「人生をガラっと変えたい!」そんなふうに思ったことはありませんか?
仕事にしろ人間関係にしろ、「もっとこうだったら良いのに」と思うのは誰しもあることです。
もやもやを抱いたまま過ごすと、日々に面白みが感じられず、せっかくの人生がもったいないですよね。
でも、安心してください。
人生を変えるきっかけは、自分で作り出すことができます。
今回は、人生を変えるきっかけになる4つの習慣をご紹介します。
読み終える頃には、人生を変えるために何をすべきか?ということが見えてくるでしょう。
さらに、「こんなことで人生って変えていけるのか!」と、意外とすぐに変化を得られることを、感じ取ってもらえるはずです。
実際に人生を変えることができた方々の体験談もご紹介するので、参考にしてください。
Contents
人生を変えるきっかけとは?体験談から見えた2つの傾向
人生を変えるきかっけとは、一体どのようなことなのでしょうか?
言葉にするとあっけないですが、実際に経験した人の声を聞いていると、いくつもの努力や運が重なっていることが見えてきます。
ここでは2人の事例をご紹介します。
貧困層の支援に目覚めた、元医師
関西で活躍するNPOの代表は、変わった経歴の持ち主。
20代のうちに有名医大の助教授となり忙しい日々を送っていた彼、人生を変えるきっかけとなったのは、親の大病と東日本大震災でのボランティアの経験です。
医師として忙しく働いていたとある日、母親が癌を患ったことを聞きます。
医師として息子として、そばでサポートしたい気持ちは山々だったにもかかわらず、簡単に仕事を休むことができません。
結局、手術の当日はおろか、それまでも実家へ顔を出すことができず、日本の医師の働き方に違和感を感じ始めました。
彼の人生を変えるきっかけは続きます。
2011年に東日本を襲った大震災で、医療チームとしてボランティア活動に勤しんだ彼。
医療の届かない現場の悲惨さを目の当たりにし、世界各地にある貧困国の支援を思い立つのです。
現在では、日本を代表する優秀なNPOを率いる代表として、世界をまたにかけて活躍する彼には、2つの人生を変えるきっかけが重なり、大きく人生を変えることを決断しました。
体質改善をきっかけに、メディアから注目された元OL
東京で大手企業の事務として働いていた30代の女性は、今、ヨガの世界ではよく知られている有名な講師として活躍しています。
彼女の人生を変えるきっかけとなったのは、自身の体調不良とブログ執筆でした。
若い頃から腰痛に苦しみ、冷えからくる様々な体調不良に悩まされていたという彼女は、友達の勧めでホットヨガを始めることに。
通い始めて数ヶ月は、初めてのヨガになれない日々を送っていましたが、半年もすると体の不調がどんどん解消されていき、別人のように健康体になったと言います。
これをきっかけにヨガにどハマりした彼女は、2つ目のきっかけとなるブログ執筆を始めます。
ヨガがもたらす体質改善効果について、自身の体験をもとに丁寧に毎日更新を続けました。
ヨガ講師のライセンスも取得し、ヨガインストラクターとして活動し始めて少しした頃に、有名メディアから取材の依頼が舞い込みます。
ブログを見た制作チームが彼女に興味を持ったとのことでした。
それから徐々にヨガを中心に活動の場が広がり、今では有名なヨガ講師として人気をはくしています。
2人の事例を見ていると、人生のきっかけには、親族や自身の体調不良、天災など、自分ではコントロールできないものと、ブログ執筆のような努力を積み重ねて起こるものの2つがあることがわかります。
人生を変えるきっかけには、2つの傾向がある
2人の事例を見ていると、人生を変えるきっかけには、2つの傾向があることがわかります。
- 親族や自身の体調不良、天災など、自分ではコントロールできないもの。
- 転職やブログ執筆など、今までの生活や行動に変化をつけること。
自分でコントロールできないものはどうすることもできませんが、日々の生活や行動にちょっとした変化をつけることなら、誰でもできることです。
そこで、次からは人生を変える4つの習慣についてお話をしていきます。
人生を変える4つの習慣さえわかれば今日から変化が!
人生を変える習慣を知る前にまず大前提として理解してもらいたいのが、「今のあなたの人生は、今までのあなたの選択と行動で作られたもの」だということです。
誰と付き合うとか、どこに住むとか、どんな仕事をするとか、これまでの人生でそういった選択と行動を繰り返し行ってきた結果が、今のあなたの人生であり、今のあなたの価値観でもあります。
もっと砕いて言うと、意識していたとしても無意識だったとしても、これまでの人生であなたが見てきたものや聞いてきたもの、触れてきたものによって、あなたの価値観が作られ、それが今の人生に影響しています。
ということは、あなたがこれからの人生で見るもの聞くもの触れるものを、自分自身の意思で変化させたり選択していけば、これからの人生は必ず変えていけるということです。
そのきっかけづくりとして、4つの習慣をご紹介しますので、今日から取り入れられる項目は実践してみてください。
1:生活環境を変える
手っ取り早く人生を変えるなら、生活環境を変えてみることをおすすめします。
中でもおすすめなのが以下の3つです。
- 住んでいる場所を変える(引っ越し)
- 仕事を変える
- 付き合う相手を変える
この3つの中のどれか1つだけでも変えてみると、驚くほど人生の変化を感じます。
とはいえ、「いきなりそんなことできないよ」という場合もあるかと思います。
そんなときは、以下のようなことを試してみてください。
住んでいる場所を変えるのが難しい場合
- 通勤の道を変える
- 最寄りの駅で電車に乗らず1つ先の駅を使う
- 最寄りの駅で降りず、1つ前の駅から歩いて変える
- 起きる時間を変える
- 寝る時間を変える
- 模様替えをする
- 毎日使っているお箸やお皿、グラスを変える
仕事を変えるのが難しい場合
- いつもと違う順番で仕事を進める
- パソコンを変える
- 仕事で使っているアプリやブラウザを変える
- 文房具を変える
- ランチで食べるものやお店を変える
付き合う相手を変えるのが難しい場合
- 会う場所を変える
- 連絡を取る時間を変える
- 使う言葉を変える
- 消しても大丈夫そうな相手の連絡先を消してみる
- 着る服を変える(相手が変わっていなくても自分が変わった感じがするので、同じ相手と会うとしても新鮮さが生まれます)
2:やってみたいことをやる
些細なことから大きなことまで、日頃「やってみたいな〜」と思うことは、書き出してみると意外に多いものです。
「ジムに行きたい」「美味しいお菓子を作りたい」と言った些細なことから「日本を自転車で縦断してみたい」「フランス語を話したい」などの壮大なものまで、本当にやるかやらないかは後で考えるとして、まずは自分の本音に向き合ってみることが大切です。
一通り書き出したら、簡単にできるものからチャレンジしていきましょう。
今まで無意識に我慢していたことをやってみると、「人生にはこんな楽しみもあるんだ!」という発見が多くあります。
まずはそういう経験をはやくするためにも、簡単にできるものからチャレンジするのがおすすめです。
時間やお金、それからある程度の覚悟などが必要なものは、計画を立てて実践していくようにしましょう。
すぐにやろうとすると難しく感じますが、少しずつ計画的に進めると案外簡単に達成できた!ということも、よくあることです。
また、やってみたいことが見つからない、という場合は「やってみたいことを探すことをやってみる」のもおすすめです。
普段行かないような住宅街を散歩してみたり、本屋で手に取らないような本を選んでみたりすることで、意外と色んな興味が湧いてくるものです。
新しいことへのチャレンジが人生を変えるきっかけになるのはもちろんですが、一度きりの人生を悔いなく楽しむためにもおすすめします。
3:自分と向き合う時間を作る
人生について思いを巡らすとき、何よりも必要なのは自分と向き合う時間です。
気の合う仲間や家族との時間は、寂しさを紛らわしてくれたり、幸福をもたらしてくれる貴重な時間です。
しかし誰かと一緒にいるときは、どうしても自分のことだけを考えることはできません。
同居している家族がいたり、交友関係が盛んな場合は、意識的にでも自分と向き合う時間を作るようにしましょう。
自分と向き合うときにおすすめなのが、「自分と会話するように向き合う」ということです。
- 今日の自分はどうだった?
- 今日1番嬉しかったことはなに?
- 今日1番嫌だったことはなに?
- 楽しく過ごせてる?
- 明日は何がしたいの?
- 自分の人生をどうしたいと思ってるの?
- 夢や目標はなんだった?
こんな風に自分に問いかけてみてください。
すぐに答えが出てくることもあれば、なかなか答えが出てこないこともあるでしょう。
しかしそこはあなただけの時間です。焦ることなく、ゆっくりと自分と向き合ってみてください。
4:時間の使い方を見直す
毎日必ずある、無駄な時間。
- ぼーっとテレビやスマホを見ている時間
- 必要以上に眠っている時間
- 日課のようにやってしまっているスマホゲーム
- ちょっと調べ物のはずが、いつの間にかネットサーフィンをしている時間
そういう時間は時には自分をリラックスさせてくれる貴重な時間ですが、人生を変えるような行動をとりたい時には、率先して削ることも考えていくべきです。
試しに1日だけでも普段無駄に思っているものをやめてみてください。
30分でも1時間でも時間が作れれば、今までできていなかった新しい何かに取り組むことができるようになります。
買っただけで読めていなかった本を読み進めることもできますし、次の長期休暇に向けて旅行の計画を立てることもできます。
また、もう1つの見直したい時間として、なんとなく付き合ってしまっている人達との時間です。
志を貫いてそれぞれの道で成功を収めた先輩たちは、「携帯の連絡先を全て削除した」とか「全ての友人からの誘いを断った」と、口を揃えて振り返るものです。
少々極端ではあるので実践はなかなか難しいかもしれませんが、3回に1回はお誘いを断るなど、できるところからはじめていきましょう。
人間関係を整理することが難しい場合は、新たな関わりを増やすことがおすすめです。
これまで付き合ってこなかったような人と話してみたり食事をしてみたり、新しい人間関係に時間を使ってみることも、時間の使い方の見直しになります。
人生を変える後押しをしてくれる、偉人の名言集
最後に、「人生を変える!」と志したあなたの気持ちを後押ししてくれる偉人たちの名言をご紹介します。
人生をかけて偉業を成し遂げた先輩たちの言葉は、どれだけ時間が経っても心に響くものです。
「自分自身を信じてみるだけでいい。きっと、生きる道が見えてくる。」
ゲーテ(ドイツの詩人、小説家、劇作家 / 1749~1832年)
「人生に失敗がないと、人生を失敗する。」
斎藤茂太(日本の精神科医、随筆家 / 1916~2006年)
「たいていの人はほんとうになにがほしいのか、心の中でわかっています。人生の目標を教えてくれるのは直感だけ。ただ、それに耳を傾けない人が多すぎるのです。」
バーバラ・ブラハム(米国の女性ビジネスコンサルタント)
「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。」
ガンジー(インドの弁護士、宗教家、政治指導者 / 1869~1948年)
「どうやって生きるかなんてことは、誰も他人に教えられないよ。それは、自分自身で見つけるものだ。」
ボブ・マーリー(ジャマイカのレゲエミュージシャン / 1945~1981年)
「危険を冒して前へ進もうとしない人、未知の世界を旅しようとしない人には、人生は、ごくわずかな景色しか見せてくれないんだよ。」
シドニー・ポワチエ(米国の映画俳優、監督、黒人俳優の先駆者、アカデミー主演男優賞受賞 / 1927~)
まとめ
人生を変えるきっかけは、自分で作ることもできるし、不意に訪れることもあります。
どんな環境に身を置きどんな意識で毎日を過ごすかで、今この瞬間から続くあなたの未来は大きく変えていくことができます。
ご紹介した4つの習慣について、是非今日からでも取り入れてみてください。
過去を変えることはできませんが、未来は今日からの選択と行動で変えていくことができますよ。
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。