女性の悩み

30代から始める仕事とは?女性のセカンドキャリアを考える

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多くの女性がセカンドキャリアを歩み始める30代。プライベートを重視しながらキャリア人生を続けたいという人は多いでしょう。

では、30代女性に向いている仕事とは一体何あのでしょうか?今回は、30代から新たに始めやすい仕事にフォーカスしてその実情に迫ります。

女性の30代とは?仕事もプライベートも変化が多い時期!


女性の20代後半から30代はライフイベントがめまぐるしく訪れます

結婚に出産、そしてキャリア人生に大きく影響する子育てが始まります。

一方で、昨今の働き世帯の男女には、女性が子育てをしながら働くことを希望する人が多く、とあるアンケートでは実に6割を超える夫婦が共働きを希望するという結果が出ているのです。

とはいうものの、働きながら子育てすることは一筋縄ではいかず、結婚・出産を機に仕事から離れていた人の中にはパート職にしか復帰できず、収入が減ってしまったことを不安に感じている人も多いでしょう

そんな時、思い浮かぶ言葉が「資格があれば…」というものではないでしょうか?実際のところ国家資格や資格化されていなくても、企業に重宝されるスキルを保持していれば、再就職に困らないと感じる人は多いようです。

次章では、30代からの再就職に役立つとされるおすすめの資格やスキルを一覧化してご紹介します。

【難易度・需要度別】30代女性におすすめの資格やスキルとは?


30代女性が再就職をする際に役立つ資格やスキルを、習得の難易度と需要度別にご紹介します。

取得や活用の際のポイントをあわせてご紹介しますので、取得検討中の方は参考にしてみてください。

資格を必要とするもの

教師【難易度:★★★★★】【需要度:●●●●●】

主に、小中高校が職場となりそれぞれの生徒や学生に授業をする仕事です。

必ず教員免許が必要となりますが、免許を交付している四年制大学を出ている必要がありますが、一部の免許は通信制の授業を利用して取得することも可能なため、取得まで時間をかければプライベートと両立しながら資格取得を目指すことも可能です。

また、学生時代に「念のため」と免許を取っている人も多いので、それを活用するのも方法です。免許があれば、学校現場でなくとも塾講師などとして活躍することも可能

看護師【難易度:★★★★☆】【需要度:●●●●●】

正看護師であれば3年、准看護師で2年と通わなければならない看護学校の年数は異なりますが、進級試験や国家試験に合格することで一生ものの資格を手にすることができます。女性が中心の職場となるため、看護師の子供専用の託児所が充実していたり、プライベートとの両立に理解が深い職場も多いでしょう。

また、今後ますます拡大する高齢化の影響を受けて、需要が増していることやお給料が男性並みにもらえる点も魅力です。

美容師【難易度:★★★★☆】【需要度:●●●●●】

美容専門学校を卒業し、国家資格となる美容師免許を取得する必要があります。筆記のみならず実技の試験にクリアする必要があるため、特殊な訓練が必要となる職業です。

また、資格を取得してからも人気スタイリストとなるためには、昼夜を問わずに技術を磨く必要があり、難易度は高いと言えるでしょう。

一方で、実力をつけ人気が出ればオーナーとしてお店を持つことも夢ではなくなります。自分の力次第で、大きく活躍できる点は美容師の仕事の1つの魅力と言えるでしょう。

保育士【難易度:★★★☆☆】【需要度:●●●●●】

働くママの急増を受けて、需要が増しているのが保育士の職。通信や専門学校に2年程度通えば資格を得ることができます

自治体によっては保育士を確保するために手厚い助成制度を設けているところもあり、これからますます働きやすくなる職種と言えるでしょう。

また、体力や経験があれば定年を気にすることなく生涯現役として働ける仕事でもあり、一生のキャリアを積みたい女性にはおすすめの職と言えるでしょう。

ネイリスト【難易度:★★★☆☆】【需要度:●●●●●】

ご紹介した資格を必要とする職種の中で、最も難易度が低いのがネイリストの資格。ネイリストを要請するスクールがたくさんあることと、資格を取得さえすれば自宅などでもすぐにお店を開業できる点が魅力の1つと言えるでしょう。

一方で、日本ではおしゃれブームの域を超え、おしゃれの習慣として定着化したネイルアート。巷には数え切れないネイルのお店が広がっています。その中で人気を博すのは至難の技と言えますが、センスを磨きつつお客様の自宅を訪問する、高齢者に向けたサービスを検討するなど、独自の魅力を打ち出すことがこれからのネイル業界で活躍する秘訣だと言えそうです。

資格を必要としないもの

雑貨クリエイター(アクセサリー・衣類など)【難易度:★★★☆☆】【需要度:●●●●○】

アクセサリーや衣類などを中心にハンドメイドがブームとなっています。簡単にネットショップを開くことも可能となり、腕に自信があればすぐにでもショップオーナーになることが可能

小さい子供がいても自宅でマイペースに作業が進められるので、プライベートと両立させたい女性には特に人気の職種です。

紙面デザイナー【難易度:★★★☆☆】【需要度:●●●○○】

広告やカタログなどをデザインするお仕事。美的センスが必要である点に加え、フォトショップやイラストレーターなど、専用のWEBソフトを使いこなす必要があります。

一昔前は重宝された職種ではありますが、ネットの躍進を受け紙面のみで活躍するのは困難になりつつあります。これからデザインを学ぶなら、紙面だけでなくWEB上でも活躍できるスキルを身につけるのがポイント

数ヶ月から数年の幅広い単位でスクールが開校されているので、独学が難しいと感じる場合には、一度門を叩いてみましょう

WEBデザイナー【難易度:★★☆☆☆】【需要度:●●○○○】

2000年代の初めから世界を席巻したネットバブル。それに応えるようにWEBデザイナーも急増しました。2010年以降にはWEBデザインの自動化が目立ち始め、それまで必要とされていたマンパワーでのデザイン作業が縮小傾向にあります。

すば抜けたセンスや技術がない限りは、WEBデザイナーとして大活躍するのは難しいですが、自宅でパソコンを使いながらコツコツとお仕事できる点は、プライベートの両立を目指したい女性には嬉しい魅力

介護士【難易度:★☆☆☆☆】【需要度:●●●●○】

高齢化の影響で、需要が増している職種ではあるものの、資格を有せずとも働き出せるのが嬉しい介護士の仕事。

経験を積み、自分に合っていると感じたら資格取得に向けて動き出すのもおすすめです。

事務(医療・会計など)【難易度:★☆☆☆☆】【需要度:●●●●○】

医療や会計などの事務職は、機械化されている部分もありますが、それでもまだ人手が必要となる職種です。簿記などの資格を持っていれば需要度は上がりますが、無資格でも入社できる企業も多数存在します

定時に帰宅できるのでプライベートと両立できる点が女性に重宝される理由の1つとなっています。

30代からの転職・再就職には特有の注意点も


「心機一転新しい仕事を!」と意気込んだものの、よく考えると新卒で続けていた職種や職場の方が合っていた・・・。

などという思いをしなくて済むように、新しい仕事を探す前にまずは落ち着いて、これまでの自分のキャリアを振り返ってみましょう。

この記事の監修

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文

1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。

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