仕事の選び方がわからない・・・
どんな仕事が向いているのかわからない・・・
自分の条件では仕事を選べない・・・
就職や転職をするにあたって、そもそも仕事を選ぶことに悩むケースもありますよね。
結局続けられる仕事ってどんな仕事なの?やりたい仕事とか特にないんだけど・・・といった気持ち、よくわかります。
そこで、仕事を選べない方のために、仕事を主体的に選ぶ方法をまとめてみました。
・やりたいことがわからない
・仕事選びに失敗したくない
・前向きに仕事を選びたい
このうな、仕事を選べないことで悩みを抱えているのであれば、この記事をぜひ読んでください。
読み終える頃には、今までの自分にはなかった仕事の選び方のヒントを得られるでしょう。
Contents
仕事を選べない理由
やりたいことがわからない
そもそも働くことに意欲的ではないのではありませんか?
私はそうでした。
仕事自体、出来ることならやりたくないなんて思うこともありますよね。
汗水垂らして働いて、自分の時間を切り売りして、大変な思いをするというイメージがあるのではないでしょうか。
しかし、ここは考え方を変えてみる必要があります。
そもそも、「やりたいこと」ことと「仕事」は結びつかないものです。
説明しやすいように、それぞれを定義づけると次のようになります。
・やりたいこと=自分自身が楽しみたいこと
・仕事=働くことを通じて世の中に貢献すること
このように考えると、やりたいことと仕事が一致しないのも、仕事に対して意欲的な感情がわかないのも理解できますよね。
確かに、稀にこの2つが完全に一致する場合もあります。
しかし、大抵の場合そうではありません。
やりたいことと、やりたい仕事はイコールの関係ではないのです。
やりたくないことはわかる
やりたいことが仕事と結びつかない以上、やりたい仕事なんてありません。
では、やりたくない仕事をリストアップしてみましょう。
以下に例を挙げてみます。
・体力を使う仕事
・業界全体が厳しい仕事
・給与の少ない仕事
・休みの少ない仕事
・平均年齢が高すぎる仕事
あくまでこれは例ですが、あなたにとっても選びたくない仕事の条件として当てはまるのではないでしょうか?
挙げたような仕事を、今後10年、20年続けられますか?
仕事を選ぶにあたって基本的なことですが、「続けられる仕事か否か」というのは大事なポイントです。
絶対に続けられないな、と思うようなところを選んではいけません。
そこで、やりたい仕事がないのであれば、まずは先述したリストを使って、「自分が仕事に求めているもの」を洗い出してみましょう。
「やりたくない仕事リスト」を分析する
不思議なもので、やりたくないことはスラスラ書けてしまいますよね。
リストが書けたところで、そこから「やりたくない仕事と正反対の仕事」を書き出してみましょう。
・体力を使う仕事 →体力を使わない仕事
・業界全体が厳しい仕事 →業界全体が厳しくない仕事
・給与の少ない仕事 →給与の少なくない仕事
・休みの少ない仕事 →休みが取れる仕事
・平均年齢が高すぎる仕事 →平均年齢が高すぎない仕事
次に、書き出した条件を更に具体化させていきます。
・屋内で座ってできる仕事
・厳しくされない仕事
・給与が平均以上貰える仕事
・休みの取りやすい仕事
・平均年齢が若めの仕事
では、ここからさらに選択肢を絞っていきます。
何故なら、この条件全てを満たす会社は存在しないからです。
例えば平均年齢が若い会社を選択すると、自動的に「給与が平均以上貰える仕事」「厳しくされない仕事」が選択肢から外れます。
・屋内で座ってできる仕事
・厳しくされない仕事
・給与が平均以上貰える仕事
・休みの取りやすい仕事
・平均年齢が若めの仕事
このような具合に、5つの仕事から、自分が一番マシだと思うのはどの仕事なのか。
「厳しくされてもいいから給与は多めに欲しい」のか、「給与は少なくてもいいから若い職場でのんびり座り仕事がしたい」のか・・・
もちろん、人によって「やりたくない仕事」リストも少しずつ内容が変わるはず。
なので、自分だけのリストを作って自分なりに分析を重ねていくことが大事です。
こういった形で、やりたくない仕事から逆算することで仕事を選ぶ上で自分の一番求めているものが見えてくるものです。
これでぼんやりでも自分のやりたい仕事が把握できたら、次のステップに上がりましょう。
やりたい仕事をするには
素敵”風”な仕事は危険
さあ、やりたい仕事がなんとなく把握できたところで、いざ仕事を探そう!
と、思い立ったときが一番危険です。
・なんだか楽しそう
・独自の福利厚生!
・社員はみんな未経験スタートです!
・さまざまな経験を積めます!(なにやらきらびやかな業種)
・みんなで作りたいものを作りましょう!
このような文言を見かけたら要注意。
具体的な業務の内容や、その会社が主にどんな仕事でお金を稼いでいるのか明記されていますか?
・webデザイン
・webマーケティング
・データスペシャリスト
のような、「カッコ良さげ」なことが募集要項に書いてありませんか?
あからさまに経験が必要な業種なのに、「未経験歓迎!」と書いてありませんか?
そういった文言の並んでいる会社は、「若い人材を未経験のまま他社に派遣する悪徳派遣ベンチャー企業」かもしれません。
特に、「自分のスキルや経験では、仕事を選べない・・・」とネガティブになっている方は特に注意が必要です。
昨今問題になっている、「ITベンチャーに就職したのに、知らない会社のコールセンターで働かされていた」というような悲惨な結果にならないために、事前に調査を怠らないようにしましょう。
仕事を選ぶ上で必須の事前調査
最近は、仕事を選ぶ前に自己防衛ができるようになっています。
自己防衛の策として一番有効なのが、気になった仕事について自分で調査することです。
なんとなくでもやりたい仕事がわかったら、いきなり具体的に業種を絞るのではなく、まずは先述したような会社に引っかからないように、慎重に仕事を探すところから始めましょう。
・従業員数を見る
・事業内容をよく読む
・代表の名前を調べる
・給与の上がり幅、福利厚生を見る
・未経験者を常に募集していないか
このあたりを調べておくことは必須です。
例えば従業員数や企業の立地を調べたとしましょう。
その結果、一見良さげな「従業員数が3桁のベンチャー企業で、オフィスは都内のおしゃれな場所にある」というような情報が載っていたとしたら、ここは警戒した方がいいでしょう。
一等地に130人が通える規模のオフィスを持っているのにベンチャー・・・で、結局なんの会社?
と、このように少し疑り深くなってみれば、企業の見せたくない部分が見えてきます。
そういった、企業側が見せたくない部分を見た上で仕事を選ぶことが大切です。
それでも仕事を選べない場合、まずは自分軸をハッキリさせましょう
ここまで、仕事の選び方について話してきました。
それでもまだ何をやれば良いのかわからい場合や、仕事を選ぶ気になれないこともあるでしょう。
もし、あなたがそのような状態になっているのであれば、まずは自分軸をハッキリさせることが重要です。
自分軸とは、自分が生きる上で大事にしていること、譲れない部分のことを言います。
誰しも必ず自分軸をもっているはずなので、それを見つけてみてください。
そうすることで、仕事が選べない悩みから解放されるヒントが見つかるはずです。
まとめ
仕事を選べないと悩んでいるあなたに向けての記事を書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?
まとめると、抑えておくべきことは次のポイントです。
・まず「やりたくない仕事リスト」を書き出す
・「やりたくない仕事リスト」から、「正反対のリスト」をつくる
・やりたい仕事が定まっても安心しない
・しっかりと企業について調査、分析をしてから仕事を選ぶ
以上を押さえることで、ただ選べないことで悩むという現状から抜け出して、やりたい仕事探しに動き出せるはず。
もし、それでも気持ちが前に向かない場合は、自分軸をハッキリさせることにまずは力を入れるのがオススメです。
仕事が選べない現状から抜け出し、やりたい仕事が出来る自分へと変われることを願ってます。
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。