どうせ仕事を選ぶなら、世の中に貢献できるような素敵なものを選びたいと考える人は多いです。
この記事を読んでいるあなた、人の役に立ちたい、お金よりもやりがいを優先したいと考えているのではないでしょうか。
世の中のためになっていると実感できる仕事は、お金では測れない充実した気分をもたらしてくれます。
では一体、そのような仕事は世の中にいくつあるのでしょうか?
今回は、世の中に貢献できるお仕事について選ぶ基準や職種のランキングをご紹介します。
わかりやすくランキング形式でご紹介していますが、1位が一番偉いというわけではありません。
あくまで本記事独自の基準でまとめたものになります。
ご紹介する仕事の中で、興味をお持ちいただいたものはぜひ深く調べてみてくださいね。
あなたの「天職」が見つかるキッカケとなるかもしれません。
Contents
世の中に貢献できる仕事とは?
現在、世界には様々な仕事で溢れていますが、その多くが実は直接的もしくは間接的に世の中に貢献している仕事と言えるでしょう。
一見するといわゆる“社会貢献”的な印象を持たないような仕事でも、巡り巡って世の中の人のために役立っているということがあります。
また、一般的によく言われる世の中に貢献する仕事としては、「人の命を守る」「人の安全を確保する」「人の社会権を守る」「地域や国際に貢献する」の4つのカテゴリーに分類されることが多いです。
人の命を守る
・医療関係:医師や看護師に代表される仕事です。
日々、人の命に関わる現場に携わるため、最も世の中に貢献している実感を得られる仕事と言えるかもしれません。
医師・看護師ともに国や学会が定めた試験に合格するなどして国家資格を取得する必要がありますが、特に、直接人の命を左右することを職とする医師免許については、難易度が高くなっています。
・防災・国防関係:消防士や自衛官などに代表される仕事です。
人災や自然災害から人を守り、時には国家レベルの非常時に活躍することもあります。
心身ともに丈夫かつ特殊なトレーニングを積める身体能力が必要とされます。
人の安全を守る
・治安関係:警察官・刑務官・海上保安官・検察官・弁護士などに大乗される仕事です。
事件や事故が起きた際に人の命と財産を守ります。
また、海上保安官など、特殊な場所で人知れず世の中の安全を守っている仕事も存在します。
公務員だけでなく、民間企業で働く警備や情報セキュリティ業務に携わる人もこの分野にカテゴライズできるでしょう。
人の社会権を守る
・福祉・リハビリ関係:介護士・各種療法士・鍼灸師・柔道整復師など、要介護者や生活・精神的にサポートが必要な人の援助を行う仕事です。
直接患者さんと接さない職の中にも、ディレクション業務や事務などでこの分野に携わる人は大勢います。
・教育・文化関係:教師・大学職員・保育士・塾講師・教育関係の法人やNPO職員など、人を教育することに携わることで世の中に貢献している職業です。
地域や社会に貢献する
・国際貢献関係:これまでにご紹介した分野を、海外で行う職業です。具体的には、国連職員や青年協力隊、ボランティアやNGOによる活動などが挙げられます。
・地域貢献関係:一般の公務員や地域活性を目的とするNPO職員などがこちらに当てはまります。
世の中に貢献できる職業ランキング
続いては、世の中に貢献できる職業をランキング形式でご紹介します。
ランキングの基準としたのは、以下の項目です。
・人の助けになっているか?
・仕事に見合った報酬が得られるか?
・将来性のある仕事か?
世の中に貢献しつつも、あくまで仕事として報酬を得られ、長きにわたって取り組めるかどうかを選定の基準としています。
1位:国際支援関係の仕事
主に貧困国を対象に、医療や教育、社会福祉など様々な分野でサポートを行う仕事です。
多くの場合、日本である程度の経験積みスキルを磨いてから、国の機関が運営する団体に配属され、世界中の貧困国へ支援に向かいます。
いずれの分野でも高い技術が必要とされる代わりに、かなり高い報酬を得られることが多いです。
その分、日本では流行らないような疫病が充満している国や治安の悪いエリアに派遣されるなど、危険に晒される可能性も高く、命がけとなる職も存在します。
日本では考えられないようなトラブルに苦しむ人を助けることになり、やりがいのある仕事と言えるでしょう。
2位:医師・看護師
国内で最も世の中に貢献している仕事といえば、やはり医療関係の職が高い位置にランクインします。
いずれも専門性が高く難易度の高い試験に合格しなければ免許を取得することができませんが、一度取得してしまえば、どこにいても何歳でも活躍し続けることができる、一生ものの資格と言えるでしょう。
人の命に関わる現場に身を置く医療の仕事では、心身ともにタフさが要求されることが多いです。
3位:弁護士・検察官
人の権利を法律の面からサポートする仕事です。
様々なトラブルが絶えない社会において、なくてはならない仕事ですが、対応分野は多義に渡るだけでなく深い法律の知識や常識力、そして人間力すらも問われる難易度の高い仕事と言えるでしょう。
こちらも、一度資格を取得してしまえば生涯に渡り活躍できる一生ものの仕事といえます。
4位:教師・保育士・塾講師
人の人生を教育という分野からサポートする仕事です。
多くの場合は成人するまでの子供が対象となりますが、近年では、教員免許や現場での経験を生かして、大人や高齢者に向けた教育を実践している人も存在します。
5位:ホワイトハッカー
近年注目される、世の中に貢献する仕事がこちらです。
善良な目的で、コンピューターやネットワークなどに高度な知識やハッキングの技術を用いて介入する仕事です。
一般的に、ネットワークにウイルスを拡散させたり情報を盗み出したりする“悪い”ハッキングをハッカーと呼びます。
そのため、善良な目的でハッキングを行う人をホワイトハッカーと呼び、区別しています。
抜きん出た技術を持ち合わせているハッカーは、国に雇われるなど国家レベルで重宝される職である一面も持ち合わせています。
6位:自衛隊
災害や国家の危機に対応する職業です。
丈夫な体と特殊な訓練を積める身体能力が必要とされます。
若いうちは現場で活躍し、年齢を重ねると自衛官の育成などに仕事内容を移すことが多いです。
世の中に貢献する仕事ではありますが、危険に身を置き、体を酷使する必要がある大変な職業でもあります。
7位:消防士・警察官
火災や事件・事故で活躍する職業です。
自衛官には及ばないものの、日々の過酷な訓練が必要となる職業です。
比較的、女性が活躍する場面も多く、世の中のために働きたいと考える人には人気の職となっています。
8位:療法士・社会福祉士
病気などでリハビリが必要となった患者をサポートする仕事です。
また、直接的にサポートしない場合でも、ディレクション作業や事務作業など、多義にわたる場面でサポートを必要とする人を支援します。
高齢化が続く日本においてはなくてはならない仕事ともいえ、世の中の弱者のために働きたい人におすすめの仕事と言えるでしょう。
9位:介護士
高齢者や障害者など、心身の介護を必要とする人をサポートする仕事です。
高齢化が続く日本ではますます必要とされる仕事です。
心身ともに大変なエネルギーを必要とする一方で、報酬が低いことが社会問題化しています。
また、介護用ロボットが開発されるなど、将来性が不透明な点も下位にランクインした理由です。
10位:CSR担当者
一般企業や団体でCSR(コーポレート・ソーシャル・レスポンス)と呼ばれる環境・社会・経済の3つの視点から企業や団体の社会的責任を考慮した企業戦略を担う職業です。
企業や団体と社会との結びつきが注目される現代日本においては、なくてはならない重要な職業と言えるでしょう。
報酬は、企業・団体の制度に大きく左右されますが、おおよそ一般的なサラリーマンと同等レベルのものと言えます。
世の中への貢献度合いは、自分の感じ方次第
ご紹介した職業は、直接的に世の中への貢献が実感できるものばかりです。
これらを参考に職選びをするのももちろんおすすめですが、どんな仕事も、仕事として報酬得る以上は必ずどこかで社会貢献をしているもの。
自分が納得のいく業務内容の職につけると、楽しんで毎日を過ごせるでしょう。
気になった職業があれば、ぜひ深く調べてみてくださいね。
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。