私の人生これでいいのかな…
やりたいことが分からなくなってしまった…
そんな風に、「今人生に迷っているな」と感じていませんか?
人生に迷ってしまうと何をすればいいのか分からなくなってしまい、なんのやる気も起きず途方に暮れてしまいますよね。
でも実は、人生に迷った時こそチャンスだというのはご存知でしたか?
今回は、人生に迷ってしまったあなたが「今はチャンスの時なんだ!」と思えるようなアドバイスをお届けします。
Contents
人生に迷った時こそチャンス!?
人生に迷っているなんて到底いいこととは思えませんよね。
人生に迷っているということは、あなたはおそらく次の2つのどちらかの状況ではないでしょうか?
1.目の前に二つ以上の選択肢があり、どれにすればいいか分からない
2.そもそもの目的ややりたいことを見失ってしまい、何をすればいいか選択肢さえ分からない
迷ってしまったとき、何も選べないとき、分からないとき。
人はそんな時とてもネガティブになってしまいますし、何もできなくなってしまいます。
そんな人生に迷った時がチャンスとは一体どういうことなのでしょうか?
その秘密は脳の仕組みにありました。
人間には現状を維持しようとする本能があります。
太古の昔、食べられるか分からないものを食べて死んでいった人、行ったことのない場所へ行って帰ってこなかった人など、新しいことに挑戦しようとした人はたくさん犠牲になってきました。
人間は本能的に、現状を維持するのが最も長く生き残れる方法だと刷り込まれているため新しいことに挑戦しようとするとためらいを感じたり、何か理由をつけて後回しにしてしまったりします。
たとえば、大人になってから何か習い事を始めようと思ったのに、今は仕事が忙しいから来年にしようと後回しにしてしまうなど。
あなたにも同じような経験はありませんか?
しかし、もちろん現代においては新しいことに挑戦して命を落とすなんていうことはありません。
お話してきたように、脳は現状維持をのぞむのにそれに違和感を感じたということは、今あなたがステップアップするチャンスだということなのです。
他の人はそのまま違和感に目を背け、人生に迷っていることすら気づかないまま、他に選択肢があるということすら知らないまま人生を終えるかもしれません。
しかし違和感に気づいた人こそ、自分が成長する最大のチャンスが回ってきたということなのです。
人生に迷った時の対処法
人生に迷った時がチャンス。
そうは言っても、何も行動を起こさなければもちろん何も変わりません。
次からは人生に迷った時に何からすればいいかをお話していきます。
1.将来を具体的にイメージする
今あなたはきっと、自分が本当は何をしたいのか、今選ぶべき道はどちらなのか、目の前のことすら分からなくなってしまっていると思います。
そんなときは一旦目の前の状況から目を離し、もっと遠くの未来をイメージしてみてください。
10年後、どんな自分になっていたいのか。
どんな仕事をしていたいのか。
どんな人生を生きていきたいのか。
10年後がイメージしづらければ5年後などもっと身近な未来でも構いません。
このとき大事なのは、今の状況を一切考えず、なんの制約もなかったとしたら何をしたいのか、を具体的にイメージすることです。
こんなことできるわけない…とか、現実的じゃない…というのはこの際考えないようにしましょう。
2.逆算して今すべきことを考える
なりたい自分のイメージや将来が描けたら、それを実現するためには何をしなければならないのかをリストアップしていきましょう。
綺麗に書こうとは思わず、思いついたことを思ったとおりにどんどん書いていきましょう。
それも手書きで書くとより脳が活性化されるのでおすすめです。
たとえば10年後、「好きな仕事をして大好きな故郷で暮らしたい」というイメージがあるなら、その好きな仕事とはたとえばなんなのか、どんな暮らしをしたいのか、もっと自由に掘り下げて書いていきましょう。
そのためには何をしなければならないのか、何が必要なのか、足りないものはなんなのかが少しずつ見えてくるはずです。
3.優先順位をつける
最後に、「2.逆算して今すべきことを考える」で出てきたことに優先順位をつけます。
最も実現したいこと、今すぐできそうなことなど自分の尺度で構わないので、リストに優先順位をつけていきましょう。
そうすることで、今日、今から何ができるのかが見えてきます。
やることが決まれば、あなたはもう「人生に迷っている」という状況からは脱したことになります。
目的や夢に向かってひたすら行動するのみです!
人生に迷った時にしてはいけないこと
上記の手順でなりたい自分をイメージし、やることを洗い出し、何から始めるかを決めるだけで「人生に迷っている状況」から抜け出すことができます。
しかし、その手順の中でやってはいけないことがあります。
それをやってしまうと、いずれまたあなたは自分の人生に迷う時が訪れるでしょう。
自分以外の誰かの意見を優先すること
「なりたい自分」「本当にやりたいこと」などをイメージするとき、自分以外の誰かの意見を優先することはしないでください。
あくまでも「自分がどうしたいか」という基準で考えましょう。
特に厳しい親御さんに育てられた人に多いのですが、親に「あなたにはこれは無理」「あなたはこうあるべき」というのを潜在的に埋め込まれてしまって、自分でも気づかないうちにそれが自分の意見だと思ってしまうことがあります。
その他にも、「子供のためにはこうするべき」「夫(妻)のためにはこうあるべき」など、大切な家族であったとしてもそこに彼らを登場させるべきではありません。
自分自身ととことん向き合い、自分がどうしたいのかを徹底的に考えましょう。
不安や心配事に目をそむける
人生に迷っている時は必ず自分や環境に対する不安や心配事がありますよね。
そうしたことに目をそむけたまま将来なりたい自分だけをイメージしても、その不安要素がなくならない限りまた同じことで悩むことになります。
なりたい自分をイメージする際に、今不安に思っていることも同時にリストアップしてみましょう。
・〇〇がやりたいけれど経験のスキルも足りない
・やりたいことに対して収入が足りない
・年齢的に厳しいのではないか
・周りの人に反対されるかもしれない
など、恐れずにどんどん書き出しましょう。
書くだけでスッキリする場合もありますし、書き出すことで問題点がクリアになり、その問題点の対処法を考えながら将来をイメージすることもできます。
まとめ
いかがでしたか?
・人生に迷った時こそチャンス
・人生に迷った時の具体的なアクション
・人生に迷った時の注意点
をお伝えしました。
人生に迷っている真っ最中であるあなたに、少しでも役に立ったならうれしいです。
最後に、人生に迷っているあなたへのエールとしてこんな名言をお届けします。
どこかに辿りつきたいと欲するならば、今いるところに留まらないことを決心しなければならない。
─ジョン・モルガン─
迷った時、立ち止まるのは簡単ですし時には立ち止まって考えることも重要です。
しかしあなたにはきっと「本当にやりたいこと」があるはず。
一度きりの人生、本当にやりたいことをやりたいと思いませんか?
そこに辿り着くためにも、今いる場所から一歩踏み出して、夢に近づくためのアクションを起こしてみてくださいね。
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。