人間関係の悩み

潜在意識で人間関係は改善できる?自分が変わると人間関係も変化する

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人が自分の意思では介入できない深層部分位ある「潜在意識」

この潜在意識に働きかければ、人間関係が改善できることをご存知でしょうか?

今回は、誰しもが持ち合わせる潜在意識を変えることで人間関係を改善する方法についてご紹介します。

そもそも、潜在意識とは?

潜在意識とは?

誰の心身にも備わっているのが、潜在意識です。

もっとも簡潔に潜在意識を述べると「無意識」と言い換えられるでしょう。

潜在意識がないとすれば、例えば心臓などの臓器も意識して動かさなくてはなりません。

他にも、朝から寝るまでの間に無意識的に動くことが山のようにあることは誰もが思い当たることでしょう。

ボールが飛んできたらとっさに避ける、虫が体についた時に「キャッ!」と悲鳴をあげる、これらも潜在意識によってなされる動作です。

また、動作に限らず感情や言葉すらも潜在意識が動かしているのです。

潜在意識と人間関係

人間関係においても、この潜在意識が大きく関与しています

同じようなタイプの人を好きになったり、反対に苦手に思ったりすることがありませんか?

この思考にも潜在意識が関与しているのです

潜在意識は過去に自分が蓄積した経験や知識をもとに作り出されています。

「このタイプの人とはうまく関係を気づけた経験がある」「このタイプの人にはひどい目に遭わされた」とこれまでの学習から脳が勝手に判断するわけです。

裏を返せば、潜在意識を意識的に変えればこれからの思考が変わります

思考が変わると言動や行動が変わるため、人間関係を変えることにつながるわけです。

潜在意識の変化と人間関係で起こること

潜在意識を変えると人間関係が変化する

1:自己評価を高めると周囲からの評価が高まる

歴史に名を残すような超有名心理学者の中には、潜在意識は深層部分で他の人と繋がっていると考えました。

潜在意識は無意識のため直接働きかけることはできませんが、自分で左右することが可能な表層意識で「自分はできる人、すごいんだ!」と思うようにすれば潜在意識を変えることができます。

世に言う“自信に満ち溢れたオーラ”をまとうことで、周囲からの評価を上げることにつながります。

自信のある人は仕事に限らず恋愛や友人などの人間関係においても魅力的に映るため、人間関係を良好にする一歩を歩み出せるでしょう。

2:ネガティブな気持ちを捨てるとポジティブな人が集まる

賢人の知恵を借り潜在意識が他人とつながっていると仮定すると、様々なことを好転させることが可能です。

日々出会う物事にポジティブな気持ちで臨むクセをつければ、同じようにポジティブな思考を持つ人と繋がることができるでしょう。

裏を返せば、ネガティブな思考が癖づいている人は要注意です。

潜在意識を介して同じくネガティブな考えの持ち主が集まってきてしまいます。

マイナス思考だけの人間関係では、何も生み出すことができないばかりでなく、自分を含めた関係者が傷つく恐れもあるでしょう。

まずは、表層意識からポジティブに生きることを心がけて、毎日を過ごすクセをつけましょう

3:周囲の幸せを願うと人から好感を持たれる

他人の幸福を願い奉仕する精神を持てば、他人に対し不平不満ばかりの人を遠ざけることにつながります。

言わずもがな、良好な人間関係のみで自分の周りを固めることができるでしょう。

新しく出会う人にも「居心地の良い人」と言う印象を与えることができ、新たなチャンスを掴むきっかけにもなり得ます。

潜在意識を変えるように働きかけることは、人間関係だけには止まらない様々な好循環を生み出してくれるのです。

潜在意識を好転させるポイントまとめ

潜在意識を変えるには、自分で意識できる表層意識を変える必要があります。

具体的には以下のようなマインドを持ち続けるように心がけましょう。

・自己評価を上げる

自分を認め讃えましょう。根拠はいりません。自信を持つと未来に期待することができ、自分から発されるオーラを良いものに変えることができるでしょう。

・ポジティブ思考

人間関係にとどまらず、何事にも明るく前向きに取り組みます。つまらない仕事、面白くないイベント、望まない人間関係など、これまではネガティブな思いのみで向き合っていた事柄に、まずは前向きに臨むよう心がけてみましょう。

・自他の幸福を望む

自分だけではなく、他人の幸福を素直に望む心を持ちましょう。嫉妬心や虚栄心は意識して手放さない限り、勝手に心に宿ってしまいます。

潜在意識を変える時に思い出したい言葉と明言

言葉篇

「類は友を呼ぶ」
自分の周りには、自分と似た心理状態の人が集まります。不平不満ばかりの人には同じく不平不満を口にする人が、失敗ばかりの人には失敗する人が集まるものです。逆もまた然り。自分を見直すきっかけとなる言葉です。

「良薬は口に苦し」
体によく効く薬は苦いことが多い。転じて、耳の痛い話には自分のためになる言葉が隠されているという意味で使われます。自分を悩ましたり悪口を言う人の言葉にすら、これからの自分のためになる教訓が含まれているもの。冷静な心で耳を傾けてみたいものです。

「人を呪わば穴二つ」
自分が相手に望んでいることは、実は自分自身に望んでいるということを忘れてはいけません。相手に不幸を望んだら、自分も失敗します。

「信頼はまず自分から」
信頼は、信頼できる根拠があるからするのではありません。まずは、自分が無条件に相手を信頼しましょう。信頼された相手はそれに答えようとするものです。信頼したものが勝ちと言えるでしょう。

「人間関係は鏡」
自分が相手にした態度は、鏡に映った姿のようにそのままあなたに返ってきます。「人間関係に恵まれていない」「不快な人ばかりに出会う」と嘆いているなら、まずは自分自身の姿を見直したいものです。

明言篇

「人とつきあうのに秘訣があるとすれば、それはまずこちらが相手を好きになってしまうことではないでしょうか。」
瀬戸内寂聴 日本の女性小説家・天台宗の尼僧

「母から一つの人生観を与えられました。他者を優先しないのは、恥ずべきことでした。自制心を保てないのも、恥ずべきことでした。」
オードリー・ヘップバーン イギリスの女優

「他人に花をもたせよう。自分に花の香りが残る。」
斎藤茂太 日本の精神科医・随筆家

「人に認められようと期待しなければ、自然と尊敬され、認められるようになるものよ。」
グロリア・スタイネム アメリカの女性解放運動家・ジャーナリスト

「どんな愚かな者でも、他人の短所を指摘できる。そして、たいていの愚かな者が、それをやりたがる。」
ベンジャミン・フランクリン アメリカの政治家・外交官・著述家・物理学者・気象学者

「視野の狭い人は、我が身を処する道を誤るだけでなく、人にも迷惑をかける。」
松下幸之助 日本の実業家・発明家・パナソニック創始者

潜在意識を変えるのは、自分のため


「人間関係を良好にするために自分の潜在意識を変える」と考えてしまうと、他人のために自分を変えるような錯覚を覚えます。

しかし、実は人間関係のために潜在意識を変えられると自分に取っていいことがたくさん訪れるのです

人間関係も良好になり、自分にもメリットがあるなんてこれほど良いことはないでしょう。

ぜひ、辛いと感じた時にこそ自分の潜在意識に耳を傾けてこれからの思考の行方に思いを巡らせてみてください。

この記事の監修

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文

1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。

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