女性の社会進出が当たり前になった現代の日本。
数こそ多くはありませんが、その中にはリーダーとして第一線で活躍する女性が散見されます。
まだまだ男性優位の社会で選び抜かれた女性リーダーとは、どんな特徴を持った人々なのでしょうか。
Contents
憧れる!デキる女性リーダーの特徴とは?
上下左右へ気を配る!コミュニケーションのプロ
一般的に、男性よりも女性の方が周囲への気遣いがうまいと言われていますが、そんな特徴が今の時代のリーダー像にマッチしていると言えるでしょう。
自分の思いを貫いて、グイグイチームを引っ張っていくタイプのリーダーが良しとされたのは一昔前かもしれません。
チームメンバーはもちろん、会社や役員、時には同僚にまで気を配り、周囲が気持ちよく仕事できる環境を作れる女性こそ、真のリーダーと言えるでしょう。
5年後の自分はこう!キャリアアップを考えている
「5年後に私はこうありたい!」と声を大にして言えますか?
デキる女性は自身のキャリアアップにもぬかりありません。
毎日目が回るように忙しい業務をこなしながらも、冷静に自身のキャリアを見つめています。
時には、キャリアアップのためにコツコツと勉強をしたり、社外セミナーへ足繁く通ったり。
「会社の言う通りに働けばいい」とは決して思っていない女性リーダーだからこそ、輝かしいキャリアアップを実現でき、リーダーとして憧れられるのでしょう。
仕事に人生をかける時代は終わり!プライベートも充実
一昔前は、自身の人生を全て仕事にかけるキャリアウーマン像が“良し”とされた時代もありましたが、今の女性リーダーはそれだけでは周囲の尊敬を勝ち取ることはできません。
それに、仕事だけしか知らない人よりも、妻として母として様々な経験を積んでいる人の方が革新的な働きができるとも言えます。
結婚をして子供を持つと言うこと以外にも、国内を問わず交友関係を広げていたり、いざと言うとき仕事に活かせるような幅広いネットワークを構築している女性はやはり尊敬を集めます。
日頃から社外セミナーへ出かけたり過去のキャリアの人脈を大切にしていたりと、普段から人を大切にしている姿が垣間見れるから、なのかもしれませんね。
女性は感情の生き物?感情に左右されずに仕事ができる
一般的に、男性よりも感情で動くことが多いと言われがちな女性。
人を好き嫌いで判断したり、噂話が好きだったりと、冷静な頭脳プレーが重視されるビジネスの場では倦厭されがちな特徴でもあります。
一方、周囲から憧れの的となるような女性リーダーは、こうした特徴をビジネスの場には持ち込みません。
人間ですしましてや女性ですから、感情的になる場面も多々あるのかもしれませんが、そんな時こそ特に、ぐっと自分の気持ちを抑えてクールに頭脳プレーできるのが、真の女性リーダー。
マインドコントロールする方法はいくつかありますが、しっかりと自身の中にそのコントロールスキルを根付かせている証拠とも言えますね。
自身の健康では休みません!健康管理が上手
男性と比べるとバイオリズムの変化に左右されがちな女性の心と体。
また、子供や家族がいると自分の体調以外の理由で会社を突然休まなければならないことも多々あります。
そんな時に備える意味でも、自身の不調では仕事を休んだりストップさせたくはないですね。
また、デキる女性リーダーは自身の心身の不調が仕事のレベルをぐっと下げてしまうことを知っているので、日頃から栄養バランスを考えた食事や健康を保つための運動を欠かしません。
みんなが起きる1時間前に起き、近所をランニングしたり朝イチからトップスピードで頭を動かせるようなスムージードリンクを飲んだりと、自分の心と体にいいこと
を熟知して、しっかりと実践しているというわけです。
仕事を楽しむ秘訣!?休日はとことん休む!
デキる女性リーダーの休日の使い方は、大きく分けて2つあります。
1つは仕事仲間を巻き込んで、とことんプライベートを一緒に楽しむタイプ。
家族ぐるみで今流行りのキャンプに出かけたり、ホームパーティーで手料理を振舞ったり。
例え平日、仕事で嫌なことがあっても、休日に一緒に美味しい料理やお酒を飲んで笑い合えば、絆はますます深まります。
もう1つのタイプは、仕事関係者とプライベートの仲間をしっかり分けるタイプです。
若い世代を中心に、仕事とプライベートをきちんと分けたい人が増えていますが、デキる女性リーダーはそんなメンバーの意向もさらりと汲みとります。
そんな女性リーダー、ふとSNSを見てみると、休日は仕事を忘れて自分の好きなことに没頭していたりするもの。
仕事ができるリーダーは、ダラダラ休日に仕事を持ち込まず、月曜日からの職場の雰囲気をよくするためにも、思いっきり休日を楽しむ人が多いようです。
どんな些細な変化にも敏感!観察眼がある
一概には言い切れませんが、男性に比べると目をみはる観察眼の持ち主であることが多い女性。
そんな特性はリーダーになっても生かされます。
行き詰まった後輩を察して優しく声かけをしたり、仲がうまくいっていないメンバーの仲を取り持ったり。
背中を見せて部下を成長させる男性リーダーに比べると、その優しさと観察眼で、共にチームの成長促すことに長けている女性リーダーが多いように思います。
どんな時も自分のことを見てくれているリーダーには、人一倍の安心感を抱けますし、そんなリーダーやチームのためなら誰にも負けない働きをしようとメンバーも自ずと思うものです。
こんなリーダーの特徴が、優れたチームを生むのかもしれません。
笑顔が絶えない!ポジティブシンキングの持ち主
女性の笑顔は職場を明るくする何よりの要素ですが、できる女性はリーダーになっても笑顔を絶やしません。
そんな笑顔の裏には誰にも負けないポジティブシンキングが隠されていることがほとんど。
他の人が落ち込んでしまいそうなピンチの時にも「こんな時はきっとすぐチャンスが訪れる!」とポジティブに捉えることができます。
プラスの発想には必ずいい結果がついてくるので、ポジティブ思考がリーダーからチームに共有されると、自然と結果を生み出すチームが出来上がると言えるでしょう。
最後は頼りになる!男勝りな決断力
優しさや笑顔が魅力的な女性リーダーといえども、やはりチームに大きな決断が迫られるときは、リーダーとしての責任を果たさなければいけません。
そんな局面でなよなよしている女性はできるリーダーといは言えませんね。
お客様に提案する企画は、A・Bのどちらにするのか?
大きな予算をどこにどれだけかけるのか?など、リーダーは会社の社運を左右する大きな決断を迫られがち。
会社や役員とも折り合いをつけながら、いざという時には男勝りな決断力を発揮して、チームをグイグイ引っ張ってくれます。
普段は女性らしい優しいリーダー像に包まれている人も、ここぞ!というときは男性顔負けのリーダーシップでチームをまとめているのです。
これからは女性リーダーが重宝される?
働き方も生き方も「多様性」が叫ばれる時代になった日本。
新卒で採用された会社で40年働き詰めて年齢順に偉くなり、その後は余生を楽しむ、というキャリア人生はもう一般的ではありません。
この傾向は今後ますます拡大することでしょう。
男性に比べ、柔軟なライフデザインを必要とされることが多い女性は、これからの日本を引っ張るリーダーとしてよりふさわしい存在と言えるのかもしれません。
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。