仕事の悩み

仕事をばっくれたい時に思い出して!サボりはデメリット大!

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会社員をしていると、ああ、今日はばっくれて何処かへ行きたいなあと思うことはありませんか?

もう仕事なんか行きたくないなあ、このままサボってしまいたいなあと朝から葛藤している人もいると思います。

しかし、仕事をばっくれるとそれなりにデメリットがあります

周りに迷惑をかけるというよりも、あなたの今後の人生にとってよくないことなので、できればばっくれて欲しくないのです。

ばっくれたいなと思っている人はこの記事を読んで、何がデメリットなのかを知り、自分にブレーキをかけて欲しいと思います。

仕事をばっくれるってどういうこと?

仕事をばっくれるってどういうこと?

仕事をばっくれるというのは、「サボる」と同じ意味で使われています。

元々は、知らないふりをする、しらをきるという意味の「しらばくれる(しらばっくれる)」という言葉から来ています。

そこから、「ばっくれる」と変化して、逃げ出す、サボるという意味の言葉になりました。

つまり、「仕事をばっくれる」というと、仕事をサボる、仕事から逃げ出すという意味になりますから、無断欠勤をしたり、勝手に退社してしまったりすることを指します。

仕事をばっくれた時の影響は?ばっくれのデメリット

仕事をばっくれた時の影響は?ばっくれのデメリット

仕事をばっくれるということは、無断でサボるということです。

社会人として、お給料をもらって仕事をしているのですから、当然ですがデメリットがあります。

具体的にはどのようなデメリットがあるのか、いくつか例を挙げてみます。

仕事をサボれば無断欠勤になる

連絡もせずに仕事を休んだら、無断欠勤になってしまいます。

何か、連絡できないような、やむを得ない事情があった、とでもならない限りは、正当な理由もなく勝手に休んだことになるのです。

会社から連絡が来るでしょうし、あなたに連絡がつかないとなると、家族など緊急連絡先に電話をされてしまう可能性もあります

最悪、解雇される場合がある

無断欠勤は大抵の会社で、就業規則によって禁じられている行為です。

何度も繰り返していると、最悪の場合懲戒解雇になる可能性があります。

懲戒解雇になってしまったら、退職金も出ません。

また、クビにはならないまでも、降格などの処分を受ける可能性は大きいです。

一度くらいの無断欠勤でクビになることはないと思いますが、もし「どうしても仕事をばっくれてしまいたい」と悩んでいるなら、就業規則を確認しておいた方が良いでしょう。

派遣社員として働いている人は、新しい仕事を紹介してもらうことが難しくなってしまいますから、結果的に失業してしまうでしょう。

解雇されると転職もしづらくなる

ばっくれたせいで解雇されてしまった場合、転職の際に不利になることがあります。

会社を自主退職したのではなく、懲戒解雇されたとなると「何かやらかした人」だと思われますし、実際にやらかしているわけですから、そのような人を積極的に採用しようという会社はあまりありません。

解雇されたら、次の仕事にも影響が出るということを肝に命じておく必要があります

ばっくれたら訴えられないか?

仕事をばっくれた時に心配なのが、「会社に迷惑をかけたから、損害賠償だ!」といって、訴えられることだと思います。

仕事をばっくれたくらいで、訴えられることはまずないです

というのも、損害賠償というのは、あなたが仕事をばっくれたことによって、会社に対して何らかの損害を与えた場合に請求されるものです。

普通に考えて、社員が一人無断欠勤したくらいで、どうにかなる会社は滅多にないでしょう。

ばっくれるまでの給料はちゃんともらえる?

月の途中からばっくれて仕事に行かなくなったら、ばっくれるまでの働いた分のお給料はどうなるのか、ということが心配になるかもしれませんが、その点は安心してください。

たとえ解雇になったとしても、仕事をした分については給料を支払う義務が会社にありますから、働いた分の賃金はもらえます

ただし、税金や社会保険料などが差し引かれて振り込まれることになるでしょう。

仕事をばっくれてしまった時にあなたがすべきこと

仕事をばっくれてしまった時にあなたがすべきこと

もし、これだけのデメリットがあるということがわかっていても、仕事をばっくれてしまった場合、あなたはどうすべきでしょうか。

とる道は2つあります。

その会社に居続けたいなら謝る

一時の気の迷いで、ばっくれてしまったけれど、やはりこの会社で仕事を続けていきたい。

そう思うのであれば、真摯に頭を下げて謝罪するしかありません

その時には、いろいろ不満があったとしても、まずは連絡もなしに仕事に行かなかったことを素直に詫びてください

その上で、もしもこちらの言い分を聞いてもらえるのであれば、なぜ仕事に行きたくなかったのかということを説明すれば良いでしょう。

辞めたいならクビになる前に退職しよう

もう謝るとか、こちらの言い分をとか、そんなことはどうでもよくて、1日も早くその会社を去りたいという気持ちになっているならば、退職届を出して会社を辞めることをおすすめします。

解雇になってしまうより、自分から辞めた方が後のことを考えると得だからです。

そこまで精神的に辛い状態ならば、一度しっかり休んで気持ちを立て直した方が良いのではないでしょうか。

どうしても行きたくない、会社に出勤するのさえ辛いと思うなら、自分の気持ちを大切にしましょう。

その会社は、あなたには合わなかったのです

本当だったら、仮病を使ってでも「休みます」と連絡を入れるべきです。

しかし、それすらもできなくてばっくれてしまったなら、あなたに必要なのは仕事ではなくて、お休みです

無理をして、心身の健康を害してしまったら、取り返しがつきません。

今、辛いということに気づけたのですから、無理をしないで次の仕事を探しましょう。

基本的に仕事のばっくれはしない方がいい

基本的に仕事のばっくれはしない方がいい

誰しも、「今日は仕事に行きたくないな…」と思うことはあるでしょう。

連絡するのも面倒、このままばっくれてしまいたい。

そんな誘惑にかられることも、一度や二度ではないと思います。

しかし、そこで実際にばっくれないで、踏みとどまって欲しいです。

デメリットを考えるとばっくれはしないのがベスト

仕事をばっくれたら、当然のことながらメリットはなく、デメリットの方がずっと大きいもの。

最悪、退職金ももらえないまま、クビになる可能性もあるからです。

さらに、次の就職にも影響が出るかもしれないと思うと、なるべくならばっくれはしない方がいいでしょう。

面倒で、逃げ出したいという思いはよくわかります。

しかし、一応社会人です。

仮病でも構わないので「休みます」と一言連絡を入れるようにした方が賢明です

本気で行きたくないならばっくれないで退職しよう

ただし、本当に会社に行くのが辛い、嫌で嫌で仕方ない、連絡するのすら嫌だという状態ならば、逃げ出すのもありです。

しかし、逃げるといってもばっくれるのではなくて、勇気を出して「辞めます」という意思表示だけはして欲しいと思います

電話をするのが嫌なら、メールでもいいですし、退職届を送ってもいいです。

退職届は、提出してから2週間たてば法的に認められるからです。

会社が認める、認めないではなくて、民法では退職届を出してから2週間で退職できると定められています(ただし、期間の定めのない雇用。有期雇用は基本的にできないので注意)。

退職届を出して、残っているなら有給休暇を取ってしまいましょう。

そのまま2週間たてば退職できます。

ちなみに、「退職願」では単なるお願いになってしまうので気をつけてください。

辞めたいときに出すのは「退職届」です

もうこんな会社と関わりたくないと思うかもしれませんが、相手がどんなにひどい会社でも、自分だけは筋を通しておいた方がいいのではないでしょうか。

ばっくれるのではなく、自分の方からきちんと「辞めます」と言ってから会社を去った方が、あなたの気持ちもスッキリするはずです。

これから再就職して、新しい人生を歩んでいくためにも、ここで気持ちを切り替えて再スタートがきれるように、ばっくれないで正式な手続きをした上で退職をしましょう。

まとめ

まとめ

本当に行きたくなくて、ばっくれてしまいたいと思う気持ちはわかります。

誰にでも、逃げ出したくなるときがあると思います。

しかし、仕事を辞めるのは悪くないですが、ばっくれるとデメリットが大きいです。

それでも、これからのあなたの人生のために、ばっくれないできちんと手続きをして退職した方が良いでしょう。

この記事の監修

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文

1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。

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