早く寝ないと!とベッドに入っても、なかなか寝付けずに困るということはありませんか?
やっと寝たと思っても、眠りが浅くて途中で目が覚めてしまうと、朝も目覚めが悪く疲れも取れません。
そんな風に、夜寝れなくて困っている方へ、ストレスを和らげてぐっすり眠るための方法をご紹介します。
心の疲れをとって、しっかり眠れるようになってください。
Contents
疲れているのに寝れないのはなぜ?
仕事が忙しくてとても疲れているので、横になったらすぐに眠れると思ったのに、なかなか寝れなくて時間ばかりが過ぎていく。
そして、気持ちばかりが焦り、余計に眠れなくなるという悪循環に陥ります。
疲れているのに目が冴えてしまうのは、仕事のストレスが主な原因です。
仕事のことが頭から離れない
真面目な人は、常に仕事のことを考えてしまって寝れないということもあるでしょう。
ちょっとしたミスを引きずってしまったり、また失敗したらどうしようかと不安になったり、何かとネガティブな方向へ考えてしまう癖もあります。
今は自宅にいるのだから考えても仕方がないと頭ではわかっていても、不安や心配が心を支配して、眠れなくなってしまいます。
寝れないことで焦ってしまう
早く寝ないと明日に響く!と思うほどに目が冴えてきてしまって眠れない、という経験はありませんか?
「寝れない」ということにフォーカスしてしまうことで気持ちが焦り、余計に眠れなくなってしまうのです。
そんな時に限って、仕事のことが頭に浮かんできたりしますから、それを追い出そうとすることでかえって意識が寝る以外のことに向いてしまい、どんどん目が冴えてきます。
疲労が溜まって自律神経のバランスが乱れている
とても疲れているのに寝れない、それは自律神経のバランスが乱れてしまっているせいかもしれません。
自律神経は自分の意思ではコントロールできない神経です。
体温調節や呼吸、睡眠など、生きるための体の活動に関わっています。
自律神経には体が活動している時に優位になる交感神経とリラックスしている時に優位になる副交感神経があり、通常寝る前は副交感神経が優位になってきて、眠くなってきます。
しかしストレスによって自律神経のバランスが乱れていると、夜になっても交感神経が優位なままで、体は活動状態。
ですから、寝たいのに神経が高ぶって眠れないという時には、自律神経のバランスが乱れている可能性があります。
仕事のストレスを和らげて気を楽にし、ぐっすり眠る方法
ぐっすり眠るためには、まずストレスを和らげることが大切です。
そして、夜眠れていないことによって乱れてしまった体内時計をリセットし、元に戻すことで体のリズムが整い、眠りやすくなるでしょう。
時間がなくてもできるリラックス法を見つける
仕事が忙しいと、定時で帰ってゆっくりするというのも難しいでしょう。
だからこそ、短い時間でも自分なりに楽しめるリラックス法を探してみてください。
- 寝る前にストレッチをして身も心もほぐす
- ハンドケア、ネイルケアをしてリラックスする
- お笑いのDVDを見て大笑いする
など、なんでも構いません。
楽しい、気持ちがスッキリする方法をいくつも持っていると、ストレスを溜めにくくなります。
アロマテラピーでリラックスする
アロマテラピーは、単なるインテリア雑貨ではありません。
香りの分子は鼻の奥に入ると電気信号に形を変え、脳の奥深くの大脳辺縁系というところに直接届きます。
自律神経を司る視床下部に働きかけることもできるので、深いリラクゼーション効果が得られるのです。
◆自律神経のバランスをとるアロマ
- スイートマジョラム
- バジル
- タラゴンなど
◆良い眠りをサポートする
- マンダリン
- ローズウッド
- ゼラニウム
- 真正ラベンダーなど
アロマを楽しむために特別な器具は必要ありません。
ティッシュに数滴垂らして枕元に置いてみてください。
目を閉じて深呼吸をすると、心身ともにリラックスできます。
悩みを抱え込まずに人に話す
悩みというのは、一人で悶々と考えていると、どんどん悪い方へ考えてしまいがちです。
最初は小さな悩みだったとしても、誰にも相談しないで考え続けて深みにはまると、必要以上に悪いことのように思えてくるものなのです。
考えても解決できない悩みだと思ったら、誰かに話してみましょう。
実際に話をしてみると、「あれ、なんでこんなことで悩んでいたんだろう」と思ったりするものです。
人に話すことで心が軽くなれば、夜もぐっすり眠れるようになるでしょう。
有給をとってリフレッシュする
思い切って休みを取り、ゆっくり過ごすのもいいでしょう。
夜寝れないほどに仕事に頭を支配されているなら、一度リセットする必要があります。
みんな忙しいから、自分だけ休みを取るのは申し訳ないと思う人もいますが、夜も寝れない状態で仕事を続け、大きなミスなどをしたら余計に迷惑をかけます。
ですから、こんな時はしっかり休んで体力をつけ、心も元気にする方がずっとみんなの役に立ちます。
休みを取ったら、仕事のことは一切考えないことです。
目の前に仕事がないのですから、考えても無駄ですから、せっかくの休みを楽しむことだけを考えてください。
リフレッシュして気持ちがほぐれ、頭の疲れも取れたら、夜はしっかり眠れます。
空気を読まない勇気を持とう
周りに気を使ってばかりの人は、それだけでも疲れてしまうと思います。
あれこれ気になって、家に帰っても仕事のことが頭から離れずに、ずっと気になってしまう。
そんなことのないように、空気を読まない勇気も持ってください。
周りのことなんて気にしない、どう思われても気にしない、今自分がやるべきことだけに集中するのです。
性格的なこともあるので、すぐに実践するのは難しいと思いますが、性格も考え方も、そして行動も全て自分で変えることができるものです。
朝早く起きて朝日を浴びる
寝れないからといって、少しでも睡眠時間を稼ごうと、遅くまで寝ているというのはおすすめできません。
寝れていないからこそ、早起きをして朝日を浴びて体をリセットするのです。
これは体内時計を乱さないためで、朝日を浴びることで体内時計を正常化します。
また、疲れていたとしてもきちんと早起きをすることで、夜は早く眠くなります。
日中の活動時間を増やして、眠気が早く訪れるのを待ちましょう。
本当に仕事が辛いなら転職も考えよう
仕事のストレスを少しでも解消して、心と体が元気になればいいのですが、どうやってもストレスがなくならない、仕事が辛くて仕方がないという場合には、いっそのこと仕事を変える勇気を持った方がいいかもしれません。
ストレスは、自分で努力して減らせる部分とそうでない部分があります。
努力はしてみたけれど、仕事が合わないと感じるとか、上司とうまくやっていけないなど、精神的に耐えられないと思うなら、無理をしない方が賢明です。
体を壊してまで続ける価値のある仕事などありませんので、もっとあなたが気持ちよく仕事ができる場所を探しましょう。
やりたい仕事が他の会社でもできるなら、今の会社にしがみつく必要はないのですから、転職する方法を考えた方がストレスもなくなります。
全く違う分野にチャレンジするのもいいですし、もっと上を目指してスキルアップするのもいいでしょう。
そうやって次のステージを思い描いて頑張っていれば、気持ちも楽になりますし、もっとあなたの能力を活かせる場所が見つかります。
まとめ
疲れているのに寝れないということは、ストレスが溜まっていますよというサインです。
無理に寝ようとしても寝られませんので、とにかくストレスを和らげる方法を考えましょう。
今回ご紹介した方法の中から、できそうなもの、興味のありそうなものをぜひ試してみてください。
心が軽くなれば、きっと夜もぐっすり眠れるようになります。

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。