仕事で自信が持てないと悩んでいませんか?
大丈夫、自信がないのはあなただけではないですし、自信が持てない理由がわかれば、再び自信を取り戻すことができます。
自信のある人を見ると羨ましいなと思うかもしれませんが、人と比べない、自分が今できることをやるということに集中することで、自信をつけていきましょう。
自信がないとお悩みの方へ、自信が持てるようになるための6つの方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
仕事で自信が持てないのはなぜ?
今の仕事に自信が持てない。そう思ってしまうのはなぜでしょうか。
自身をも取り戻すために、まずは自信が持てなくなってしまった理由を考えてみましょう。
人と比べてばかりいるから
あの人はどうして仕事もできて人間関係もうまくいってるんだろう。それにひきかえ私は…。
そんな風に、他人と自分を比べて落ち込むことはありませんか?
一度比べ始めるとキリがなくて、他人のいいところばかりが目につくようになります。
そして自分のできないところばかり見てしまい、どんどん落ち込んでいってしまうのです。
仕事をする上で、少なからず数字で評価されてしまう部分はあります。
営業成績などは確かにはっきり差が出てしまうところではありますが、仕事はそれだけで評価できるものではないですよね。
しかし、他人との差にばかり目がいっている時にはそんな冷静な見方はできないもの。
自分の劣っている部分だけを見てしまい、自信を失ってしまいます。
無理をしすぎているから
人にはそれぞれキャパシティというものがあり、今できることとできないことがあります。
人は仕事を通して経験を積んでいくことにより、自分の器を大きくしていくものです。
今の自分の能力以上のことをやろうとしてもできないことはたくさんあります。
理想はさておき、できない目標を立ててしまうと頑張っても達成できず、できない自分に自信を失っていくのです。
周囲の評価=自分の価値だと思っているから
人の価値観はそれぞれ違います。
どんなに頑張っても、あなたを評価してくれる人もいれば、そうでない人もいるのです。
たまたま今あなたの周りにあなたを評価してくれる人がいなかったとしても、それがあなたの価値とイコールになるわけではありません。
しかし頑張っているのに評価されないことが続いていると、やはり自分は仕事ができないのだろうかと落ち込んでしまい、自信を失っていくのです。
大きなミスがトラウマになっている
何か仕事で大きなミスをすると、それがきっかけで自信を失ってしまうことがあります。
仕事のミスなんて誰でもするものですし、他人のミスならば許すことができるかもしれません。
しかし自分がしてしまったことはトラウマになり、また同じミスを繰り返すのではないだろうかと不安になってしまうことがあります。
その不安が拭えないと自信が持てず、新しいことに取り組む勇気も出てこないでしょう。
仕事で自信ない時はこの6つの方法を試すと解決する!
それでは仕事で自信を持てるようにするためにはどうすればいいか、具体的な方法をご紹介します。
すぐにはできないかもしれませんが、焦らずに、一つずつ自分のペースで取り組んでみてください。
体調管理をしっかりする
体調管理というのは仕事をする上でみなさんが思っているよりもずっと大事な要素であり、体調を整えるだけでもうまくいかなかった仕事がサクサクできるようになることもあるのです。
睡眠不足で疲労が解消できていなかったり、食事が不規則で栄養がしっかり取れていなかったりすると、つまらないことでミスをしてしまいがちです。
そうすると、どうしてこんなことでミスばっかりするんだろうとさらに自信がなくなってしまいますので、疲れているときには体調を整えることがとても大切です。
まずはしっかり眠る。仕事で遅くなることもあると思いますが、なるべくその日のうちには寝るようにして、6〜7時間の睡眠時間を確保しましょう。
今の自分を肯定すること
自信は急に持てるものではありませんが、できない自分を否定し続けているだけでは先に進めません。
どんな自分でもかけがえのない自分であり、どんなに自信が持てなくても、今の自分を肯定し、ここからスタートするしかないのです。
自分を大事にできなければ、仕事で成果があげられるようになっても、このままじゃダメだと自分を認めることができません。
ですからいいところもそうでないところもすべて受け入れ、肯定する。
仕事で一つや二つミスをしたくらいで、自分を否定しないようにしてください。
自分にできることとできないことを区別すること
人には得意不得意があります。
頑張ってもできないことがあるのです。
そこをきちんと区別しなくてはいけません。
できないことをいくら頑張っても、それが得意な人と同じようにできるようにはならないので、それならば自分が得意な分野で能力を伸ばす方が良いでしょう。
これは、頑張らなくていいということではなくて、自分の適性や能力を正確に把握するということです。
向いていないことに労力を使うのではなく、できることから頑張っていけば成果が出やすく、自信につながります。
例えば直接仕事に関わることでなくても良くて、誰よりも元気に笑顔で挨拶してみようなど今すぐできることでいいのです。
とにかくできることからやってみる。それが自信につながります。
小さな目標をコツコツと達成していく
目標を立てるときにそれが大きすぎると挫折してしまいがちです。
いきなり「営業成績でトップを取ろう!」など、達成に時間がかかるであろう目標を立てるのではなく、成功体験を積み重ねるための目標を設定しましょう。
- 今月は先月よりも1件多く契約を取れるようにしよう
- お客様に「ありがとう」と言ってもらえる仕事をしよう
- 3日かかっている仕事を2日で終わらせられるようにしてみよう
など、できそうなことをたくさん書き出してみてください。
それを1つ1つこなしていきましょう。
1つできたら「済」をつけていくと達成感がありますね!
比較するのは他人ではなく過去の自分
もう他人と自分を比べるのはやめましょう。比べるなら過去の自分です。
他人と自分を比べても意味がありません。
昔と比べてできるようになっていることがあればそれでいいではありませんか。
ちょっとしたことでもいいのです。
できるようになったことがあるのなら、「できた!」と自信を持ってください。
できないことに目を向けるのではなくできたことに目を向けて、これまで一つずつ積み重ねてきたことに自信を持つようにしてください。
尊敬できる上司、先輩に聞いてみる
仕事ができる上司や先輩でも、仕事でミスをしたり、思うような結果が出せずに伸び悩んでいた時期があるものです。
そんな時どうやって克服してきたか、体験談を聞いてみるというのもいいでしょう。
いろいろな人の体験を聞くことで参考になることもありますし、みんな苦労しながら今の地位を築いているんだなと思えば、少しずつ自信が湧いてくるのではないでしょうか。
仕事に自信がないのはあなただけではない!
自信がなくなってしまうことは誰にでもあることです。
大丈夫です、あなただけではありません。
この先も様々な試練がやってくると思いますが、その度に自信をなくしていたのでは仕事が続けられなくなってしまいます。
でも心はいくらでも強くしていくことができます。
とにかく行動を積み重ねよう
自信がないと感じている時、停滞したままだとどんどん自信を失っていきます。
ですから、行動しましょう。チャレンジしましょう。
できるかどうかわからない、できないかもしれないと不安になるかもしれませんが、何もしないままで自信が取り戻せるわけではありません。
初めての仕事がうまくいくかやってみなければわからないですし、うまくいってもいかなくても学ぶことはたくさんあります。
案ずるより産むが易しです。悩む暇がないほどに行動してみましょう。
自信は後からついてきます。
苦手なことは人の何倍も努力するしかない
やってみて、「やっぱり苦手だな」と思うこともたくさんあるでしょう。
それでも仕事だから、やらないといけないことがありますよね。
- 営業トークが苦手
- プレゼンが苦手
- 見やすい資料作りが苦手
いろいろな苦手があると思います。
そんな時は、人の何倍も努力して克服していくしかありません。
能力やスキルは人それぞれ。得意とする人に追いつくには、その人より努力する以外に方法がないのです。
うまくいっている人のやり方を真似してみるなど身体で覚えるまで繰り返すことです。
いきなり追いつくことは無理だとしても、少しずつでもいいから前進していくために繰り返し練習しましょう。
まとめ
今自信がないと感じている人は、急に自信を取り戻すことは難しいかもしれません。
でも一歩ずつゆっくりと進んでいきましょう。
今できることを積み重ねて、達成感を得られれば自信もついてくるでしょう。
最初から何でも自信のある人はいません。
皆、少なからず挫折感を味わいながらも努力を積み重ねて自信のなさを克服してきています。
振り返ってみれば、半年前、1年前の自分より成長している点が必ずあるはずです。
成長できている部分に焦点を当てて、自信を取り戻してください。

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。