女性にとっての「お金になる資格・仕事」とはどういった資格でしょうか?
今、仕事をしている人もしていない人も、資格取得を考えている人は多いはず。
そこで、今回は女性でも“現実的に”稼げそうな資格をランキング形式でご紹介します。
中には持ってるだけでお金になる資格も存在し、そういった資格は基本的に時代や世間の変化に関わらず、人間の職業として他に取って代わられないものが多いです。
AIによって人の仕事が減っていく中、持ってるだけでお金になる資格はとても貴重です。
「稼げる資格ってなにー?」
「持ってるだけで金になる資格ってあるのー?」
という方は特に必見です。
それらを踏まえた上で、今の年収を少しでも上げたい人や、就職活動を有利にしたい人は必見の内容です。
Contents
“稼げる(お金になる)資格や仕事”と“人気のある資格”は別モノ!
女性にとっての“お金になる資格や仕事”を学ぶ前に、基礎的な知識を身につけましょう!
資格講座などでは、女性に人気の資格ランキングがよく紹介されています。
しかし、そのほとんどは資料請求の数で人気度をランキング化しています。
つまり、その資格を取ったからと言って、収入に結びつくという訳ではないのです。
“稼げる資格・仕事”と“人気のある資格”は全く別のモノだと覚えておきましょう。
“お金になる資格・仕事”に注目しよう!
女性の中には、趣味や教養のために資格を取る人もいらっしゃると思います。
しかし、資格を収入アップや就職に結びつけたいという人は“お金になる資格”かどうかに注目しましょう。
【女性必見】お金になる資格・仕事ベスト11!
女性でも稼げる「お金になる資格・仕事」を早速ご紹介させていただきます!
しかし、今から難しい資格に挑戦をするのは大変なことです。
そこで、ここでは資格の取りやすさも考慮した上での、お金になる資格ご紹介をしていきます。
①社会保険労務士
女性でも稼げる“お金になる資格”の一つ目は社会保険労務士です。
社会保険労務士とは社会保険・雇用保険の手続きや労働契約や就業規則の作成などのサポートをするお仕事です。
業務独占タイプの国家資格になるので、独立開業ができるのが魅力的です。
企業に就職するケースも多いので、あなたにあった働き方が選べるのも魅力です。
年金の仕組みの複雑化や働き方の多様化により、今後の注目度も高い資格です。
ポイント
社会保険労務士の受験者数は年々右肩上がりで増えています。
それに伴い、試験の難易度も高まっており、合格率は10%以下とも言われています。
ただし、受験資格は短大卒以上または高専卒以上であれば誰でも受けることができます。
高卒であっても実務経験や指定の国家試験合格により受験が可能です。
そのため、間口は比較的広い資格だと言えるのもポイントです。
②看護師
女性でも稼げる“お金になる資格”の二つ目は看護師です。
世間には「看護師の資格を取るのは難しい」と考えている人は多いようです。
確かに簡単に取得できる資格ではないのですが、誰でも挑戦ができる資格です。
そして、着実に稼ぐことができるという点では、非常に魅力的な資格だと言えます。
あなたの状況や年齢に関係なく目指せる資格が看護師です。
ポイント
看護師の資格には、准看護師と正看護師の2種類があります。
准看護師は正看護師より給料面では低いです。
その分、正看護師よりもハードルが低いというメリットがあります。
准看護師になるための最短ルートは准看護師養成所に2年通うこと。
40歳以上で看護系学校に入学する人も増えているそうです。
このデータからもわかるように、いつの時代も看護師の需要が切れることはありません。
確実に収入に繋がる便利な資格と言えるでしょう。
③日商簿記検定
女性でも稼げる“お金になる資格”の三つ目は日商簿記検定です。
女性が就きやすい職業のひとつに「経理事務」があります。
簿記検定はそんな経理の仕事をするにあたり、必須とも言える資格になります。
経験があれば簿記3級、未経験の方は簿記2級を持っているだけで就職の幅が広がると言えます。
ポイント
日商簿記の試験は2級、3級が年3回、1級は年に2回あります。
合格率は3級50%、2級20%、1級10%未満と言われています。
取りやすい資格ではありますが、資格所持者もその分多いです。
そのため、この資格だけで勝負するのは難しいとも言えます。
しかし、女性事務職は人気が高く、どれも競争率が高くなっています。
そんな中、簿記の資格を生かした経理事務は就職などの強みになります。
④MOS(Microsoft Office Specialist)
女性でも稼げる“お金になる資格”の四つ目はMOSです。
MOSとはマイクロソフト社が認定するMicrosoft Officeのスキルレベルを評価する資格。
ソフト単体で実技試験を受けることになります。
■Word
■Excel
■PowerPoint
などの資格取得が一般的ですが、有名な資格は取得している人も多いです。
差別化を図る場合は「Access」というデータベースソフトの資格取得がおすすめです。
ポイント
1科目につき最大1ヶ月程度の勉強時間で取得が可能な資格で、独学でも取得できます。
PCスキルはこれからの時代、当然のように必要になるスキルです。
特にExcelを使いこなせる人は仕事でも重宝され、仕事の幅が広がります。
実務レベルで使いこなせれば、周囲よりも高い評価を得やすくなります。
⑤宅地建物取引士
女性でも稼げる“お金になる資格”の五つ目は宅地建物取引士です。
この資格は不動産の売買・賃借の取引を行う際に必要になる国家資格です。
不動産会社などの事務所は従事者5名に対して1名以上の宅地建物取引士が必要です。
そのため、ニーズのある資格になっています。
ポイント
受験資格に制限はないので、誰でも試験を受けることができます。
試験は年1回で、合格率は15%前後とされています。
不動産会社だけでなく、金融機関・住宅メーカーでも活躍できる資格です。
この資格があれば不動産業を開業することも可能です。
この業界には男性が多い故に、女性にとっては狙い目の業種でもあります。
⑥ファイナンシャルプランナー
女性でも稼げる“お金になる資格”の六つ目はファイナンシャルプランナーです。
家計などのお金の問題を扱う専門家がファイナンシャルプランナーという職業です。
■税金
■不動産
■住宅ローン
■保険
■教育資金
■年金
■相続
などの幅広い知識が必要です。
国家検定であるFP技能士は1級~3級と別れています。
また、日本FP協会認定資格にはAFPとCFPという2種類があります。
AFPが2級FP技能士レベル、CFPが1級FP技能士レベルとされています。
2級と3級は年に3回試験があるので比較的チャンスの多い資格です。
ポイント
社会保険労務士のように業務独占資格ではありません。
従って、FP資格があるだけでは、何かができることにはなりません。
保険会社、不動産会社、金融機関での実務経験がある人が持っていると重宝する資格です。
上記のような実務経験を積み、その後、FPとして独立する人も多くいらっしゃいます。
⑦介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)
女性でも稼げる“お金になる資格”の七つ目は介護職員初任者研修です。
この資格は以前はホームヘルパー2級という名前で知られていました。
介護職員初任者研修とは、介護資格の入門資格です。
介護の仕事は次の2種類があります。
■掃除や洗濯、料理などの「生活援助」
■食事や入浴、排せつなどを手伝う「身体介護」
身体介護を行うためには介護資格が必要となります。
以前のホームヘルパー2級との違いは、試験があること。
ただし、試験自体は難しい内容ではありません。
ポイント
この資格を持っていれば、介護の仕事のスタートラインに立てるようになります。
また、3年の実務経験を積めば「介護福祉士」という国家試験の受験資格も得られます。
さらに高齢化によって増々介護職の需要は高まり続けています。
そのため、資格を取って続けてさえいれば、チャンスは広がります。
上級資格へのキャリアアップ、収入アップなども望めるでしょう。
⑧調理師
女性でも稼げる“お金になる資格”の八つ目は調理師です。
調理師は名称独占資格ですので、資格がなければ調理師とは名乗ることができません。
(調理師の免許を持っていなくても調理の仕事に就くことはできます。)
しかし、給与面や信頼の意味では、調理師の免許の有無は大きな影響力を持っています。
ポイント
調理師の資格の取得方法は2通りあります。
①実務経験を2年以上積み、調理師試験に合格する
②厚生労働大臣の指定する調理師養成施設に1年以上通って卒業する上記のどちらでも構いませんが、年齢によっては①の方が現実的です。
自分の飲食店を経営したいという人にとっては、必須となる資格と言えます。
⑨行政書士
女性でも稼げる“お金になる資格”の九つ目は行政書士です。
行政書士とは、法人設立の手続きや各種申請、書類作成などを行う専門家です。
受験資格に制限がなく、誰でも受験することができます。
そのため、資格試験の中では人気の資格になっています。
ポイント
試験は年1回行われ、合格率はここ数年10%前後で推移しています。
行政書士の仕事は次の2タイプに分類されます。①独立開業する方法
②行政書士事務所などに就職する方法行政書士からのステップアップとしてダブルライセンスを取ることもおすすめです。
そのようにして仕事の幅を広げる人も多くいらっしゃいます。
⑩医療事務
女性でも稼げる“お金になる資格”の十こ目は医療事務です。
資格講座などでも「女性が取りやすい資格」として人気がある資格です。
事務職ですが、接客業のスキルも求められるます。
イメージとしては、医療機関の顔として働くような感覚に近いです。
そういった仕事にやりがいを感じる人にはおすすめです。
ポイント
ただし、実は医療事務を行うにあたっての資格は不要です。
医療事務の資格は民間の資格、検定なのです。
あくまでも自分の知識のレベルを証明する資格だと思ってください。
医療事務の仕事は人気があります。
資格を持っていると就職などには大幅に有利になるでしょう。
⑪コーチ
最後の女性でも稼げる“お金になる資格”はコーチです。
コーチというとテニスなどスポーツのコーチを思い浮かべる方も多いですが、そういったものだけがコーチではありません。
コーチの本質は「目標達成をサポートする」仕事です。
「人をサポートして一緒に目標を達成したい」
「人の成長に携わる仕事がしたい」
そのような女性にはまさにオススメとなります。
ポイント
コーチを行うこと自体の資格は必要ありませんが、コーチングスキルは必須です。
クライアントは業種業界に関わらずすべての人が対象となります。
今回ご紹介した資格の中では一番、稼げる可能性の幅が広いと言えるでしょう。
今後、AIに仕事が奪われていくという業種も多いですが、コーチは人でなければ出来ない仕事となります。
コーチを行うに当たり大事なことの一つに、自分自身の軸が定まっていることがあります。
まとめ:女性のお金になる資格はキャリアアップに繋がる
以上が稼げる資格・お金になる資格ベスト10でした。
すべてに共通するのは、資格を取れば簡単に収入アップに繋がるわけではないということ。
「資格取得=お金になる」とはならないので勘違いしてはいけません。
しかし、資格を持っていれば、未経験の職種への転職やキャリアアップには大きく役立ちます。
資格を持っていて損するようなことはないというのも事実です。
当記事を参考にして、あなたのキャリアアップや転職にお役立てください。
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。