仕事の悩みを人に言えず、自分の中で辛い気持ちやモヤモヤを抱えていませんか?
働く大人の悩みは、職場で起こることが多いもの。
仕事内容や人間関係、働き方など仕事場では漏らすことのできない悩み事もたくさんありますよね。
本記事では、その悩みを解決していきます。
みんなが抱くお悩みランキングのご紹介から、仕事の悩みが言えない時の対処法を説明していきますので、参考にしてみてくださいね!
Contents
みんなが抱える仕事の悩みランキング
まずは、働き世代が抱える仕事の悩みをランキング形式で確認してみましょう。
第5位:自分がやりたいことが見つからない
働きやすい職場で人間関係も良好だけど、今の仕事が本当に自分のやりたいことかどうかわからない、と悩んでいる人は意外に多いです。
側から見ると“贅沢な悩み”などと誤解されることもあり、なかなか職場では相談できない悩みでもあります。
焦る気持ちを抱えながら毎日自分がやりたいことでない仕事をこなすと、地味な辛さが続きます。
だからと言って、大きくライフプランを切り替えるほどのやりたいことも見つからず、悶々とした日々を過ごしている人が多いでしょう。
第4位:仕事のミスが多い
「何度も見返したはずなのに同じミスをしてしまう」「またミスで上司に怒られた」など、仕事上のミスを理由に悩んでいる人も多い模様。
若手の頃は許されたミスでも、30代を過ぎベテランの域に差し掛かると笑い事では済まされなくなることも増えます。
自分のミスが原因でチームに迷惑をかけたり、昇進が遠のいたり。
自分の不注意が理由だから悩みを仕事仲間に相談する気にもなれず、不甲斐なさとこれからの不安を抱えている人が悩んでいます。
第3位:給料が安い
働き世代の悩みとしていつの時代も上位にランクインするのがお給料の問題です。
国は景気回復をアピールしていますが、働き世代が現場で感じるまでには至っていないのが実際のところ。
お給料がアップしたなどという景気のいい話は、どこからも聞こえてきません。
しっかり働いているつもりなのに、生活を回すのにやっとのお給料しかもらえず、貯金なんて夢のまた夢という人も多いでしょう。
中には自立するだけの十分な収入がなく、いつまでたっても親元から離れられないという人もいます。
お金の話なだけあって、職場では相談しにくいし会社へ掛け合うにもどんな風に話していいかわからない問題でもあります。
第2位:残業が多い
働き方改革が叫ばれる現代の日本ですが、それでも平日の深夜残業や休日出勤に苦しんでいる人はまだまだ存在します。
中には、会社で働けないために自宅に大量の仕事を持ち帰って家庭を顧みずに働いているという人もいるはずです。
せっかくの人生を、働き続けることだけで終えてしまうなんて耐えられませんが、職場ではそれが当たり前。
相談するにも誰に話していいのか悩んでしまうことも多いでしょう。
第1位:職場の人間関係
働き世代の悩みで最も多いのが、職場の人間関係についての悩みです。
仕事がどれだけうまくいっていても、人間関係にトラブルを抱えると一気に仕事が嫌になってしまいます。
人間関係の悩みこそ不用意に職場の仲間に相談することもできず、一人で悩みを抱えている人もいるでしょう。
自分のやりたいことができている人ならなおさら、人が理由で毎日嫌な思いをしたり職場を変えたりすることに抵抗があるはずです。
仕事の悩みが言えない時の対処法は?
働き世代が抱える様々な仕事場では相談できない悩み。
悩みを抱えた際に実践したい対処法をご紹介します。
同業他社に友達を作る
まず試してもらいたいのが、こちらの方法です。
同じ職場で悩みが相談しづらい場合は、同業他社に友達を作ってみましょう。
直接的な利害関係がない上に、同業種ということで仕事の悩みにも共感する点が多いです。
そんな他社の働き世代と知り合う方法はいくつかありますが、簡単なのは同業者が集まるセミナーへ顔を出すことです。
様々な規模のものがありますが、小中規模のものはセミナーの後に交流会が開かれることが多いです。
これまでは出席を避けていた人も気軽に交流会へ出てみましょう。
最初は“レベルの高い仕事の話をしなければ”と気負ってしまいますが、お酒が振舞われる場所では特にみんなフランクな会話を楽しんでいるものです。
悩みをメモやブログに綴ってみる
新たな交友関係を築くのが苦手という人は、悩みについてメモやブログに綴ってみましょう。
文章化すると自分が悩んでいる原因が明確になり対処法が生まれやすいです。
ネット上にアップすれば同じ悩みを抱えている人が集まってくる可能性もあります。
リアルな場面での交友関係が苦手という人でも、ネット上でのライトな人間関係なら気軽につながることができるでしょう。
くれぐれも注意したいのは情報の取り扱いです。
機密事項やプライバシーを侵害するような情報発信は避けなければいけません。
専門機関を頼ってみる
国や自治体が運営している相談センターに出向いてみるのも方法です。
忙しい毎日を過ごしていると仕事上でのトラブルを解決するプロにはなかなか出会えないものですが、こうした専門機関を利用すると簡単にプロからのアドバイスを受けることができます。
自分や仲間からは出てこなかったような解決法や新情報を入手できることもあるので、利用したことがない人はぜひ検討してみてください。
ライフプランを再考する
あなたにもし、「今の会社で○年働いて老後は○○をする」などのライフプランがある場合は、悩みに応じて再考する必要があります。
新卒で入社した会社に定年まで勤めるのがよしとされていた時代はもう昔。
今は柔軟なキャリアプランが求められています。
もし、今の会社を離れることで悩みから解放されるのであれば、ライフプランを再考して転職や場合によっては独立などの道を考えてみましょう。
トラブルに直面しているときはピンチにしか見えない転機も、振り返るとチャンスである場合が多いです。
うまく会社や上司に悩みを相談するためのポイント
現職で働きながら職場での悩みを根本的に解決したいという場合には、やはり会社や上司に相談する以外はありません。
ここでは、会社や上司へうまく悩みを相談するためのポイントをご紹介します。
早めに相談する
心の病の専門家の中には、ストレスを半年以上我慢すると医学的なアプローチでは完治しなくなるという人がいます。
会社や上司へ職場の悩みを相談するときもなるべく早いうちに声をかける方が得策でしょう。
自分の体調どうにも良くならない段階では、会社や上司も対処法が限られてしまいます。
自分の事情だけを説明しない
仕事上の悩みを相談する際に多くの人が陥りがちなのが、自分の事情だけを会社や上司へ説明することです。
自分が置かれた環境やキャパシティを守るためだけの説得に聞こえてしまい「自分本位なやつだ」というレッテルを貼られかねません。
相談するときのポイントは、自分のことと同じくらいチームや会社の状況を客観的に分析して報告することです。
会社や上司が改善しなければと思う理由を冷静に列挙するように心がけましょう。
しっかりと準備する
会社や上司へ相談するときは生半可な気持ちや衝動的な言動ではいけません。
相談する姿勢や内容もあなたの評価に直結するからです。
「正確なことを理論的に述べている」と思われるよう、入念に相談内容を準備しましょう。
仕事に悩みはつきもの、でも我慢はいけません
働いている以上、仕事で悩みがない人はいません。
悩みにぶつかったら冷静に悩んでいる理由を分析し、解決策を探りましょう。
ときには逃げる必要もありますが、それでも分析した時間はあなたのこれからの人生の糧となるはずです。
本記事の内容を参考にして、仕事での悩みを乗り越えていただけることを願っています。
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。