学校や職場、家族、プライベート、ネット上に至るまで、生きている限り必ずついてまわる人間関係問題。
あなたの今の人間関係は順調ですか?
きっとこの記事にたどり着いたということは、何かしら人間関係において悩みを抱えていますよね。
この記事では、苦しい人間関係から抜け出し、あなたの本当の居場所を見つけ出すためのヒントをご紹介していきます。
Contents
苦しい人間関係からは何も生まれない
あなたは今、苦しい人間関係に悩み、耐える毎日を送っていますよね。
たとえば、会社で嫌な上司や同僚がいる。
でも会社でうまくやっていくためには自分の心を押し殺して耐え、その対価としてお給料をもらい生活していく…。
あるいはこんな人もいます。
普段からよく遊ぶ友達のことが本当は好きではない。
でもその友達と縁を切ったら、友達がいなくなるのではないかと思って仕方なく付き合っている…。
このように、苦しくてもその人間関係を続ける裏には、失いたくないもの(例の場合はお給料や友達)があるからですよね。
人間、今まで当たり前に持っていたものを手放すのは怖いものです。
しかし、はっきり言って苦しい人間関係からは何も生まれません。
あなたの心が消耗していくだけです。
反対にすばらしい人間関係は、私たちの人生にあらゆるものを与えてくれます。
信頼、安定、安心感、幸福感、新しいアイデア、素敵な人の新しい出会いなど…。
あなたがこのようないい人間関係を手に入れるには、以下の2つしか方法はありません。
・その人間関係を苦しいものから良好なものに変える努力をする
・その人間関係から抜け出す
詳しい方法については下記の「苦しい人間関係から抜け出す方法」でご紹介していきます。
苦しい人間関係に陥りがちな人の特徴
人間で苦しみやすい人にはある特徴があります。
それを自ら認識し改善することで、今の苦しさから少し抜け出せるかもしれません。
早速チェックしてみましょう。
・自分の気持ちを抑えてしまう
何か言いたいことがあるとき、素直にそれを言い出せない人です。
こういう人はとても優しい人に多く、周りに気を遣いすぎる傾向にあります。
たとえば「先に帰るね」「私は違うと思う」など、周りと違う意見を言ったり自己主張するのが苦手です。
自己主張を抑えてしまうと、周りからは「なんでも言うことを聞く人」「文句を言わない人」「話を聞いてくれる人」として認識され、ストレスのはけ口にされてしまうことから、苦しい人間関係に陥りやすいと言えます。
・ネガティブ思考
物事の悪い側面ばかり見てしまう人です。
たとえばダイエットに効果のあるサプリメントの宣伝文句に「70%の人に効果がありました」と書いてあったとしたら、「私は残りの30%に入るんじゃないか」と考えてしまうような人のことです。
こういう人は、本当は悪いことなど起きていないのに物事をなんでも悪い方へ考えてしまうので、人間関係にも苦しみやすいです。
・見栄っ張り
自分をよく見せようと無理をしている人です。
誰でも他人からはよく見られたいと思うものですし、少なからず他人の評価が気になります。
しかしその傾向が強すぎると本当の自分からどんどんかけ離れ、精神的に疲れてきます。
さらにこういう人たちは「他人の目が気になる」「他人に評価されたい」という気持ちが人一倍強いので、いつしか他人のためだけに生きる人生になってしまうのです。
いかがですか?
あなたにも当てはまる部分が少しはあったのではないでしょうか。
次の章からは、実際に苦しい人間関係から抜け出すための方法をご紹介していきます。
苦しい人間関係から抜け出す方法
それでは早速、苦しい人間関係から抜け出す方法についてヒントをご紹介していきます。
上記でも述べた通り、苦しい人間関係から抜け出すには以下の2つの方法しかありません。
・その人間関係を苦しいものから良好なものに変える努力をする
・その人間関係から抜け出す
一つずつ詳しくみていきましょう。
1.人間関係を苦しいものから良好なものに変える
「今の人間関係が苦しいなら、人間関係が良くなるように努力しましょう!」と言われても、簡単にそんなことができたら苦労しないよ…と思うかもしれません。
相手を変えることはできないので、まずは自分から変わってみましょう。
ケース1)
いつも理不尽なことで怒ってくる上司には…
→申し訳ございません、でも、教えていただきありがとございます!(上司)さんのおかげでいつも助かってます!これからもいろいろ教えてください!
★いつも怒っている人、イライラしている人は、あなたをコントロールしようとしています。
自分の思い通りにいかないことで怒っているので、「あなたに感謝しています」と暗に伝えることで相手の承認欲求を満たします。
こういうやり取りを数回続けると、たいての場合は態度が軟化し、あなたに一目置くようになっていきます。
ケース2)
陰口や悪口ばかり言う同僚には…
→(陰口や悪口には同調せず)大変でしたね。でも○○さんみたいに周りをよく見てる人がいるおかげで、みんな円滑に仕事ができているんですね!
★他人の悪口を言う人は、自分に自信がなく誰かを下にして自分が優位に立ちたいという願望があります。
悪口に同調してしまうと、ますます悪口がヒートアップしますし、周りからはあなたも悪口を言う人と思われてしまうので注意です。
同調するのではなく、「大変でしたね」と相手をねぎらい、相手のことを認めてあげましょう。
みんなあなたのことを必要としているんです、自信をもって!というメッセージを相手に理解してもらえればベストです。
このように、難しいと思える相手でもあなたの方から歩み寄り、「あなたのことを大切だと考えています」という態度をとることで、その相手との関係を良好にすることができます。
2.その人間関係から抜け出す
上に紹介したようなものは、あくまでもまだ症状が軽いケースにしか通用しません。
こちらがどう努力してもまったく変わらない人もいます。
そんなときは無理してその人間関係を続けるのは無駄でしかありません。
あなたの大切な人生をそんな人たちのために費やすのは今すぐやめましょう。
・部署異動を申し出る
・会社を辞める
・相手にしない
・連絡がきても無視
などが具体的な方法になります。
会社を辞めたり、相手にしない、縁を切るなどの方法はとてもリスクが大きく難しく感じるかもしれません。
しかし、ずるずるとその人間関係を続けて消耗するよりは、新しい環境で新しい人間関係を築く方がよっぽど有意義です。
新しいものを手に入れたいなら、何かを捨てなければいけないというのが世の常。
捨てるときは勇気がいりますが、案外「もっと早く捨てておけばよかった」と思うものです。
まとめ
いかがでしたか?
苦しい人間関係に陥りやすい人の特徴や、苦しい人間関係から抜け出す具体的な方法をご紹介しました。
本文中にも書いた通り、苦しい人間関係からは何も生まれません。
自分で対処できる範囲であれば、逃げるのではなくどんどん対処していきましょう。
人間関係はどこにいってもついて回る問題なので、対応力のスキルを上げていって損はありませんし、良好な人間関係を築けるようになります。
しかし、どうにも対処できずに心身ともに疲れ果ててしまっては元も子もありませんから、そのときは思い切ってその人間関係から抜け出すという選択をしましょう。
あなたが苦しい人間関係から抜け出せるのを応援しています。
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。