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仕事に行きたくない!これって「うつ」?症状や対処法について

誰しもが一度は「仕事に行きたくない」と感じたことがあるでしょう。

そのままサボったり自分なりの対処法をしたことで、いつの間にかやる気を出せていたという人も多いはず。

一方で、そうした気持ちが消えないままいつのまにか「うつ」のような症状に悩まされてしまう人もいます。

ですが、その症状が本当に「うつ」なのかどうか、自分では判断しにくいもの。

それに、安易に病院に行きたくないと思っている人も多いです。

そこで今回は、自分がうつなのかと気になってしまう方のために、症状の特徴や対処法をまとめました。

仕事に行きたくない!「出勤困難症」とは?


「会社に行きたくない」という思いをすぐに解消できる人もいれば、ずっとひきずったまま辛い思いを抱えている人もいます。

最近ではこうした症状を「出勤困難症」と呼び、その症状や対象法について医学的な研究が進められているのです。

出勤困難症とは?

何かしらの原因により会社へ出ることができなくなる状態のことです。

生徒・学生の時代では「不登校」などと呼ばれますが、不登校と同じく“会社へ行きたくても行けない”状態になっているのが大きな特徴です。

つまり、怠けやズルしようという気持ちが原因でないことが、大きなポイントとなるわけです。

出勤困難症にかかると心と体の面で以下のような症状が現れます。

<精神面>
・意欲が低下する
・集中力がなくなる
・不安感に襲われる
・緊張感に襲われる
・パニック状態になる
・イライラが続く

<身体面>
・体が異常にダルくなる
・異常な汗をかく
・動悸が激しくなる
・呼吸困難になる
・お腹がゆるくなる(過敏性腸症候群)

こうした症状が出勤前の朝や出勤中に急に症状が出て、そのために会社へ出られなくなることもあります

仕事自体に原因があり出勤困難症状になるケースが多いですが、それ以外にも職場の人間関係が原因となることもあります。

また、仕事以外のことにストレスを抱えていて、気づかないうちにうつ傾向にあり、それが出勤困難症を招いていることもあります

自分はうつ?状態をチェックしてみよう


出勤困難症をはじめとしたうつ状態は、自分だけでは判断することができません。

ここでは、客観的な視点からうつ状態か否かを見極めるためにチェックリストをご紹介します。

<精神面>
○気分が落ち込んでおり、普段は大丈夫なことにも悲観的に感じてしまう
○全てのことにやる気が起きず、何をするにも尻込みしてしまう
○イライラが続き落ち着かず、不安に感じてしまう

<身体面>
○常に頭が重い、頭が痛い
○原因不明のめまいや吐き気がある
○風邪ではない微熱や下痢が続く
○しっかり寝ても朝に体がだるい、疲労感が取れない

<行動面>
○食欲がないもしくは異常にある、体重が急減・急増した
○寝つきが悪い、朝早くに目が覚める、夜中何度も起きてしまう
○会社に遅刻することが増えた、会社を休むことが増えた
○スマホやテレビを見なくなった
○人と関わることが嫌になり一人であることが多い

上記の12項目のうち、1つでも当てはまるものがあり、それが「2週間以上続く」ようであれば、それはうつ病のサインと言えるでしょう。

仕事に行きたくない「うつ」にかかる4つの原因とその対処法


最後に、仕事に行きたくなくなってしまう「うつ」にかかる原因とその対処法を原因別にご紹介します。

1:長時間労働

仕事が原因のうつで最も多いとされているのが、残業や休日出勤などの長時間労働と言われています。

国が「精神疾患の原因になりやすい」と認めているほどうつの原因となりやすく、残念なことに長時間労働が原因で自殺する人が後をたたないのも現状です。

あなたが月100時間を超える残業をしていれば、すぐに職場を辞める必要があります

過剰な残業が黙認されていた少し前とは違い、今は適切な仕事時間を会社が管理することがスタンダードになりつつあります。

そんな状況下で平気で100時間以上の残業を強いている会社は、“異常”としか言わざるを得ません。

抗議してもさらなるストレスを受ける危険性もありますので、なるべく早く辞めることをおすすめします

ちなみに国は、以下の3つを満たしているとうつを「業務上の疾病」として認定します。

①対象疾病を発病している
②対象疾病の発病前約6ヶ月の間に、業務による強い心理的負担が認められる
③業務以外の心理的負担及び個体側要因により対象疾病を発病したとは認められない

特に長時間労働による②の心理的負担の強度が、判断基準として重視されます。

「強」「中」「弱」の三段階に区分されていて、総合評価が「強」と判断されると②が認められることになります。

以下の3つのいずれかに該当した場合、過労自殺の労災認定がされることになっています。

①精神疾患の発症前の1ヶ月に160時間以上の残業を行なった
②精神疾患の発症前の2ヶ月間連続して、月120時間以上の残業を行なった
③精神疾患の発症前の3ヶ月間連続して、月100時間以上の残業を行なった

どのような理由でも、自分で自分の命を絶つことはあってはなりませんが、あなたの今の状況を客観的に正しく判断する材料として覚えておいてください。

2:低賃金

仕事が原因のうつとして考えられる事柄の2つ目は、一般的な生活ができないほどの低賃金が挙げられます。

低賃金の基準が明確に、○○円以下と定められているわけではありませんが、以下の3つのいずれからに当てはまると「違法」と見なされるケースが多いです。

・残業や休日出勤をしているにもかかわらず、手当が出ない
・報酬を時給換算すると最低賃金以下である

<最低賃金>
全国加重平均:¥874/東京:¥985/大阪:¥936/愛知:¥898/福岡:¥814/北海道:¥835

・残業代が「みなし残業」と扱われており、どれだけ働いても給料が変わらず低いままである

3:職場の人間関係

長時間労働についで過労自殺の原因として多いのが、職場の人間関係に起因するものです。

いじめやパワハラが代表的なトラブルですが、他にも様々な人間関係上の問題が原因で仕事を辞めたいと感じたりうつ症状を発病することがあります。

以下は、代表的なトラブルです。

○身体へ暴力的な攻撃をされる
○暴言を吐かれる
○長時間説教される
○無視される
○仕事を教えてもらえない
○一人だけ離れた席で仕事をさせられる
○異常な量の仕事与えられる
○自分のレベルに全く合わない仕事をさせられる
○仕事を与えられない
○恋人の有無などプライベートなことをしつこく聞かれる

上記のうち1つでも該当する場合はパワハラが疑われます

また、他にもパワハラと認定される事由は多数存在します。

4:仕事以外のトラブルを抱えている

仕事以外が理由でうつ傾向にあり、それが原因で仕事へ行けなくなるという病状の進行も存在します。

うつになってしまう理由は個々に様々で、かつ人によって発症に至るレベルも異なります

以下は男女別の代表的なうつ病の原因です。

<男性>
○身体疾患
○精神的ストレス
○経済問題
○近親者の病気や脂肪

<女性>
○妊娠・出産・月経
○家庭内の葛藤
○身体疾患
○近親者の病気や死亡
○精神的なストレス

女性では、女性ホルモンのバランスの崩れが原因となりうつ病を発症することもあります

月経開始期や妊娠期・出産期、更年期障害の時期などは特に注意したいタイミングです。

まずが、仕事に行きたくない理由を冷静に見つめてみよう


仕事に行きたくなりと感じ、ご紹介したような心身のトラブルが続いたら、まず原因を冷静に考える必要があります

そのためには、会社を長期間休むことも必要です。

会社を休むことに抵抗を感じるかもしれませんが、少しも悪いことではないということを覚えておいてください。

頑張りすぎずにマイペースで、家族など周囲の人に助けてもらいながら乗り越えましょう

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