「自分が本当にやりたかったことってなんだっけ?」
結婚、出産、転職などライフイベントが重なる30歳前後で、自分の人生やライフスタイルについて振り返る女性はとても多いです。
でも、いざ考えてみると本当にやりたかったことが分からない…自分は本当は何をしたいんだろう?と迷ってしまう方が多いのもまた事実。
そこでこの記事では、自分が本当にやりたいことの見つけ方をご紹介します。
これからの人生で少しでもあなたの役に立てば幸いです。
Contents
やりたいことがない。自分が本当にやりたいことの見つけ方ってある?
小さい頃はほとんどの人が「将来は●●になりたい!」という夢をもっていましたよね。
おそらく社会人になるまでは、形を変えながらも夢や目標に向かってがんばっている人が大多数でしょう。
それが社会に出て毎日目の前の仕事を必死でこなすうちに、自分がやりたかったことを忘れてしまうということがあります。
あるいは、明確な目標ややりたいことが分からないままなんとなく大人になってしまい、それとなく過ごしてきてしまった、という人もいるでしょう。
やりたいことが分からない人に多いのが、小さい頃から何かと制限をかけられていた人たちです。
親から「これはだめ」「あれはだめ」と細かに禁止されていたりすると、何かをやりたいという興味や好奇心がどんどん薄れていってしまいます。
もしあなたがそういう家庭環境で育ったとしても、まだ諦めないでください。
人間は必ず人それぞれ、好きなことや心地いい環境、気持ちが満たされる瞬間があります。
今はやりたいことが分からなくても、それは「やりたい」という気持ちに蓋をされているような状態。
その蓋をこじあけて、せっかく与えられた人生ですから、自分が本当にやりたいことをして幸せになりませんか?
自分が本当にやりたいことは、自分にしか分かりません。
自分のことなのに分からない…という人も多いと思いますが、大丈夫です。
とっても簡単な方法で、自分が本当にやりたいことを見つけることができるんです。
この記事を読んで実行していただけえば、少なくとも自分が本当にやりたいことのヒントが見つかるはずです。
人生は限られたものであることを知ろう
まずは、人生は限られたもの、つまり有限であることを意識しましょう。
今までなんとなく過ぎていった日々はもう二度と帰ってきませんし、あなたが死ぬまであと何年あるのか誰にも分かりません。
今あなたが30歳だとしたら、日本女性の平均寿命は87歳と言われていますからあと57年あります。
しかしもちろんあと57年生きられる保証もありませんし、もしかしたら明日死んでしまう可能性だってあるのです。
57年という時間はとても長く感じるかもしれませんが、今までの人生があっという間だったようにこれからもあっという間に過ぎていきます。
大切な人と過ごす時間は限られていて、あなたがこれから生きていく人生も限られています。
それを実感できたとき、自分が本当にやりたいことを真剣に探すことができるはずです。
自分の人生は限られたものであるということを意識して、残された人生で何をしたいのか考えてみましょう。
10年後、どんな自分になりたいかイメージしよう
残された人生で何をしたいかと言われても、テーマが広すぎて何も思い浮かばないという人もいますよね。
そんなときは、まずは10年後の自分はどんな風になっていたいかイメージしましょう。
10年後が難しければ5年後でも構いません。
どんなことでもいいので、
- どんな仕事をしていたいか
- 家族はどうなっているか
- 収入や貯金はどれくらいあるか
などを具体的にイメージしてみましょう。
やりたいことを見つけるには、最初に「なりたい自分」をイメージするのが鉄則です。
何をしたらいいか分からず、とりあえず資格をとってみたりTOEICを受けてみたりする人はとても多いのですが、それがやりたいことでなければそれこそ人生を浪費していることにもなりかねません。
もちろんやりたいことを探すためにいろいろなことにチャレンジするのはとても大切なことですが、何も考えずに「とりあえず」で動くのは非常にもったいないことです。
少しでも方向性を決め、やりたいことに近いことから動いていきましょう。
頭で考えていてもまとまらないときは紙に書き出すのがおすすめです。
最初からうまく書こうとするのではなく、
- 自分は何をしているときが楽しいのか
- どんな環境にいると落ち着くのか
- 反対に、どんなことが嫌なのか
- 仕事で楽しいとき、嫌なときはどんなときか
を書き出していきましょう。
特に子どものときに好きだったことは、本来の自分がやりたいことに非常に近い可能性があるのでよく思い出してみてください。
親や友達に聞いてみるのも、意外な発見があるかもしれません。
なりたい自分を考えるときに特に注意していただきたいのが、あくまでも「自分がなりたい自分」をイメージすることです。
社会の中で生きていると、他人が期待する自分を演じてしまうことってありませんか?
会社以外や、もっと身近な家族に対してもそうです。
たとえば、「早く子どもを生んだほうが親が喜びそうだ」「子育てが一段落したら、社会復帰してほしいと夫は思っているはず」といった具合に、相手ありきで考えるのはやめましょう。
それがあなたが本当に望んでいることならもちろんいいのですが、他人のことは一切考えずに、自分のことだけを考えてみてください。
それは悪いことでもなんでもありません。
あなたの人生を作れるのはあなたしかいないのです。
なりたい自分がイメージできたら、あとはそれを叶えるためにするべきことをピックアップして実行すればいいだけです。
いきなり壮大なことにチャレンジする必要はありません。
今すぐできる簡単なことから始めていけばいいのです。
たとえば「海外で料理教室を開きたい」という夢に決まった場合、まずは英語を話せるようになるために英会話教室に通おう。
英会話教室といってもどこがいいか分からないから、有名な教室5つの資料を取り寄せてみよう。
といった感じに、今すぐできそうなことにまでブレイクダウンして実行するのがポイントです。
焦らず、がんばりすぎないことも大事
やりたいことが見つからないと、どうしても焦ってしまうことがあります。
SNSで友人の近況を見ては、「あの子はこんなに頑張っている」「自分のやりたいことをやっていていいな」と思ってしまうこともありますよね。
だからといって焦る必要はありません。
あなたはあなたのペースで、やりたいことを見つければいいんです。
やりたいことを見つけたり、なりたい自分をイメージするのには精神的な余裕が必要です。
焦っていたり日々の仕事などに追われているとなかなかやりたいことは見つけられません。
なるべく意識して、自分一人の時間やゆっくり考える時間をとるようにしましょう。
- 自分自身を大切にする
- 大切な人との時間を作る
- 仕事に没頭しすぎない
- やったことないことにもどんどんチャレンジする
- 自己投資はおしみなく
こういったことを意識すれば、自然となりたい自分に近づけるはずです。
まとめ
いかがでしたか?
やりたいことの見つけ方をご紹介しました。
結局のところ、自分のやりたいことは自分で見つけるしかありません。
あなたの人生はあなたのものでしかないからです。
もう●●歳だから…と諦めたような言い方をする人がたまにいますが、それは本当にもったいないことです。
諦めてしまっては、この先何も生まれません。
今日が人生で一番若い日ですから、残された人生が今よりもっと充実したものになるように、今日から一歩踏み出してみてくださいね。
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。