仕事で挫折するのは、できないビジネスマンの証!恥ずかしいこと!そんな風に感じていませんか?
しかし、仕事で挫折はした方がいいしするのは当たり前と考える人もいます。
そして、挫折をした方が長い視点で見た際には大きな成功を収めているケースが多いのです。
今回は、そんな仕事での挫折について、挫折をした時に知っておきたい対処法や思い出したい言葉などをご紹介します。
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仕事での挫折はした方がいい?
「仕事での挫折はした方がいい」だなんて、にわかには信じられない話ですよね?
しかし、歴史を塗り替えるような大成功を収めた著名人は、必ずと言っていいほどキャリア人生で大きな挫折を味わっています。
ここではそんな著名人の仕事での挫折話をご紹介します。
アルベルト・アインシュタイン
まずは、誰もが知る歴史上の偉人アインシュタインです。
その偉業も世界中の誰しもが知るところでしょう。
まさしく、科学の歴史を塗り替えた史上最強クラスの天才ではありますが、なんと小学校の頃には担任の先生から「精神に障害がある」とまで言われていたのです。
さらには「君がいると僕の権威が失われる」とさえ言われ、退学を進められたのだとか。
今の時代では考えられない発言ですが、当時ですらこんなことを担任の先生から言われたら相当傷つくでしょう。
アインシュタインの挫折は幼少期にとどまらず、就職の際にも。
研究職を志してはいたものの、受かったのはスイスの特許局での仕事。
食べるために仕方なくアインシュタインはこの仕事を選びます。
スティーブ・ジョブス
こちらも、近代史を塗り替えた偉人。
アップルの創業者であり、現在では誰しもが片時も手放すことのできない生活必需品である“スマホ”を発明した人物です。
どの角度から見ても天才であるわけですが、そんな彼も若かりし頃からアップルで会長職に就いた後でさえ、数々の挫折を味わっています。
1985年には創業者でありながら、アップル社から事実上の解雇をされています。
この出来事は彼の後世の大発明を産んだと言われており、挫折が成功にどれだけ重要かを体現している人物だと言えるでしょう。
カーネル・サンダース
フランチャイズの生みの親であり、世界的なレストランチェーン「フライドチキン」を創業した人物です。
彼の挫折は語り継がれるほど有名。
そもそもフライドチキンの原型となるレストランをオープンしたのが、65歳なのですから驚きを隠せません。
それ以前にもいくつか起業を志しますが、ことごとく挫折。
軌道に乗りかけたレストランは、なんとうつ病を患っている最中にオープンさせました。
そして命がけでオープンさせたレストランが、わずかなうちに火災に見舞われてしまうのです。
これほどの挫折を経験している経営者も少ないでしょう。
それでも諦めることなく、執念とも言える思いでフライドチキンを世界的なレストランチェーンへと成長させたのです。
スティーブンス・ピルバーグ
最後にご紹介するのも、やはり世界的な偉人。
彼の映画のファンは、全世界に広がっています。
彼の挫折は幼少期から始まります。
読み書きを習得する速度が遅くていじめられいたと言うのですから、今の彼の大成功を知る私たちには驚きです。
他にも、映画学科が充実している大学への進学を志すも、入学を3回断られたり、せっかく入学できた大学をわずかな期間で中退してしまったりと、こちらもなかなかの挫折続きの人生。
偉人たちの挫折話を聞いていると、挫折をバネに変えて大きく成功することの必然性が見えてくるようです。
挫折から立ち直るために知っておくべき対処法
では、私たちが仕事で挫折を体験したら、どんな対処法を行えばいいのでしょうか?
事象では、挫折から立ち直るために覚えておきたい対処法をステップでご紹介します。
ステップ1:基本的な生活習慣を大切にする
体と心の健康は、基本的な生活習慣である「食べる・寝る・体を動かす」を徹底することで保たれます。
仕事に挫折すると特に心の健康を保つことが難しくなりますが、基本的な生活習慣を徹底することで自然と健康を取り戻すことができるでしょう。
挫折から立ち直るためには心身の健康が必ず必要となります。
難しいことを考える前に、まずは基本的な生活習慣の見直しを心がけましょう。
ステップ2:挫折した理由を分析する
心身の健康を取り戻すことができたら、冷静になって挫折した理由を分析してみましょう。
先ほどご紹介した通り、仕事での挫折は大きくいくつかの要因に分けることができます。
自分の挫折理由がお金なのか?仕事内容なのか?はたまた職場の人間関係なのか?を知ることで、新たな道を選ぶ際に重要視すべき点が見えてくるでしょう。
ステップ3:自分が真にやりたいこととは?
挫折が成功への大きなカギとなる1つの理由が、挫折を振り返る時に「自分が本当にやりたいこととは?」と自己分析できる点にあるでしょう。
歴史に名を残す偉人たちが、大きな挫折の後にそれを上回る成功を収められたのにも、この点にあると考えられます。
挫折の裏側には必ず自分の思いとは異なる何かが隠れています。
それらを経験することで、平凡な時よりも鮮明に、自分がしたいことを意識することができます。
バネがぎゅっと縮まって、縮まれば縮まるほど高く跳ね上がることができるように、「このままでは嫌だ」と言う気持ちが次なる大きな一歩へと繋がります。
そのため、挫折を味わっている時にこそ「自分が真にやりたいこと」を考え続けるようにしましょう。
また、新たなステージは、全く新たなものでも構わないです。
真に望むことにフォーカスするのが重要だと言えるでしょう。
挫折した時に思い出したい言葉
最後に、挫折した際に勇気を与えてくれる名言集をご紹介します。
これから訪れるかもしれない、仕事での挫折を味わった際に、思い出せるよう心の何処かにしまっておきたいものです。
トーマス・エジソン(発明家)
「私は今までに一度も失敗をしたことがない。電球が光らないと言う発見を、今まで二万回したのだ」
アルバート・アインシュタイン(理論物理学者)
「一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である」
ビルゲーツ(マイクロソフト創業者)
「失敗にどう対処するかで会社が社員の良い発想や才能をどれだけ引き出し、変化に対応していけるかがわかる。どんな会社にも、ミスをして、それを最大限活かしたことのある人が必要だ」
スティーヴン・キング(小説家)
「何事であれ、自分に才能があるとなれば、人は指先に血が滲み、目の球が抜け落ちそうになるまでそのことにのめり込むはずである」
松下幸之助(パナソニック創業者)
「失敗したところでやめるから失敗になる。成功するまで続けたら、それは成功になる」
本田宗一郎(本田技研工業創業者)
「私がやった仕事で本当に成功したものは、全体のわずか1%にすぎない。99%は失敗の連続であった。そして、その実を結んだ1%の成功が現在の私である」
歴史を変えたような偉人は全員と言っていいほど、大きな失敗を味わっていることが名言を読んでいてもわかりますね。
まとめ
今回は、仕事での挫折についてご紹介しました。
一見、ネガティブなイメージを持つ仕事での挫折ですが、ビジネスで成功を収めた多くの人が必ずと言っていいほど挫折を味わっています。
挫折を成功のための必須条件と捉えて、様々な対象法を実践しながら克服したいものです。
最後にご紹介した珠玉の言葉たちも、ぜひ胸に刻んでおいてください。

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。