仕事をしている時、不毛に感じることがある
このまま目標もなくただ仕事を続けていていいのか不安・・・
あなたも、こんな悩みを抱えていませんか?
・毎日同じことを繰り返すことに疑問を抱いている
・目標もないのに働いていると後ろめたい気分になる
・やりたいことや、やるべきことが分からない
以上のように、仕事をするにあたっての目標がないと思った時に読んでみてください。
この記事を読むことで、仕事における目標の意味など基本的なところから、目標を立てる場合にすべきことまで詳しく解説していきます。
Contents
仕事に目標が無いのは悪いこと?目標は必要?
仕事における目標とは
会社から見た場合、仕事をするにあたっての目標とは成果のことです。
ノルマをこなすことや、1日にやるべき仕事が決まっていて、業務時間内にその仕事を片付けることも目標です。
また、「自分の力でこの会社を大きくするぞ!」「この会社でのし上がってやるぞ!」といった、大きめの野心のようなものも仕事をする際の目標と呼べます。
この2つの違いは、会社から与えられる目標か、自分で設定した目標かという違いです。
ですが、きっとあなたが今悩んでいるのは自分で目標を設定できないことではないでしょうか?
仕事で目標を設定することのメリット
ここでは、目標設定のメリットをまずお話していきます。
まず質問です。
自分で目標を設定している方と、していない方ではどちらの方が成果に繋がると思いますか?
答えは、前者でしょう。
なぜなら後者と比べて意欲的に働いているように見えるので、周囲からの協力を得やすくなります。
しかし、目標を設定することにメリットしか無いかというと、答えはNOです。
仕事で目標を設定することのデメリット
自ら目標を設定するということは、その目標に向かって仕事をすることになります。
例えば、「売り上げを多く出して最速で出世する」という目標を立てたとして、そこに向かって毎日働いてみたとしましょう。
この場合は「自分が出世すること」を念頭に置いています。
つまり、自己中ともいえる働き方になりかねません。
そのような人が周りに居たら、協力したいと思いますか?
思いませんよね。
このように、「この人の手伝いをやっても自分に益はないかもしれない」と思わせてしまった場合、おそらく誰も協力してくれないでしょう。
仕事における目標というのは、第一に自分ではなく会社にとって利益になることを念頭に置く必要があります。
そして、会社には自分ひとりでなく仲間がいます。
仲間とともに達成に向けて動くような目標を立てなければ、マイナスの結果を生む」こともあり得ると覚えておきましょう。
仕事における目標の見つけ方
会社としての目標を理解する
まず大事なのは、自分が今働いている会社や組織の持っている目標を理解することです。
その上で、自分の個人的な目標を立てる必要があります。
なぜかというと、会社の目標を無視した個人目標を立てても、それは会社にとってメリットがあるかわからないからです。
前の項目でも説明した通り、自己中な目標になってしまい、会社からするとデメリットになる可能性もあります。
そのため、まずは会社の目標を理解して、それに沿っている前提で個人の仕事の目標を立てるようにしましょう。
個人的な目標を立てる
個人の目標といっても、会社の利益を倍にするなど大きい話ではなく、些細なことで大丈夫です。
・毎日定時に帰る
・1日8時間寝る
・海外旅行に行く
このような個人的な願望で構いません。
順番に見ていきましょう。
毎日定時に帰りたい→仕事を早く切り上げたい→より効率的に仕事をする
というような、小さな目標を達成することを意識して働く、というパターンが1つ。
1日8時間寝たい→帰宅してからすぐ寝るために無駄を省いてみる→家に仕事を持ち帰らないように働いてみる
というような、明確な数字を目標にして、達成できるまでトライ&エラーを繰り返す、というパターンが1つ。
海外旅行に行きたい→給与、賞与を増やしたい、有給も取得したい→社内での評価を上げるように意識して仕事やコミュニケーションに精を出す
というような、純粋に楽しみなご褒美的目標を立てて、そこに到達できるように周囲からの評価をすり合わせていく、というパターンが1つ。
個人的な目標を立ててみることで、このように「目標に到達するためには、仕事でこのように頑張らなければいけない」と仕事に繋がる目標の立て方が理想的です。
欲望から目標へ
個人的な目標というのは、言い換えれば欲望とも言えます。
ただ、「欲望を満たすためには自分一人の頑張りだけでは少しだけ足りない・・・」という高さのハードルを設けましょう。
例えば極端ですが、「ボールペンが欲しい」というのは本当にただの欲望で、「買えばいいじゃん」と言われてしまえばそれまでです。
この場合は、「10万円のボールペンを買う」というように、ギリギリ一人では乗り越えられないくらいの高さにハードルを設定しましょう。
こうすることで、「自由に使えるお金が10万円欲しい」という目標が出来ます。
ここからは先述した海外旅行などのパターンと似たようなやり方で、「現状、10万円をボールペンに費やすような余裕はない」→「何に幾らお金を使っていて、目標達成には幾らお金が必要で、そのためには何をどうすればいいのか」というようなことに思索を巡らせることが出来るようになってきます。
ここまでくればそれはただの個人的な欲望ではなく、「仕事をするにあたっての目標」です。
これが目標の見つけ方ですので、参考にしてみてください。
まとめ
仕事をするにあたっての目標がないことで悩んでいるあなたに向けてお話してきました。
目標がなく悩んでいる時にやっていただきたいのは次の3つです。
・まずは個人的な欲望を書き出す
・欲望を目標にするためにハードルを設定してみる
・1つめの目標を達成したあと、次からはどんどん楽に目標をこなせるようになっていくので、目標はあった方が得で楽である
以上のことを頭の片隅にでも置いておいていただければ、今後の仕事で目標について迷った時の道しるべとなってくれることでしょう。
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。