仕事は出来ているのに、評価されない
成果に見合った報酬が得られていない
今、仕事をしていてこんな悩みを抱いていませんか?
・勤務態度も良く、真面目に働いているのになかなか評価されない
・活発に発言して能動的に働いているはずなのに、昇進できない
・何年も勤めていても、ノルマをこなしても、残業しても、お給料が上がらない
というような、仕事が割に合わないと思った時に読んでみてください。
この記事を読むことで、あなたの持つ仕事への不満に具体的な対策を立てられるようになり、今後の働き方、考え方が変わっていくことでしょう。
Contents
仕事が割に合わないと感じる理由
仕事量と報酬のバランスが悪い
どれだけ仕事をしてもお給料が上がらない・・・と感じたことはありませんか?
または、周りの人や上司よりも仕事をこなしているのに、お給料が上がらない・・・と感じたことは?
それらの悩みを感じている方は、実は世の中にも多数いらっしゃいます。
その中でも最も多く見られる理由として、仕事の内容や量と比べて、報酬が低すぎるという理由が挙げられるのです。
ではそれ以外の理由はどういった内容のものなのか見ていきましょう。
自己評価と人事評価のバランスが悪い
自己評価というのは、自覚している仕事の内容や量についての評価です。
人事評価というのは、会社が社員の給与を決める際の判断材料としての評価です。
つまり、自分と会社に認識の差が生じることでこのバランスが崩れてしまうんですね。
確かに頑張りを正当に評価されたいという気持ちは、誰しもがごく当たり前に持っているものです。
その気持ちが伝わらないのであれば、割に合わないと思うのにも頷けますね。
特に、内容や量の面で割に合わないと感じる方の中には、もう1つバランスの悪い部分があるかも知れません。
責任と報酬のバランスが悪い
仕事における責任とは、役職であったり、リーダーであったり、人によって形態や呼び名が違うものの、概ね会社から任された立場に就くことによって発生するものです。
仕事における報酬とは、労働者が働いたぶんのお金を、雇い主である会社が支払うことです。
ということは、本来、会社から任された立場に対し、正当な報酬が支払われていることが自然な流れですよね。
ところが、この責任への対価が支払われていないと感じている方も多く、実際にいくつかの業界では未だに問題視されていることでもあります。
では、一体何故こういったバランスが崩れてしまう事態に陥ってしまったのでしょうか。
バランスを崩す要因
評価に繋がらない仕事
仕事の内容や量のバランスを崩す1番の要因として挙げられるのが、「人事評価に繋がらない仕事」を引き受けてしまっているということです。
では、人事評価に繋がらない仕事とはどんな仕事ことを言うのでしょうか。
・庶務・雑務
・事務
・新人教育
他にも書き出せばキリが無いのですが、今挙げた3つのような、いわゆる「誰もやりたがらないが、やることは多い仕事」が、「評価に繋がらない仕事」です。
何故上司はやりたがらないのでしょうか。
何故お給料を多く貰っている方ほどこういった仕事をやらないのでしょうか。
こういった仕事は、どれだけこなしても評価されにくい仕事だからです。
しかも、こういった仕事は面白みや、やり甲斐を感じられる仕事ではない場合がほとんどです。
やり甲斐がなく、成果が見えにくく、評価にも繋がらない仕事をやっていませんか?
またはやらされていませんか?
「こんなに仕事をしているのに評価されない」という割の合わなさの正体は、この「評価されにくい仕事を請け負って働き続けている」という点に問題である場合が多いんですね。
評価に繋がる仕事
評価に繋がらない仕事がわかったということは、評価に繋がる仕事の傾向も見えてきそうですね。
つまり、「やり甲斐があって、成果が見えやすく、評価に繋がる仕事」を選んで働いていれば、仕事の量や内容に見合った評価や報酬が得られるということです。
こういった仕事は個人差があるため少し曖昧な表現になるのですが、主に以下のような仕事が当てはまります。
・基本給以外にインセンティブ報酬が発生する仕事
・好きな仕事、やりたい仕事
・体力・精神的に楽な仕事
もしも今挙げたような仕事ができる状態であれば、その仕事に従事することで、今の割に合わない状態を最短ルートで改善できるでしょう。
とは言え、現実的に難しいと考える方も多いのでしょう。
そこで、ここからは具体的な解決策について詳しく解説していきたいと思います。
具体的な対処法
インセンティブ報酬が発生する仕事
インセンティブ報酬とは、成果に応じて報酬が支払われる仕組みのことです。
基本給に上乗せされる形でインセンティブが支払われる形式の仕事が望ましいのですが、基本給+インセンティブの仕事となると、主に営業系の仕事がメジャーでしょうね。
他にも色々あるのですが、インセンティブが貰えるということは、「頑張った分、成果を挙げた分報酬が上乗せされていく」というシステムになるため、「割に合わない」といった理不尽な思いをしなくて済みやすいのです。
やる気さえあれば青天井の給与も夢ではない、というところもモチベーションの維持に繋がりやすいですよね。
「評価や報酬に繋がりにくい仕事はもうしたくない」といった場合に、この対処法はかなり有効です。
また、必然的にお金になる仕事とそうでない仕事を嗅ぎ分ける能力や、そういった仕事に必要な能力が培われていくため、長い目で見た場合も給与額が上がることに繋がりやすいと言えます。
好きな仕事、やりたい仕事
好きな仕事や、やりたい仕事をやることによって得られる報酬は、今よりも目減りしてしまうかもしれません。
しかし、毎日好きなこと、自分のやりたいことだけに集中できるという点を鑑みると、たとえお給料が目減りしても「割に合わない」と感じることはなくなるのではないでしょうか。
そもそも、「やりたくない仕事」をやりながら「高くはない報酬を貰う」ということに対して「割に合わない」と感じていたわけです。
ですから、「やりたい仕事」を選択して働くことができるということは、「やりたくない仕事をやっている、やらされている」というストレスを感じることがなくなりますよね。
もし今、報酬の問題よりも優先できる程のやりたいことがあるのであれば、思い切って踏み出してみる機会かもしれません。
また、好きなことを仕事にして突き詰めていくことで、少しずつでも報酬や評価は上げる事もできます。
一番良くないのは、好きなことができない職場に居ながら「好きな仕事ができない」と嘆くことです。
もし現在、職場の仕組み上仕事の内容に対する不満を抱いていて、それが解消できないのであれば、思い切って転職することをおすすめします。
体力的、精神的に楽な仕事
体力や精神が楽な仕事というのは、職種選びももちろん関係してくるのですが、他にもやれることがあります。
「疲れるだけで評価に繋がらないような仕事をしない」ということを実践すればいいのです。
つまり、先ほど述べたような、いわゆる誰もやりたがらないような仕事を避ければいいのです。
職場において、「断らない、断れない」ということがそもそも「割に合わない」と感じる原因になってしまっているケースが多く見られます。
「やりません」という意思表示をすることによって、自身から割に合わない仕事を遠ざければ必然的に「割に合わない」と思うようなことは無くなるはずです。
これを実践することによって、少なくとも「給与や評価の低さに対して、過剰に仕事をしている」という状態から抜け出すことができるのです。
この対処法であれば、どれだけ評価や給与について変動が無かったとしても、「評価してほしい、労働に見合ったお給料が欲しい」という不満は無くなります。
まとめ
今回ご紹介した「仕事が割に合わない場合の対処法」を実践することで、仕事の内容や量を見つめ直すことができたかと思います。
大事なことは、仕事と評価のバランスを保つことです。
現在の職場でバランスについてよく考えて仕事をする、ということを意識することで、不満が解消されるでしょう。
また、現在の職場でバランスを正すことが難しい場合は、早めに見切りをつけて、バランスのとれそうな企業に転職することをおすすめします。
「割に合わない仕事はしない」という意識を持つことで、あなたの今後が豊かなものになることを願っています。
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。