいです

もうその会社で定年まで働くか、辞めて起業する(または個人事業主になる)か、出戻りはその後のルートがかなり限られてしまうでしょう

仕事の出戻りが成功するには人とのつながりが大事


冒頭でもお話ししたように、一度辞めた人を再雇用すること自体はそれほど珍しくはありません。

ではどんな人でも再雇用してもらえるかというとそうではなく、人とのつながりが重要になってきます

転職サイトのアンケートによりますと、再雇用するきっかけとして次のようなことが挙げられています。

・以前の上司から推薦があったから
・同僚からの推薦があったから

など、以前一緒に働いていた時に評価が高く、また働いて欲しいというオファーがあった人が出戻りに成功するパターンが多いようです。

「この人に戻ってきて欲しい」と思われるようなつながりが大切だということです

出戻りする前に必ず考えるべき4つのチェックポイント


出戻り転職をすること自体が悪いわけではないですし、それほど珍しことでもありませんが、メリットばかりではありませんので安易な理由で出戻りしない方が良いでしょう

もう失敗はできないので、本当にそれでいいのか、よく考えてみてください。

1.以前の会社と同じ理由で辞めたくならないか

あなたが以前その会社を辞めようと思ったのはなぜでしょうか

・合わない上司がいたから
・やりたい仕事をさせてもらえなかったから
・残業が多かったから

など、理由はいろいろあるでしょう。

辞めたいと思った理由が、あなた自身の中にあるのではなく、会社の待遇や人間関係など「あなた以外のところ」にある場合、また同じ理由で辞めたいと思ってしまう可能性があります

自分自身の考えや仕事のやり方は変えられますが、他人や環境は変えられません

仕事が楽しくないのは周りのせいだ、と考えているうちは出戻りはしない方がいいかもしれません

2.周りの人が冷たくても耐えられるか

先ほどもお話しした通り、出戻り自体をよく思わない人もいます

冷たい視線を感じたり、嫌味を言われたりすることもあるかもしれません。

それに耐えてでも戻りたいのか、自分の気持ちをしっかりと確かめてください

3.もう少し転職先で頑張れないか

新しい会社に行ったものの、思ったように成果が出せずに焦ってしまうと、「前の会社にいた方が良かったのでは」という気持ちが湧き上がってきます。

しかし、転職したてですぐに成果を出せる人なんてほんの一握りです。

いくら中途採用でも、思うような成果を出すにはそれなりに時間がかかるものです。

もう少し頑張れば結果が出るのでは?と冷静に今の状況を分析してみてください。

4.他にも良い会社はあるのではないか

たとえ転職先が思ったような会社ではなかったとしても、わざわざ出戻りをする理由はなんでしょうか

他にあなたの能力を活かせる会社はないのでしょうか。

確かに環境が分かっている会社に戻った方が楽かもしれませんが、楽だと思う以外に出戻りしたい理由はなんなのか、もう一度よく考えて見てください

まとめ:仕事の出戻りは状況をよく見極めてから


出戻り転職にはメリットもあればデメリットもあります。

うまくいくかどうかのカギは、やはり人脈

会社にいるうちにより良い人間関係を築けていたか、あなたなら戻ってきて欲しいと思われているか、そのあたりをクリアしていれば、出戻り転職をしても気持ちよく迎えてもらえるのではないでしょうか。

戻ってからいづらくならないように、安易に出戻りをするのではなく、状況をよく見極めてから決断することが大切です

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