皆さんは仕事のオンオフの切り替えを意識的におこなっていますか?
「いつも仕事のことに追われている」「なかなかオフモードにならない」など、オンとオフの切り替えができず疲れを感じている人は少なくありません。
仕事ができる人は、オンオフの切り替えをきちんとおこなっていることが多く、それにより仕事の効率をさらにUPさせています。
皆さんもそんな切り替え上手になれたらいいなと思いませんか?
ここでは仕事のオンとオフをうまく切り替える方法についてお話していきましょう。
Contents
オンとオフの切り替えがもたらす3つの効果
仕事のオンオフをうまく切り替えることができれば、どのような効果が期待できるのでしょうか。
ここでまず、オンとオフの切り替えがうまくいくことで期待できる効果を3つ紹介しておきたいと思います。
効果①仕事に対するモチベーションが下がりにくい
仕事に対するモチベーションは、自分自身が「疲労」を体全体で感じているうちはなかなか上がりにくく、むしろ下がっていきがちです。
オンとオフをうまく切り替えることができれば、疲れがたまりにくくなり仕事に対するネガティブな感情が芽生えにくくなります。
「ああ嫌だ、また仕事に行かなきゃならない」「今日も仕事が終わらない」などのネガティブな思考があると、仕事に対するモチベーションを上げようと思っても難しいですよね。
一方でオンオフの切り替えがうまくいくと、毎日の仕事に意欲的に取り組めるようになります。
結果的に仕事の効率も上がり、成果も上がりやすくなるでしょう。
効果②心身ともに健康な状態でいられる
オンオフの切り替えが上手にできると、仕事で使い果たした体力をオフの時間に復活させることができます。
その結果、その日の疲れはその日のうちに回復し翌日はリフレッシュした状態で出勤できるようになります。
これを繰り返しおこなえば、毎日の疲れがどんどん溜まっていき爆発してしまう心配はまずありません。
常に心も体も健康で良いコンディションでいられるのも、オンオフの切り替えをうまくおこなうことで得られる効果のひとつです。
効果③毎日が楽しくなる
オンは仕事を思いっきり全力で片付け、オフの時間で自分の好きなことをして息抜きをする。
オンオフの切り替えをきちんとおこなっていれば「毎日が仕事ばかりでつまらない」「毎日しんどいだけの日々」などと思う理由がありません。
オンオフをうまく切り替えている人は毎日を楽しんでいる人です。
仕事に追われている意識もありませんし、むしろ「毎日が充実している」気持ちでいっぱいになります。
オンとオフの切り替えがうまくできないときに試すべき4つのこと
そんなにメリットがたくさんあるなら、自分もうまくオンオフを切り替えてハッピーな毎日を生きていきたいと思う人はきっと多いでしょう。
ですが、どうやってもなかなかオンとオフが切り替えられないと悩む人も少なくありません。
ここでは「デキる人がやっているオンオフの切り替え方法」についてお話していきましょう。
ここから説明する4つのポイントに意識をすると、これまでよりもはっきりと「オンオフが切り替えられている」実感が湧くはずです。
時間は貴重!定時に上がることを大切に考えよう
オンとオフを切り替えられない人の多くは、だらだらと長く残業したり休日出勤をしたりと、何かと仕事に時間をかけすぎる傾向にあります。
たくさん仕事をするのは素晴らしいことですが、ここで注目すべきは「効率的に仕事をこなせているのか」という点です。
仕事ができる人ほど残業や休日出勤をしないのは、時間を大切に考えているからです。
時間に関する考え方を少し変えてみましょう。
定時に上がることや休みの日に出勤しないことをもっと大切に考えてみてください。
人生は一度きりだと思えば、仕事ばかりに時間を割くのは勿体ないと思いませんか?
定時に上がろう、休みの日はちゃんと休もうと思えば、仕事の仕方は変わるはずです。
今日一日で終わらせるべき事柄を整理し、優先順位を決めてひとつひとつこなしていくようになるでしょう。
時間にもっと意識を向け、決められた時間内に業務を終わらせることができれば、自然とその後のオフの時間をより大切に考えるようになっていきます。
仕事を家に持ち帰るのはやめよう
「仕事が終わらないから、とりあえず終わらなかった仕事を持ち帰って家でやろう」とする人もまた、オンとオフの切り替えが上手だとは言えません。
本来であれば仕事が終わっている時間に、リラックスすべき場所である自宅で再度仕事にかかるなんてことをしていると、オンとオフの区別はかなり曖昧になってしまいます。
仕事を持ち帰るのはなるべく避けましょう。
時間内で終わらせる努力をすることが何よりも大事ですが、万一仕事が終わらなければ次の日早く出勤してオフィスで仕事をするようにした方が良いでしょう。
オンを過ごす場所とオフを過ごす場所の境界線があいまいになってしまうとよくありません。
オフの時間のルーティーンを決めよう
オンとオフの切り替えをするためには、オフの時間の過ごし方を明確に決める必要があります。
ここでは自分が好きなことを中心に考えていくと良いでしょう。
例えば、仕事が終わったら日課のようにジムに通うのもいいですし、習い事を始めるのも良いでしょう。
大切なのは、「ルーティーン化する」ことです。
オフのときはこれをやる、と一旦習慣にしてしまうことで、その行動をおこなえばあなたのマインドはオフモードになるように週間づくはずです。
これまでなんとなくオフの時間を過ごしている人にはぜひ「オフの過ごし方」を好きなように決めて習慣づけることををおすすめします。
朝30分早く起きてみよう
朝の時間は皆さんが思っているよりも大切です。
早起きがどれだけ苦手でも、朝30分早起きすることで毎日が変わると思えばチャレンジしようと思いませんか?
30分早く起きると、その分できることが増えます。
毎日朝起きて慌てて支度をして出勤していた今までとは違い、ゆっくりコーヒーを飲んで本を読む時間を持ったり、30分早く出勤してその日にやるべきことを書きだして整理したりすることができるでしょう。
この30分のもたらす違いは大きいです。
やはり仕事とプライベートの切り替えは大切だった
オンとオフを切り替えるには、仕事の生産性を上げてなるべく定時に仕事を終わらせることが必要です。
そうしなければオフの時間を確保することさえ難しくなり、結果的にオンオフの切り替えどころではなくなってしまいます。
だからこそ、一日のスタートである朝の時間の過ごし方はとても大切。
朝から大慌てで一日を始めるのではなく、「心に余裕をもって」一日をスタートさせましょう。
まとめ
これまで常に仕事のことばかり考え、朝起きてから寝る前まで仕事が頭から離れず疲れてしまっていた人も、オンとオフをうまく切り替えることでその現状を変えることができます。
仕事ができる人ほど残業せずプライベートを大事にしているように見えるのは、オンとオフの切り替えをきちんとおこなっているからです。
メリハリが何よりも大切!
皆さんもぜひここでお話ししたことを参考に、オンとオフの切り替えを意識的におこないましょう。
そうすることでもっと皆さんの毎日が充実したものになり、「人生を100%楽しむ人」になれるに違いありません。
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。