職場や友人関係など、女性同士の人間関係で悩む人は多いもの。
なぜ、女性の人間関係はトラブルになりやすいのでしょうか?
今回は、女性ならではの人間関係のトラブルについて、原因や対処法に迫ります。
Contents
女性の人間関係で起こりやすいトラブル
知り合いや同僚の悪口
女性同士の人間関係で起こりやすいトラブルの代表格として挙げられるのが悪口です。
男性ももちろん悪口を言うことはありますが、一般的に男性よりも言語能力に長けているとされる女性では、量が多くなり内容も複雑になる傾向があります。
また、女性は男性よりもおしゃべりを中心に友人関係を築くことが好きなため、ランチや勤務の終了後に知り合いの悪口で盛り上がることがよくあるのです。
例え、盛り上がっているグループに悪気はなくコミュニケーションの1つだと思っていたとしても、本人の耳に入ってしまえば大きな人間関係のトラブルに発展し兼ねません。
自分と他人との比較
他者と自分との比較に余念がないのも女性の特徴であり人間関係のトラブルの種と言えるでしょう。
女性は男性なら気にかけないようなことでもついつい比較してしまうもの。
一度女子会が始まれば、彼氏がいるいないの比較、彼氏(結婚していれば旦那や子供)の比較、裕福さや仕事のレベル比較など、その内容は多義に渡ります。
太古の昔から家庭を守り親族や村との集団生活を基本としてきた女性は、周りと同じでいることや優れていることを敏感に察知する能力が否応なしに優れてしまったのかもしれません。
上下関係のトラブル
男性社員に言われれば気にかけないことでも、女性の先輩からの一言に深く傷ついたと言う経験のある人は多いでしょう。
異性であれば素直に受け入れられるのに、同性には激しい嫌悪感を抱いてしまうのは男性も同様の特徴かもしれません。
しかし、男性以上に他人の細かなことに気がいく女性は、指摘したりされたりすることも多くなりがちです。
また、男性よりも見た目や言動に敏感なことが多い女性は、後輩の見た目や言葉遣い、態度などに目がいってしまうのも事実です。
女性の人間関係でトラブルになりやすい女性の特徴
タメ口で話しがちな女性
社会人である以上、目上の人やお客様にタメ口で話してしまうと言う人は少ないと思います。
しかし、気をつけなければならないのが自分よりも年下だけど社歴が長いなど、やや複雑な条件が重なるケースです。
「年下ならタメ口でいいや!」と軽く考えてしまうのはトラブルのもとです。
常識的には年下でも、社歴が長い方が先輩。
先輩からタメ口を許可されるまでは、敬語で話すのが好ましいでしょう。
男性社員と女性社員で態度を変える女性
持って生まれた性格や育てられ方が起因しているのでしょうか。
男性と女性とで態度が変わる人が稀に存在します。
男性と話す際に声色がワントーン明るくなったり甘えた声になる、男性へのボディータッチが多くなるなど。
本人はさほど意識していなくても、周囲の女性は敏感に察知している可能性が高いです。
そして多くの場合に「ぶりっ子」などと称されて倦厭されてしまいます。
男性社員から人気のある女性
本人の意思に関わらず、モテる女性というものがいるものです。
男性社員がいる職場であれば、自然とそうした女性はもてはやされます。
男性社員から人気がなかったり、男性とうまく距離感がつかめなかったりする女性の中には、モテる女性を嫌う人も。
モテる要素というのは、本人にはどうすることもできない場合が多く一方的に嫌われてしまい理不尽な思いをすることも珍しくありません。
見た目が派手な女性
男性以上に他人の見た目を気にすることが多いのも女性の特徴です。
髪の色の明るさやスカートの短さなど、男性以上にチェックしているでしょう。
一般的な企業であれば学校のようなルールが設けられていることは少なく、見た目については自分で考えることになります。
女性の同僚とのトラブルを避けたい場合には、会社の暗黙のルールがわかるまでは髪の色は暗めにスカートは長めにしておくのが無難なのかもしれません。
業務以外のコミュニケーションを避ける女性
男子以上に横のつながりを大切にする人が多い女性。
特に、おしゃべりをしながらのコミュニケーションには余念がありません。
女性の多い職場であれば、おしゃべりをしながらのランチタイムなどは、必須のコミュニケーションの場となっていることも珍しくないでしょう。
しかし、一人の時間が好きだったり周りと業務以外のコミュニケーションがとりたくないと感じている人の中には、こうしたランチタイムを苦痛に感じる人も。
「付き合いが悪い!」「私たちが嫌いなわけ?」と誤解をされ、人間関係にストレスを感じることもあるでしょう。
女性同士の人間関係に失敗しない方法
悪口や陰口は言わない
悪口や陰口で盛り上がるのは女性ならではの特徴ではありますが、人間関係に失敗しないためには決して自分から発信してはいけません。
可能であれば、そんな盛り上がり方をするグループからはさっさと足を洗うに限りますが、そうスムーズにいかないことも多いでしょう。
そんな場合は、絶対に同調したり深入りしないようにしましょう。
「ふーん」と受け流して違う話題に変えてしまうくらいの心意気でいるのが人間関係を悪化させないポイントです。
孤立を恐れない
悪口や陰口で盛り上がったり、みんなと一緒が正しいとしている女性グループがあれば、そんなグループからは離れるに限ります。
最初は孤立感を感じるかもしれませんが、業務が円滑に進んでいればそんな気持ちはささっと切り替えて凛としているのが良いでしょう。
どうしてもいずらいのであれば、転職するのも方法です。
本当に良い職場であれば、あなたの凛とした姿勢に気づいた同僚が、心を正して近寄ってきてくれるでしょう。
自分と人を比較しない
他人と自分とを過度に比較をするのも女性ならではの特徴です。
比較したりされたりすると過剰なストレスを感じますし、やりあっている相手との人間関係のトラブルにもなりかねません。
自分が誰かと自分を比較しだしたら、それは心が荒み始めているサイン。
相手との比較に思考を割くのではなく、「今、私はなんで心が荒んでいるのだろう?」と自分自身に目を向けてみてください。
うちに秘めた真の原因を知ることで解決を早めることもできますし、休息や癒しが必要であることも多いでしょう。
プライベートを充実させる
職場の人間関係を整理しているときは、プライベートを意識的に充実させましょう。
仕事を早めに切り上げて家族や恋人との時間を大事にするのもいいですし、趣味の時間を増やすのもいいでしょう。
買い物やエステなどで自分にご褒美をあげるだけでも、人間関係へと向き合う心の余裕が生まれます。
大きな人間関係のトラブルを抱える場合は、周囲だけでなく自分自身の心が荒れている時がほとんど。
少しトラブルから離れて、パワーを充電することで自ずとトラブルも解決の方向へと向かってくれることが多いものです。
女性であることを意識しすぎないことも大切
女性とのトラブルは、相手が女性であることを意識しすぎるあまりに起こることも多々あります。
トラブルになりそうな時「相手が男性だったらどうだろう?」と冷静に考えてみると、大きなストレスを抱えずに済むかもしれません。
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。