あなたは仕事をもらえずに「干された」と感じたことはありますか?
仕事をもらえない状況というのは周囲が思う以上に本人にとって苦しいこと。
最悪の場合はあなたの将来や人生にまで悪い影響を及ぼしてしまうリスクもあるんです。
そこで、仕事を干されたと感じる人の特徴や共通点を学び、対策をスタートしましょう。
この記事でご紹介する内容は必ず正しく理解し、実践するようにお願いします。
そうすれば、仕事を干されたと感じている今よりも気持ちは楽になるはずです。
Contents
仕事を干された人の主な原因・特徴5つ!
それでは早速仕事を干されたと感じる人の主な原因や特徴をご紹介します。
あなたに当てはまる部分がないか確認をしながら読み進めましょう。
また心当たりがある項目は自分なりに対策を施せば状況が改善する可能性があります。
後述する仕事を干された時の対策と合わせて必ず実践をすることが大切。
それでは早速仕事を干された人の主な原因・特徴をみていきましょう!
①会社側があなたに仕事を与えられずに干されたと感じた
あなたが仕事を干されたと感じたとしても、原因はあなたではないかもしれません。
あなたの会社は経営悪化などで会社側に仕事がなくなっている可能性はありませんか?
本来であればそのような状況からでも仕事を作るものです。
しかし、その対応・対策が追いついていない場合は社員を持て余してしまいますよね。
また、会社規模でなくとも、部署としての規模で仕事がない場合も想定されます。
現実的に多いのはこのパターンかもしれません。
仕事のない部署にいるなら危機感を持とう!
もしも暇な部署に配属された場合、あなたは仕事を干されたと感じるかもしれません。
仕事のない部署に配属されると、あなたのやる気や能力は無駄になってしまいます。
しかし、会社・部署はあなたに仕事を与えることはできません。
そんな状況にいる人は危機感を持って自分の成長に繋がる動きを徹底しましょう。
急な部署移動や状況の変化に対応できるように準備をしておくべきだからです。
適切な準備ができていれば、状況の変化に応じてあなたの評価は高まる可能性が高いです。
②上司に教育能力・成長促進の意志がなくて干されたと感じた
仕事を干されたと感じた時は上司のことを少し思い出してみましょう。
あなたの上司からは部下を立派に教育させようという姿勢を感じますか?
全ての上司に部下の教育能力があるわけではありません。
しかし、その能力が低かったり、部下教育を面倒に感じている人は少なくありません。
自分の仕事ばかりしている上司には要注意!
そもそも上司にあなたを成長させる気持ちがなければ、仕事はもらえません。
仕事がもらえないということは、あなたも仕事を干されたと感じる可能性は高いです。
指導担当の上司が自分の仕事ばかりに集中する傾向があるなら要注意。
このタイプの人は部下の教育を後回しにしている可能性が高いです。
③上司に余裕がないことで干されたと感じた
仕事を干されたと感じたら、上司の仕事の状況を見渡してみてください。
上司があまりに忙しく、あなたに仕事を与えたり教育をする余裕がない可能性も。
特にあなたが今の仕事を一人前にこなせていない場合はその可能性があります。
半人前の部下に仕事を与えるには、多くの時間を要します。
また、しばらくの間は細かい部分まで部下の仕事内容のチェックが必要です。
長期的な目線で部下を管理する必要があるため、多くの手間がかかるのです。
上司は目先の仕事を優先しているのかも
当然、部下からすれば「それが上司の仕事だ」と感じるかもしれません。
しかし、上司は教育以外にも仕事をたくさん抱えている可能性は非常に高いです。
上司が目先の仕事を片付けることを優先しているなら、あなたは後回しに。
そして、教育とうい重要な部分がないがしろになってしまうのです。
上司自身に余裕がない状況だと、あなたが仕事を干されたと感じていることを理解していないことが多いです。
④会社・上司に信頼されずに干されたと感じた
仕事を干されたと感じたとき、あなた自身には原因がなかったか振り返りましょう。
・仕事のミスを連発してしまった
・上司に嘘をついてしまった
・いつも言い訳ばかりしてしまう
このようなことが続いていれば、当然、会社や上司の信頼は失われてしまいます。
もちろん誰にだってミスはありますし、言い訳をしたくなることもあるはず。
しかし、それらが積み重なれば、最終的には仕事を任せられない状況になってしまいます。
あなただって突然、仕事を干されたと感じたわけではないはず。
仕事を干されたと感じた原因と向き合おう!
徐々に与えられる仕事が減っていったり、これまでに現状を予見させる布石はあったはず。
しかし、その時に危機感を持って改善に取り組めたでしょうか?
その時に改善ができていれば仕事を干されたと感じる状況にはなっていないはずです。
ミスは誰にでもあるものですが、ごまかしてしまうと後の大問題に繋がります。
また、言い訳をしたい気持ちはわかりますが、言い訳ばかりでは成長できません。
会社で仕事をする以上、1人で仕事をしているわけではないのです。
必要以上に会社や上司を気にする必要はありませんが、誠意を持って仕事をしましょう。
そうすれば、仕事を干されたと感じる場面は少なくなるはず。
⑤上司やリーダーに嫌われて干されたと感じる
上司やリーダーに嫌われてしまった人も仕事を干されたと感じることが多いです。
上司やリーダーと相性が悪かったり、人間的にうまが合わないこともありますよね。
当然、それは仕方がないことですが、上司も人間です。
上司に嫌われている場合、嫌がらせとしてあなたに仕事を与えないこともあるはず。
本来は管理・指導をする立場の人間が感情で仕事を振り分けるべきではありません。
しかし、そういった嫌がらせをするタイプの上司も実際にはいるのが現実。
上司に嫌われてしまった理由を考えよう!
あなたが上司に嫌われてしまったのは何が原因でしょうか?
・仕事でのミスを連発してしまった
・上司の指導中に不服な態度をとってしまった
・上司に意見をすることが多いこのように理由やきっかけがあって嫌われてしまったことがほとんどでしょう。
この場合はあなた自身が上司に嫌われた原因の部分を改善するべき。
そうすれば仕事を干されたと感じるような状況は改善できるはずです。
しかし、全く嫌われた原因や理由に心当たりがないという人もいるはず。
そんな状況なら、時には上司と腹を割って話し合うことも大切。
その時は自分の反省点を素直に受け入れて、改善すべき部分は改善しましょう。
仕事を干されたと感じたときの3つの対処法・対策!
あなたが仕事を干されたと悩み苦しんでいるなら、すぐにでも対策をする必要があります。
それでは、仕事を干されたと感じたら、どんな対処法や対策があるのでしょうか?
この項目では仕事を干されたと感じた時の対処法・対策を3つご紹介します。
あなたが仕事を干されたと感じている状況から脱するためにも必ず実践してみてください。
適切な行動を根気よく繰り返せば、必ず状況は改善するはずです。
①自身の成長や信頼の構築に向けて積極的に動く!
仕事を干されたと感じたら、まずはあなた自身が変化することを覚悟しましょう。
自身の成長や上司の信頼を得るために必要な行動をガンガン積極的に取り入れるべき。
仕事をもらえないなら、原因に関わらずまずは自分から仕事をもらいにいきましょう。
・仕事が欲しいです!
・何か自分にできることはありませんか?
・手伝えることはありませんか?
地道にこういった積極性を持って上司に仕事をもらいにいきましょう。
やってるフリは絶対NG!
仕事を干されたと感じる状況で「やってるフリ」は絶対にNGです。
どちらかというと「仕事がない」ことをアピールしなければ仕事はもらえません。
しっかり意思を伝え続ければ、ほとんどのケースで上司は対応してくれるはず。
上司に対して何度も同じことを言い続けるのは大変かもしれません。
しかし「仕事が欲しい」「成長したい」という意思は会社にとってプラスです。
会社にとって利益に繋がる行動なのですから、堂々として大丈夫です!
②他の部署・他の課の上司や信頼できる同僚に相談しよう!
仕事を干されたと感じたら他の部署や課、信頼できる同僚に相談しましょう。
あなたの問題は自分のいる部署やチームの中で解決するのが難しいことが多いはず。
そんな時は社内の別の環境にいる上司や同僚に相談して客観的な意見が重要。
仕事をもらえずに放置された社員を他の上司が引き取るということは非常に多いです。
しかしそのためには「仕事をもらえていない」という事実を知ってもらう必要があります。
何も動かず、何もせずに過ごしていたら、あなたの現状は誰にも伝わりません。
あなたをサポートしてくれる人脈を作ろう!
困った時に相談しやすい人を少しでも増やすように普段から意識しておくのがベスト。
社内の飲み会などは面倒に感じる人も多いと思います。
しかし、ピンチの時にあなたをサポートしてくれる人と巡り会えるチャンス。
少しでも知り合いを増やすためにもコミュニケーションは意識的に取り組みましょう。
③無理は禁物!どうしても耐えきれないなら転職を!
ここまで話したような対策には徹底的に取り組んでください。
しかし、それでも仕事を干されたと感じることが続くなら、転職も視野にいれましょう。
・状況を改善しようと精一杯努力をした
・できることはやり尽くした
・既に失った信頼を回復できない状況まできていた
・既にレッテルを貼られていて回復ができない
そんな状況が続いて、あなたが本格的に精神を病んでしまうのは本末転倒。
あなたができる限りの歩み寄りをした上で状況が改善しないなら、転職をするべき。
なぜなら、そのまま今の会社で働くことにメリットがなくなっているからです。
転職は悪いことではありません!
反対に転職してしまった方があなたのメリットは大きいと思います。
確かに一度貼られてしまったレッテルを剥がすことはとても大変なこと。
一度失った信頼や評価を回復することも簡単なことではありません。
会社や上司が原因であなたのモチベーションが長期間低下するのは避けましょう。
勇気のいる決断だと思いますが、この状況なら、あなたにとってのメリットが大きい方を選んでいいでしょう。
まとめ
仕事を干されたと感じる人の5つの特徴・原因と干された時の3つの対策をご紹介しました。
本来であれば会社が社員に仕事を与えないということは考えられないこと。
仕事を干されたと感じることが多いなら、それは異常なことと言えます。
しかし、そうなった背景には原因や理由があるはずなのです。
その原因や理由を把握して、改善すべき部分は改善をすることが最優先。
しかし、改善をしても会社側の対応が何も変わらないなら、無理せず転職しましょう。
まずは今回ご紹介した内容を正しく理解し、実践に取り入れることがスタート。
お話したことを取り入れてアピールをすれば、状況は改善されるはずです。
この記事を通じてあなたの環境が少しでも改善されることを祈っています。
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一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。