仕事の悩み

仕事復帰ができるか不安!育休中にやっておくべきことは?

更新日:

長いようで短かった育児休業ももうすぐ終わり。

そこで気になるのが、仕事復帰です。

保育園の送り迎えなど、これまでにはなかった仕事が増えますから、今まで通りに会社の仕事ができるのか?と不安になっているママも多いと思います。

確かに、1日は24時間しかないのに、やるべきことが格段に増えますので、時間のやりくりが今まで以上に大変になります。

そこで、仕事復帰前の比較的余裕のある時に、やっておくべきことについてまとめました。

新しい生活のリズムに慣れるのには少し時間がかかると思いますが、事前に準備をしておけば、心の余裕を作ることができます。

スムーズな仕事復帰のために育休中から準備しておきたいこと

スムーズな仕事復帰のために育休中から準備しておきたいこと

仕事復帰したら、とにかく忙しいです。

時間が足りないと、イライラすることも増えると思います。

だからこそ、限られた時間をうまく使うコツを、育休中につかんでおくことが非常に大切なのです。

子供の生活リズムを整えること

仕事に行く前に保育園に送って行くので、朝起きる時間も今より早くなるでしょう。

「明日から早く起きましょう」では、子供の体はついていきません。

何もしなくても体が動いてしまうくらい、しっかりと生活のリズムを整えて行くことが大切です。

保育園に行くようになると、給食やお昼寝の時間も決まっているので、だんだんとリズムは整ってくるのですが、今の生活とかけ離れている場合、慣れるのに時間がかかり、体調を崩す原因にもなります。

できれば、保育園での生活スケジュール通りに、お昼の時間、おやつの時間などを決めて生活するようにすると、新しい生活に慣れるのも早くなります。

朝のシミュレーション

朝は、とにかく忙しい!

子供は言うことを聞かないですし、思うように動いてくれないので、時間に余裕を持って動くことが大切です。

余裕がないとママがイライラしてしまい、それが子供に伝わると、余計に言うことを聞かなくなり、時間がかかります。

まずは、子供に朝のペースに慣れさせることが非常に大事!

  • 朝ごはんを食べる
  • 歯を磨いたり、着替えをする
  • 出かける前にできる家事をする

など、それぞれどのくらいの時間がかかるのかをシミュレーションして、ペースをつかんでおきましょう。

時間の使い方を考える

1日の大半を仕事と通勤で費やしてしまうので、平日に家で過ごす時間は本当に少なくなります。

特に、帰宅後は分刻みのスケジュールといっても過言ではありません。

子供が自分のことを自分でできるようになるまでは、しばらく忙しい生活になると覚悟しておきましょう。

そのために、どうすれば効率的に時間のやりくりができるか、自分が快適に過ごせるか、スケジュールを立ててみます。

例えば、夜のうちに全て済ませて寝てしまいたい人もいますし、洗い物も洗濯も残しておいて、朝早く起きて全てやろうという人もいます。

これはどちらが正解というのではないので、どうすればストレスなく家事がこなせるだろうか?ということを考えてみてください。

自分なりのペースがつかめるようになると、だいぶストレスが軽減します。

家庭でよく話し合う

保育園の送り迎えや、帰ってきてからの家事など、ママが一人で頑張る必要はありません。

パパにも当然やってもらうことがたくさんあります。

仕事の関係で、送り迎えができないパパもいると思いますが、家には帰ってくるのですから、家事・育児でできることがあるはずです。

「手伝う」のではなく、「当事者として一緒にやる」という気持ちを持ってもらうことが大切なので、仕事復帰してからの生活パターンについては、よく話し合いましょう。

ファミリーサポートなど頼れるものの情報収集

仕事が忙しいとか、子供が病気になって思うように外出できないという時、何に頼ればいいか?ということを事前に情報収集しておきましょう。

仕事が忙しくて、保育園のお迎えに間に合いそうもないという時のために、ファミリーサポートに登録しておくと安心でしょう。

他にも、

  • 地域の病後児保育はどこでやっているか
  • 急な時に利用できるベビーシッターを調べておく

など、子育てに利用できるサービスの情報をできるだけ多く集めます。

社内に先輩ママがいれば、どんなサービスを利用しているか、聞いてみるのもいいでしょう。

家事を楽にする家電やサービスを検討するのもよし

子供が小さいうちは、少しでも楽をしましょう。

  • 食器洗い機&乾燥機
  • 乾燥機付き洗濯機
  • お掃除ロボット

など、楽ができる家電を検討してみてはいかがでしょうか?

また、スマート家電と呼ばれる、スマホで遠隔操作できる家電も便利です。

外出先からエアコンを操作して、家に帰る時には適温になっているとか、外出先から冷蔵庫の中の食材を確認できるとか、家電は日々進化しています。

一時的のお金はかかりますが、時間を買うと思えば良いでしょう。

家電のおかげでストレスが減るなら、お金をかける価値はあります。

買い物に行く時間がないときは、食品の宅配サービスを大いに利用したいものです。

コープのミールキットなどがあると便利です。

上司と仕事に関してしっかりと打ち合わせを!

復帰にあたって、仕事面で心配なのは、休業する前と同じように仕事ができるのか?という点だと思います。

法令上、育休を取ったことによって不利益な異動をさせてはいけないことになっていますので、原則としては同じ部署に復帰します。

しかし、仕事の内容によっては、育児をしながらでは難しい場合もあり、合理的な理由があれば配置転換もありとされています。

ですから、前と同じように働けるのだろうか、同じ仕事を担当できるのだろうかという不安をお持ちの方は、復帰する前に上司としっかり話し合うことをおすすめします。

育休を取っている間、誰かが業務を引き継いでやってくれているので、その間に職場の環境が変わってしまっている可能性もあり、元の仕事に戻りたくてもできないケースがあります。

不安なまま復帰して、部署異動がないまでも、こんな仕事をやりたかったんじゃないのにと思う仕事に就くのは不本意だと思います。

ですから、休んでいる間も上司とはこまめに連絡を取り合い、職場の状況を把握しておくことです。

そうすれば、復帰する前から、どんな仕事を任されることになるのか、ある程度わかるようになると思いますので、不安も解消されるでしょう。

仕事復帰したい、でも気になる3歳児神話

仕事復帰したい、でも気になる3歳児神話

仕事の復帰が近づいて、保育園の申し込みが始まると、「本当に保育園に入れていいのだろうか」と不安になってしまうママがいます。

「こんな小さいうちから保育園に入れるなんて」などと親戚や知人もいますから、そんなことを言われると、余計に迷ってしまうでしょう。

「3歳までは母親が養育に専念すべき」といういわゆる3歳児神話は、なぜか日本ではいまだに根強く、国際社会調査プログラム(ISSP)の調査によると、「就学前までは女性には家にいるべき」と考える日本人は7割近くにも及びます。

しかし、アメリカで行われた、1364人の赤ちゃんを10年以上にわたって追跡した研究によると、「子どもの発達は、母親が働くかどうかで簡単に結論づけることはできない」ということがわかっています。

確かに、幼少期に愛情をたっぷり受けて育つことは非常に大事なのですが、それを母親に限定する根拠はないということです。

母親が育児に専念しても、イライラしてストレスが溜まり、虐待してしまうケースもあるので、母親だけが乳幼児に愛情を与えられるという考えは間違っているということがわかっています。

自分が、子供が小さいうちは一緒にいたいと思って仕事を制限するのは構わないのですが、仕事復帰にあたって、3歳児神話を信じる必要はないということです。

離れている時間が長いからこそ、帰ってきてからたっぷり子供に愛情を与えられるということもありますし、どうやって子供に愛情を示すかは、その家庭ごとに方法が違います。

ですから、仕事に復帰したいと思うママは、どうか自信を持って復帰してください。

子供の成長は、小さい時に仕事をしていたかどうかとは、関係ありません。

まとめ:仕事復帰をスムーズにするには育休中の準備が大事!

まとめ:仕事復帰をスムーズにするには育休中の準備が大事!

仕事復帰と保育園の入園が重なるので、最初のうちは、時間が足りない!と大変な思いをすることもあります。

だからこそ、育休中の準備が大事です。

朝は特にバタバタするので、子供を怒らなくても済むように時間に余裕を持って行動すること、そして、子供の病気などトラブルが起きた時の対処法も考えておきましょう。

仕事と育児、両立できかな?と不安な気持ちもあると思います。

でも大丈夫、子供もママが頑張っていることはちゃんとわかってくれます。

家族で助け合って、乗り切っていきましょう! 

この記事の監修

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文

1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。

-仕事の悩み
-,

Copyright© RASHIKU , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.