今の仕事が好きになれないと悩んでいる人は、仕事が好き!といえる人が羨ましいな、と思うかもしれません。
では仕事が好きな人は、なぜ好きだと感じることができるのか、その理由を紐解いていけば、仕事を好きになるヒントが見つかるのではないでしょうか。
そこで今回は、仕事が好きな人の特徴をあげながら、仕事を好きになるための方法をご紹介します。
少しでもポジティブに考えるための参考にしてください。
Contents
何でそんなに楽しいの?仕事が好きな人の特徴
仕事が好きになれないと悩んでいる人から見ると、なんであの人はあんなに仕事が楽しそうなんだろう?と思う人がいます。
仕事が好きな人には、このような特徴があるのです。
自分の性に合う仕事をしている
どんなことにも、向き、不向きがあります。
やはり、自分に向いている仕事をしている方が楽しいですし、成果も出しやすいので、達成感を感じやすいでしょう。
今の仕事は性に合っているか?自分に向いているのか?と冷静に自己分析をする力があるので、好きでもない、得意でもない仕事で悶々とすることはありません。
なんでも前向きに考える
仕事は楽しいことばかりではありません。
嫌なことだってたくさんあるし、頑張っても失敗することだってあります。
しかし、仕事を楽しんでいる人は、どんなこともポジティブに捉えます。
失敗も人生のうち、どうすればこの困難を乗り越えられるか、より良い仕事ができるのか。そんなことを常に考えています。
たとえ嫌なことがあったとしても、その現実を正面から受け止めて、改善することを楽しんでいるのです。
チャレンジすることを楽しんでいる
人にはそれぞれ能力がありますから、頑張っても今の能力では困難なこともあるでしょう。
しかし現状維持のままでは、できる仕事にも限りがあります。
仕事が好きな人は、もう一段階上にいくにはどうするか、もっと大きな目標を達成するにはどうすればいいかということを考え、常にチャレンジ精神を持って仕事に取り組んでいます。
新しいことや不得意なことにチャレンジするのはストレスを感じることもありますが、そのチャレンジ自体を楽しんでしまうのが、仕事が好きな人の特徴です。
自分が立てた目標を一つずつクリアしていくことが、仕事のやりがいにつながるのです。
成長することを楽しんでいる
人は、大人になってからでも十分成長できます。
仕事が好きな人はそのことを知っているので、働くことを通じて自分がどう成長できるのかということも考えています。
少しくらい大変なことがあっても、それを乗り越えた先にある自分の成長を思い描くことができるので、少々のことではへこたれません。
人と自分を比べない
自分と同じくらいの年齢なのに、仕事が抜群にできる人がいると、少し気持ちが萎えてしまうこともあるでしょう。
しかし、仕事が好きな人は、人は人、自分は自分ときっちり分けて考えることができます。
元々の能力も違い、バックボーンも違う他人と自分を比較して落ち込むことに意味がないということを知っているからです。
人と自分を比べて落ち込んでも、何のプラスにもなりません。
それなら自分の現状を把握して、できる人からいいところをたくさん盗んでやる!と思うくらいの貪欲さが必要です。
好きになった方が得。仕事を好きになる方法
仕事が嫌いだと思って働くよりは、好きだなと思って働く方が得です。
少しでも気分良く仕事ができるよう、仕事を好きになる方法をご紹介します。
今、目の前にある仕事に全身全霊で取り組む
今やっている仕事が好きかどうかは、実はあまり問題ではありません。
好きになろうとするのではなく、気づいたら好きになっていた、という状況を作るのが理想です。
それには、今、目の前にある仕事に必死で取り組むこと。
他には何も考えられないというくらい、集中して仕事をすることです。
会社の仕事なんて、普通にやっていたら面白いはずがないのです。
だから、最初から好きでなくても大丈夫。
むしろ、最初からその仕事が好きだったという人の方が少ないので、そんなことは気にしないでください。
目の前にある仕事を一生懸命やっていると、成果が上がるようになります。
人は、成果が出ればやっぱり嬉しいもので、もっと上を目指したくなります。どんどんやりたくなるのです。
諦めずに努力を継続してください。
そうやってやり続けていると、いつの間にかその仕事が好きになってきます。
夢中になれる仕組みを自分で作る
仕事がつまらないのは、手順ややり方の問題もあるかもしれません。
それならば、自分なりに楽しくなる工夫をしてみましょう。
仕事にゲーム感覚を取り入れてみるのもおすすめです。
ゲームは1面クリアするごとにご褒美がもらえたりします。
そんな風に、「この仕事を終えたら○○を買おう」など、自分にご褒美を設定するなどして、楽しむ仕掛けを考えてみましょう。
人に押し付けられたことを、義務感からやるから楽しくないのです。
自分の仕事のやり方くらい自分で決めて、自主的に動くことで、仕事が楽しくなります。
苦手なことは人に任せる
どんなに仕事ができる人でも、苦手なことはあるもので、苦手なことばかりやっていると仕事がだんだん楽しくなくなっていきます。
ですから、自分が苦手なことは、遠慮なく得意な人に任せるようにしましょう。
そして、自分が受け持っている仕事の中で、得意な分野の割合を増やしていくと、仕事の成果も上がりやすく、楽しくなっていきます。
得意なことならやっていてもストレスを感じにくいですから、仕事が好きだなと思えるようになっていくでしょう。
自分の成長に繋がると考える
そうはいっても、なんでも人任せにできるわけではないので、時には思い切り不得意な仕事が降ってくることもあります。
そんな時は、これをクリアできたら自分は大きく成長できる!と考えるようにしてください。
困難を乗り越えるごとにひとまわり大きくなれるなら、チャレンジすることも楽しくなっていくはずです。
仕事は好きじゃないとダメ?好きじゃない私はやる気がないのか
色々頑張ってみたけれど、仕事がどうしても好きになれないということもあると思います。
そんな時は、少し考え方を変えてみましょう。
会社が嫌いなだけかもしれない
「仕事」が嫌いなのではなく、今いる「会社」が嫌いなだけかもしれません。
それならば、職場を変えることで、楽しく仕事ができるようになる可能性はあります。
やっている仕事にやりがいが感じられないのか、それとも職場の人間関係や評価制度など、会社の仕組みが嫌なのか、よく考えてみてください。
好きなことに出会っていない
仕事が好きだと感じられないのは、自分が何が好きなのかがわかっていないから、ということも考えられます。
まだ好きなことに出会っていないため、仕事も好きだと思えないのかもしれません。
とりあえず、今の会社の中で、選り好みはしないで色々な仕事にチャレンジしてみることをおすすめします。
あれこれやっているうちに、「これが好きかもしれない」と思う仕事に出会える可能性が高まります。
無理に仕事を好きにならなくてもいい
仕事は好きな方が楽しいかもしれませんが、だからといって必ずしも仕事を好きにならなければいけないかというと、そんなことはありません。
仕事とは生き方の一つですから、どう感じるかもその人次第。
無理して好きになる必要はないのです。
趣味や好きなことのために働くと割り切ってもいい
別に、仕事が人生の全てではありません。
仕事はお金を稼ぐ手段と割り切って、趣味につぎ込むお金を稼ぐんだ!と思って頑張るのもいいし、家族のために稼ぐという考え方でもいいと思います。
仕事以外に楽しいことがあって、そのために使うお金を稼ぐのだと思えば、案外ストレスなくやっていけるものです。
仕事は好きでないといけないとか、やりがいがないといけないという思い込みにとらわれてしまうと、それが逆にストレスになってしまいます。
そんなストレスを感じるくらいなら、仕事はお金と割り切って淡々とこなしていけば良いのではないでしょうか。
まとめ
仕事は好きなことばかりではありません。嫌なこともたくさんあります。
しかし、それも捉え方次第ですし、「好き」の割合を増やしていく工夫はできます。
毎日を楽しく過ごすためにも、どうすれば仕事を楽しめるか、自分なりの工夫をしてポジティブに考える癖をつけてみてください。
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。