仕事の悩み

仕事をクビにならないよう、対策しておくべきを教えます

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あなたは仕事がクビになることを、不安に感じてしまったりしていませんか

たくさんのミスを繰り返してしまったり、思うように成長ができなかったり…。

不甲斐ない気持ちで仕事を続けることは、とても苦しくて辛いことです。

さらに、そんな不安からさらにミスを連発してしまう悪循環に陥ることもあります。

仕事がクビになる不安を抱えながら働くことは、非常にリスクが高いこと

ですが日本では、仕事を簡単にクビになることはありません

その理由や背景なども合わせて解説するので、早速、仕事をクビになる不安を解消するためにも本題に進みましょう!

簡単に仕事をクビになることはありません!

あなたがいくら仕事でミスを繰り返したり、思うように成長ができなくても大丈夫です。

仕事をクビになる不安を抱えながら働くのは、悪循環を生み出してしまいます

なので悪循環に陥らないよう、簡単に仕事をクビにならない根拠を理解してもらいます。

仕事とクビの関係性(1)会社にもリスクがある!

実は、労働契約法という法律があるため、会社は勝手に社員をクビにできません

社員の能力不足やミスなどは、あなただけの責任ではないのです

社員の教育が不十分だと判断されると、会社は損害賠償を請求されるリスクがあります

会社に法律違反のリスクがある以上、簡単に社員をクビにはできないのです。

仕事とクビの関係性(2)クビには2パターンしかない!

仕事をクビになる場合、想定されるのは2種類のパターンしかありません。

その2種類のパターンを解説します。

1.普通解雇

仕事をクビになるケースの1つ目は普通解雇です。

普通解雇は以下のポイントに当てはまるケースが対象となります。

・能力不足
・成績不良
・病気やケガなどの就業不能状態
・経営難による人員調整
・社会性や協調性の欠如

あなたが上記に当てはまる可能性があるなら、普通解雇の可能性はあります。

一般的に仕事をクビになる場合、この「普通解雇」のケースが多いと言えるでしょう。

2.懲戒解雇

仕事をクビになるケースの2つ目は懲戒解雇です。

懲戒解雇は以下のポイントに当てはまるケースが対象となります。

・横領や業務などの不正
・長期無断欠勤
・セクハラやパワハラなどの問題行動
・重要業務の拒否

上記に当てはまる行動が多い場合、懲戒解雇となる可能性があります。

簡単に言えば、普通解雇よりも悪質な行為を行った社員が懲戒解雇になりやすいです

この場合、仕事をクビになる可能性はかなり高いと言えます。

仕事とクビの関係性(3)すぐにクビになることはない!

仮に仕事をクビになるとしても、数日の間に解雇になることはありません

会社が社員をクビにする場合、解雇日の30日前に予告を通達する必要があるからです

もしも会社がこの規則を無視して社員を解雇した場合、会社側が罰則を受けます

そのため、仕事をクビになるとしても、最低30日間は猶予が与えられます

すぐに「明日から仕事がないよ」「今日でクビ」ということはありえません。

もしもそんなことがあれば、会社は規則違反をしているという証拠です。

仕事とクビの関係性(4)損害を出すケースは注意!

仕事をクビになる可能性が最も高いのは、あなたが会社に損害を与えたケースです。

会社に損害を与える行為を故意に行った場合、仕事をクビになる可能性は極めて高いです

ただし、故意に損害を与えたのでない場合は、必ず弁明をしてください

ここでポイントになるのは「故意か否か?」という部分です。

あなたが会社に損害を与えたのが、故意でなければ弁論の余地はあるのです。

仕事とクビの関係性(5)普通解雇・懲戒解雇について

普通解雇懲戒解雇に該当する場合でも、仕事をすぐにクビになることはありません

また、仕事のクビを宣告されても、クビを回避することは当然ながら可能です。

ただし、あまりにもミスが多い場合、降格や減給となる可能性はあります

だからこそ、解雇を心配したり、ミスで悩みを抱えるよりも先を見ること。

・クビにならない為に何をするべきか?
・会社の評価を上げて、仕事を評価されるにはどうするべきか?
・具体的にどんな取り組みをすればクビにならないか?

このように未来を良くするための方法を具体的に考えてください。

思いついた項目をすべて紙に書き出して、取り組みを具体的にすることがポイントです。

仕事とクビの関係性(6)当然、犯罪はクビになります!

犯罪行為は社会的に許されることではありませんので、企業も見逃すことができません。

仮に業務と関係ない私生活での犯罪でも、会社は名誉を損なうリスクがあります。

そのため、犯罪行為があった場合は、仕事をクビになる可能性は高いのです

仕事とクビの関係性(7)会社の経営不振もクビの可能性あり!

会社の経営不振が原因で仕事をクビになってしまうケースもありますが、労働者側に問題があるわけではありません。

会社側に問題があるケースがほとんどなので、労働契約法・基準法が適用されます。

そのため「明日から急に仕事が無い」ということはありません。

ただし、いずれにしても次の仕事を探し出さなければいけないことは確かです。

仕事をクビにならないようにする効果的な対策・対処法!

仕事をクビになる不安を抱えているなら、この項目の内容を正しく理解してください。

そうすれば、クビになるんじゃないかという不安はなくなっていくはずです。

クビを回避する方法(1)仕事のミスを隠すのは絶対にNG

これは仕事をクビになる原因として最も典型的なパターン

仕事でのミスを隠すと、その時は良くてもあとで大きな事態に発展しかねません。

早めに対処すれば少ない損害で済んだのに、ミスを隠したことで大打撃になることも

仕事のミスを隠すことは、会社との信頼関係を壊してしまい、クビに繋がります

ミスは誰でもする仕方がないことなので、経験と思って素直に報告しましょう。

クビを回避する方法(2)仕事での信頼は超重要

先ほど伝えたように、誰だってミスはありますし、ミスは仕方がないことです。

しかし、ミスをきっかけに会社や仕事の信頼を失うこともあるはず。

そんなときに、クビが頭をよぎってしまうものですよね。

だからこそ、ミスの原因を分析して、素直に反省した上で、誠心誠意で謝罪するべき

謝罪の際は問題点を具体的にして、自分で改善方法を考えた上で謝るのがポイントです。

しっかり反省をして、改善に取り組めれば信頼関係は壊れません。

クビを回避する方法(3)仕事場の整理は習慣化しよう

あなたのデスクや職場環境は、毎日整理整頓をして綺麗に保っていますか?

整理整頓がクビに何の関係があるのかと疑問に感じるかもしれません。

しかし、整理整頓は、仕事のミスを減らして集中力を高める効果があると言われています

あなたの上司や同僚で、整理整頓ができている人は仕事で評価を受けていませんか?

心当たりがある人が数名思いつくはずです。

仕事場は常に綺麗に保って、仕事でミスを連発しないように防止しましょう。

仕事のクビを回避する方法(4)仕事の進め方や順番を確認

あなたは仕事をついついマニュアルに沿ってこなしてしまう習慣はありませんか?

マニュアル通りの仕事は、ミスを生まれやすくする原因になりがち

場合によっては、あなたがルーティンにしている仕事の進め方にも問題があるかもしれません。

仕事場では毎日、仕事の優先順位を確認して、大事な仕事から進めましょう

これによりミスは抑えられ、仕事の効率も上がるため、評価にも繋がるでしょう。

クビを回避するためにも、仕事の進め方や優先順位の確認を習慣にしてください

クビを回避する方法(5)タスク・スケジュール管理をする

クビになる人は、タスク管理やスケジュール管理への意識が低いです

最近は便利なタスク・スケジュール管理のツールも増えているので、調べてみましょう。

タスクやスケジュールをツールに任せれば、あなたは仕事に集中できます。

また、精神的なストレスも抑えられて、仕事の効率化に非常に役立ちます。

タスク・スケジュール管理も、クビを回避するための重要な要素といえます。

仕事のクビを回避する方法(6)時間に余裕を持つ習慣を設ける

仕事を期限ギリギリに提出する人は、クビになりやすい傾向があります

期限ギリギリだと仕事を振り返って確認することができなくなってしまいますよね?

それによってミスを繰り返してしまう傾向があるなら、時間は余裕を持ってください。

間違いや修正を確認する時間を設けることまでは、あなたに与えられた仕事です

仕事は期限よりも前に終わらせられるように習慣化して、確認の時間を作りましょう!

クビを回避する方法(7)最悪の場合は転職をする

上記のことをすべて取り入れて実践した上で、仕事に不安を感じるなら、転職もありです

ただし、クビにならないための対処法や対策はすべて実践してくださいね

その上で、クビになる不安を感じ続けた場合のみ、転職を検討しましょう。

環境を変えることが、あなたの気持ちの切り替えになるなら、それもひとつの選択。

ただし、転職先で同じ問題を起こさないように問題点は改善した上で転職しましょう

まとめ


今回は仕事をクビにならないコツ&効果的な対策・対処法をご紹介しました。

クビにならないか不安に感じているなら、この記事の方法を実践してください。

すべて実践した上で、何も変化を感じない場合は転職を検討するのもありです。

ただし、すべて実践をして効果が何も出ないことは恐らくありえません

今回紹介した方法を取り入れたということは、あなたも成長したということ。

その成長したあなた自身が、その時に何を感じるかを尊重するようにしてくださいね。

あなたの仕事をクビになる不安が、少しでも軽減できることを祈っています。

この記事の監修

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文

1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。

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