仕事の悩み

あなたは悪くない!仕事がばかばかしいと感じたらどうする?

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仕事をしていて「ばかばかしい」と思うことってありませんか?

ばかばかしいと感じてしまうことに罪悪感を感じる必要はありません。

しかし、ばかばかしいと思いながら仕事を続けるのは、辛いですよね。

この記事では、仕事がばかばかしいと感じる理由と、対処法を紹介していきます。

仕事へのばかばかしさから抜け出す参考にしてみてください。

仕事がばかばかしいと感じる理由

仕事がばかばかしいと感じる理由

「仕事がばかばかしい」と感じるにはどんな理由があるのか、主なものを挙げていきます。

仕事に変化がない

毎日、毎日、同じスケジュールで同じ作業をこなしていると、人はだんだん惰性で仕事をするようになります。

毎日、同じことの繰り返しで張り合いのないまま、人生の貴重な時間が消費されていくと思うと、仕事をするのがばかばかしいと感じるでしょう。

仕事内容が難しい場合は、「上手くできなかったから次は改善しよう」とか「今日は上手くいった」などと、同じ作業の中で創意工夫がしやすいですが、比較的簡単な作業を毎日繰り返している場合、ばかばかしいという感情が湧きやすいです。

社内政治に疲れた

職場でいいポジションにつくには、ただ仕事で成果を上げるだけではなく“社内政治”が必要な場合があります。

社内政治とは具体的には、どの上司と一番仲良くするか、上司からいかに好かれるかということです。

仕事の成果より、会社でどう振る舞うかを重視する会社も、結構な割合で存在しますので、実際の業務より、社内政治に力を入れた方が出世につながる場合も多いです。

しかし、真面目に業務を頑張っている側からしたら、業務自体は自分より出来ない人がいいポジションにつける会社で働くなんて、ばかばかしいと感じて当然でしょう。

拘束時間が長い

本来、仕事をするとやりたいことをしたり、生活を飾るためのお金が手に入り、人生は豊かになるはずなのに、仕事の拘束時間が長すぎることで、肝心の自分の人生が無いのはばかばかしいですよね。

朝早くから夜遅くまで会社にいて、家では寝るだけという生活は、人間らしい人生とは言えません

そのまま気持ちをごまかして働き続けると、心の健康を失い「生きている意味がない」とまで感じるようになる恐れもあります。

ばかばかしいと思った段階で一度、立ち止まって対応を考えてみてください。

他にやりたいことがある

他にやりたいことがある時、あなたにとって今の仕事は「やりたくない仕事」なのです。

誰だって、やりたくないことにそこまで一生懸命にはなれませんよね。

次第に仕事を惰性でするようになっていき、「この仕事に時間を割いているのがばかばかしい」と感じるようになるでしょう。

努力が報われない

仕事を頑張っても、きちんと評価してくれる会社の体制がない限り、なかなか努力は報われません。

例えば、真面目かつ効率的に仕事に取り組んでいる自分より、ダラダラとサボりながら夜遅くまで仕事をしている社員が、「長く働いているから」という理由で評価された場合、真面目にやっている方が損ですよね。

このような会社では、努力することがばかばかしいと感じてしまうのも仕方ありません。

仕事ができるほど仕事が増える

会社では、仕事が出来る人にばかり仕事が集中しがちです。

仕事が増えた分だけお給料も増えれば良いのですが、増えた仕事の量に対し昇給はほんの少しという場合も珍しくないです。

そうすると、仕事が出来ない人と比べ、仕事が出来る人ほど作業量あたりのお給料は安くなるわけですから、損をします。

仕事が出来る人ほど損をするなんて、ばかばかしいですよね。

仕事がばかばかしいと感じる時の対処法

仕事がばかばかしいと感じる時の対処法

仕事がばかばかしくなってしまったら、どう抜け出したら良いのでしょうか。

対処法をご紹介していきます。

周りに相談する

何がばかばかしいのか、仕事の何が嫌かを友人や同僚、上司など信用できる人に相談してみてください。

良いアドバイスをもらえるかもしれません。

もし、ためになるアドバイスが貰えなくても問題はありません。

自分が人に話すことで、自分の気持ちを自覚し、考えを整理することができる点で、人に相談することはとても重要なのです。

人に話したら精神的にスッキリして、悩みがどうでも良くなったり、ごく些細なことが原因だと気づけたりと、一人で考えるより楽に解決することが多いです。

楽しさを見出す努力をする

日々の仕事の中に、ちょっとした楽しみを見出すことに焦点を当ててください。

出社してから退社まで、1から10まで全てがばかばかしいのでしょうか?

ばかばかしいと思う部分は力を抜いて、自分が楽しいと思えることや成長に繋がると感じていることだけ一生懸命に取り組んでみましょう

もし、ちっとも楽しい部分が見つからず、本当に職場での全ての出来事がばかばかしいのであれば、その職場からは距離を取った方がいいかもしれません。

割り切る

ばかばかしい仕事であっても、仕事自体が将来のあなたの夢や目標に繋がる、または貯めたお金を使う目標があるのであれば、今はグッとこらえて「仕事だから」と割り切りましょう。

やりがい、お金、楽しさ、自分の成長、といった求めるもの全てが揃う仕事につけることは稀です。

何かが欠けていても、欠けている部分は仕事以外の生活で埋めることができます

しかし、仕事に求めるものが何一つない状態、また仕事以外の生活が一切ない状態でその仕事を続けるのは、精神衛生上あまり良くないので、その場合は割り切らずに他の方法を試してみてくださいね。

退職して転職

ばかばかしいと感じている職場に、無理に居続けることはありません。

退職して、転職をするのも解決方法です。

他の会社に入っても同じように「仕事がばかばかしい」と思う状態になっては転職した意味がありませんから、次に入る会社のリサーチはしっかりしてくださいね。

また、転職する際には、自分自身の考え方を整理し、仕事に何を求めるのか、どんな職場がいいのかを明確にしてみてください。

もし、少し金銭的な余裕があるのであれば、在職期間中に転職活動をするのではなく、いったん退職してから落ち着いて転職活動をすると、より冷静に職場選びをすることができます。

退職して独立

今の会社を辞め、フリーランスになるか起業するという方法もあります。

フリーランスで活動する場合、仕事がなければ報酬が得られないリスクはありますが、こなした仕事量やクオリティに対してはその分対価が支払われます。

仕事をやっただけ損、というばかばかしいことは起こりません

また、「会社のこんなところがばからしい」「こんなシステムは変だ」という思いが強い人が起業すれば、社員が働きやすい企業を作ることが出来るでしょう。

仕事に対し「ばかばかしい」と感じる自分は悪くない

仕事に対し「ばかばかしい」と感じる自分は悪くない

「仕事がばかばかしい」と感じる時、その原因はあなたの感じ方にあるかもしれませんし、経営者や周りの社員側にあるかもしれません。

どちらが悪いというわけではなく、会社とあなたの相性が合わないだけかもしれません。

どちらにせよ「ばかばかしい」と感じることは、合わない環境を変え、今の自分よりいい状態になる良いきっかけです。

ばかばかしいと感じるあなたは、悪くないのです

自分を責めたり会社側を責め続けたりしても、あなたにとってプラスはあまりありませんから、「ばかばかしい」と感じる状況を早く抜け出すことを考えてみましょう。

まとめ

まとめ

「仕事がばかばかしい」と感じる主な原因は、仕事内容、会社のシステム、あなたに他にやりたいことがあるなどが挙げられます。

「仕事がばかばかしい」という状況を抜け出すには、仕事だと割り切って今の仕事に楽しみを見出すか、環境を他の場所に移して自分がばかばかしいと思わない働き方をすることなどの方法があります。

まず、自分の考えを整理するためにも周りの人に自分の今の状態を話し相談してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文

1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。

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