仕事の悩み

仕事が激務で辛いならそこから脱するための行動をしよう!

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仕事が激務で、毎日が辛すぎる。そんなに辛い思いをしながら、この先も仕事を続けていけるでしょうか。

体を壊してしまったら、元も子もありません

そうなる前に、休むなり、辞めるなり、何かしらの行動をした方が身のためです。

ではどうすればいいか?仕事が激務で辛いと思っている人へ、今やるべきことについてお話しします。

激務な仕事って?どこからが激務になるのか

激務な仕事って?どこからが激務になるのか

激務といわれる仕事はいろいろありますが、このような仕事は激務、辛い仕事だといわれています。

  • テレビ業界
  • WEB業界
  • 医療業界
  • 飲食店などのサービス業
  • 塾などの教育関連事業
  • アニメーター

特にサービス業は、土日も夜も仕事があって、労働基準法が全く守られていない会社も見られます。

残業100時間?激務の基準はどこ?

激務といわれるラインはどこか、明確な基準はないものの、

  • 休日出勤が当たり前
  • 毎日、帰宅が深夜
  • 休憩がまともに取れない

など、労働基準法に抵触しそうな働き方は激務だといえるでしょう。

また、退社時間はそれほど遅くはないものの、付き合いで飲みに行かざるを得ない状況であり、結局いつも帰宅が深夜になるのも、「隠れ激務」といえそうです。

あなたが耐えられないならそれは激務

ただ、本来は週に40時間という労働時間が法律で決められているわけですから、それを超えて仕事をしなければならないというのが、おかしな話なのです。

激務かどうかは他の人と比べる話ではなく、あなたが激務だと感じればそれは激務

たとえ、毎日の残業時間が1時間だったとしても、残業があること自体が苦痛で耐えられないと思うなら、激務なのです。

激務から抜け出せない3つの理由

激務から抜け出せない3つの理由

そんな辛い激務から抜け出せないのはなぜでしょう。

それは、激務によって気持ちが弱ってしまったり、考える力が出てこないからです。

考える力が残っていない

人は疲れ切ってしまうと、思考能力が鈍ります

なんで毎日こんなに働かなければならないのか、もう何も考えられないという状態になっていませんか?

冷静に考えれば、このままでは体を壊してしまうし、違う仕事を探したほうがいいということはわかるのですが、疲れすぎてそれすらできない状態になってしまっている可能性が高いです。

周りの人への罪悪感

本当は帰りたいのに、周りの人に悪いと思って結局帰れない、という人も多いものです。

自分の仕事は終わったとしても、周りへの罪悪感と、一人だけ早く帰ったら何か言われるのではないかと不安になってしまい、帰れない。

周りの人の顔色を伺ってばかりで、結局いつものように遅くまで仕事をしてしまいます

転職する自信がない

こんな激務から抜け出したい!違う仕事に転職したい!という気持ちはあり、すぐにでもやめたいと思っています。

しかし特にスキルもないし、転職活動がうまくいかなかったらどうしよう?と不安で、ずるずると今の仕事を続けてしまっている人も多いです。

仕事が激務で辛い時はどうすればいい?今やるべきこと

仕事が激務で辛い時はどうすればいい?今やるべきこと

そんな帰れない、休めない仕事から、どうすれば抜け出せるのでしょうか。

それには、頑張って乗り越えるか、仕事を変えるしか方法はありません。

考える余裕がない時は一回休んでみよう

激務を乗り越えるには、効率化を考えたり、それを周りに提案したりという、面倒な仕事もやってみることも大切です。

しかし、疲れ切っている時には、そんなことを考える心の余裕はないでしょう。

まず、体力を取り戻すことが何より大事なので、1日、できれば数日休んでみてください

あまり周りに気を使わないことです。

有給は労働者の権利ですから、遠慮せず休みましょう。

他人のことを考える前にまず自分を立て直し、心と体の健康を取り戻したら、「どうすればこの激務を楽にできるだろう」と対策を立てます

仕事の無駄を省いても激務が続くなら、それは人手が足りていないので、上司に対策を講じるよう、伝えてみてください。

激務を続けたその先に希望があるなら頑張る

今の仕事が激務でも、その仕事が好きで続けたいと思うこともあるでしょう。

今は辛くても、もっと経験を積めば楽になることもあります

また、雑誌の編集とか広告関係の仕事など、常に締め切りに追われるような仕事ですと、締め切りの直前はどうしても激務にならざるを得ないこともあると思います。

それでも、ものづくりにかける情熱の方が上回っている、もっと経験を積んでステップアップしたいなど、自分なりに未来に希望が持てる、激務でも楽しんで仕事をしている自分がいるなら、頑張る価値はあります。

転職に備えてスキルアップする

労働環境を整え、必要な人材を配置するのは会社の義務ですが、会社がそれを実行してくれず激務が続くのならば、転職を考える時です。

ただ、今の仕事が激務だから逃げ出したい!という理由だけでは転職はうまくいかないので、

  • こういう仕事にチャレンジしたい
  • 自分の能力をこの会社で活かしたい

など、転職して何がしたいのかをまず明確にします。

そして、今の自分のスキルで希望する会社や職種に転職が可能か、冷静に自己分析をしてみます。

もっといい環境で働きたい、待遇の良い会社に移りたいと思うなら、それなりのスキルが必要です。

今の自分に足りていない部分を把握し、資格の勉強をするなどして、転職に備えましょう

転職に備えて企業研究をする

転職するなら企業研究をしっかりすることも大切です。

スキルがあっても、自分に適した会社、自分の能力を活かせる会社を見つけなければ、やりがいが見出せず、転職に失敗したと感じてしまうからです。

自分が活躍できる会社を見つけるには、徹底して企業研究をしてみてください。

  • どのような人材が求められているか
  • 会社の社風はどうか
  • 結婚、出産しても働いている人がいるか
  • 男性でも育児をしやすい環境があるか

など、自分に合っているか、長く働ける環境があるか、インターネットなどで情報収集をして研究をします。

実際に会社のある場所を見に行ってみたり、サービス業ならお店に行ってみることも大事です。

決して給与や休日など求人広告に出ている情報だけで判断することなく、なるべく自分の目で見て、たくさんの情報を集め、本当にその会社でいいかを見極めてください。

勇気を出して休む、辞める。激務を我慢してもいいことはない

勇気を出して休む、辞める。激務を我慢してもいいことはない

モーレツ社員という、激務に耐えて働きまくる社員が素晴らしいとされたのは、昭和の時代です。

今の時代、全てを犠牲にして仕事を優先させる生き方が、流行るはずもありません

仕事はもちろん大事ですが、自分の人生そのものを壊さないようにしてほしい

そのためには、勇気を出して休むなり、辞めるなり、行動を起こしてください。

心と体を壊す前に休もう

ひと昔前は、うつ病というと「やる気が足りない」「サボっているだけ」などと言われることもありました。

しかし今では、うつ病などの心の病は、本人のやる気とはなんら関係がないと理解が広まりつつあります。

むしろ、やる気がありすぎる人、頑張りすぎる人がかかる病気です。

激務で辛いなら休めばいいのにそれができなくて、心を病んでしまうのです。

いったん心を病んでしまうと、風邪のようにすぐには治りません

風邪なら、せいぜい1週間もあれば元気になりますが、うつ病は治療に何年もかかることすらあるのです。

そうなってから後悔しても遅いです。

本当に辛いと思うなら、勇気を出して休んでください。

会社はあなたを守ってはくれない

会社は、社員が一人辞めても痛くも痒くもないです。それが現実です。

辞めようとすると、「人手が足りないから今辞められるとみんなが困る」と、引き止められると思いますが、そんなことはありません。

一人くらい辞めても、それで会社が潰れるようなことはなく、また新しい人がやってくるだけのことです。

心身を病んでしまったとしても、それで仕事を続けられなくなったとしても、会社が一生あなたの面倒を見てくれるわけではないのです

それなのに、激務を我慢して続けることになんの意味があるのでしょう。

あなたは一人しかいません

我慢して、体を壊したら、これからの人生設計がすっかり狂ってしまいます。

会社に人生を捧げる必要はないのですから、もうダメだと思ったら我慢をしないで、辞める方法を考えましょう。

まとめ

まとめ

今のまま仕事を続けていても、仕事が楽になることはないでしょう

辛くても今の仕事が好き、どうしても続けたいという強い思いがある場合を除いて、辛い、やめたいと思っているなら、次の行動を考えてください。

辛い思いをしなくても、もっと楽しく働ける環境はきっと他にあります。

この記事の監修

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文

1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。

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