仕事をしていると、めんどくさい、もういっそのこと辞めてしまいたい、そんな風に考えてしまうこともあるでしょう。
確かに、仕事は楽しいことばかりではありませんが、やりがいだってあるはずなのに、どうしてそんな風に思うようになってしまったのでしょうか。
たまに感じるならまだいいのですが、それが毎日となると、本当に仕事を辞めたくなってしまうかもしれません。
そこで、仕事がめんどくさいと感じる理由から、どうすれば仕事を面白くできるのか、考え方の転換方法についてご提案します。
この記事を読んで、仕事がめんどくさいと思っている方が、少しでも楽しい毎日を送れるようになってほしいです。
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仕事がめんどくさい理由
朝起きて、ああ仕事に行きたくない、もう面倒くさくて嫌だなと思うのには、このような理由が考えられます。
疲れているから休みたい
疲れが溜まっていると、しばらく有給休暇なんてとっていないな、たまには休みたいなと思うでしょう。
年齢を重ねると、昔は平気だったこともできなくなってきますし、疲れも溜まりやすくなります。
疲れていれば休みたい、仕事なんてめんどくさくて行きたくないと思うのは、人として自然なことだと思います。
通勤時間が長くて会社に行くのが億劫
通勤時間が1時間程度なら普通でしょうが、これが1時間半となると、少し長いかもしれません。
総務省統計局が行なった、「社会生活基本調査からわかる都道府県ランキング」によると、通勤・通学時間の全国平均は1時間19分でした。
神奈川県や千葉県など、東京のベッドタウンからの通勤は1時間40分以上かかっているので、平均よりも長いです。
通勤時間が長いと、その長さ自体も辛いですが、座れずにずっと立っているというのも辛いものです。
仮に片道が2時間だとすると、往復で4時間。
会社に着く前から一仕事です。
せめて半分だったら…と思うのも仕方ないことでしょう。
仕事がつまらない
単調な仕事や、意味があるのかわからない仕事を任されていると、こんなことして何になるんだろう?と思って、やる気が出てこないのではないでしょうか。
仕事をしているというよりも、作業をしている感覚に近いかもしれません。
こんな、誰にでもできるような仕事、自分でなくてもいいのではと思うと、自分が評価されていないような感覚になり、仕事がつまらなくなってしまいます。
そもそもやりたい仕事じゃなかった
誰もが希望する部署に配属されるわけではありませんし、やりたかった仕事ができるとは限りません。
与えられた仕事を自分なりに頑張る必要があるのですが、やりたかったこととあまりにかけ離れていると、やる気が出ないこともあると思います。
面倒な人がいて嫌だ
仕事の内容は悪くなくても、同じ部署に面倒な人がいると仕事がしづらいものです。
何かというと口を出してくる人や、理不尽なことばかりいう上司がいると、出社するのもめんどくさいと思ってしまいます。
仕事がめんどくさくて行きたくない!どうすればいい?
すぐに仕事を変えるのは、現実問題として難しいです。
また、部署を変えてもらうなども難しいでしょう。
ですから、少しでも仕事を楽しくするために、まずは自分一人でできそうなことからご提案します。
一人朝活!朝の目標を決めてみよう
早起きは三文の徳、というのは本当です。
早起きした分だけ、1日に使える時間が増えるからです。
しかし、仕事がめんどくさいと思っていると、朝起きるのだけでも一苦労。
そこで、朝早く起きるための目標を決めるのです。
まずは、一人朝活の目標を決めましょう。
- コーヒーを丁寧に入れて飲んでみる
- 15分読書をする
- 英語など語学学習の時間を作る
- ストレッチやピラティスなど運動の時間にする
朝の時間を有効に使えるようになると、頭もシャキッとして心もリフレッシュでき、仕事へのやる気も高まります。
通勤時間の楽しみを見つける
通勤時間が長い人は、会社の近くへ引越しができればいいのですが、すぐには難しいと思います。
そこで、通勤時間を少しでも楽しくする方法を見つけましょう。
まず、電車通勤の人は、座れなくても音楽を聴いたり、英語の教材を聞いたりして、耳から楽しみを取り入れることができます。
座れるならば、ビジネス書を読んだりして、読書の時間に当ててもいいでしょう。
電子書籍なら好きな本を何冊でも持ち歩けます。
もし座れない時には、「この時間で筋トレをする!」というつもりで、お腹やお尻に力を入れて、背筋を伸ばして立ってみてください。
ものすごく筋肉を使いますので、これを毎日やっていたら、あっという間にスレンダーボディの出来上がりです。
また、車通勤の人は、音楽は聴けても、本を読むことはできないと思われがちですが、例えばAmazonの「オーディブル」というサービスを利用すると、本の朗読を聴くことができます。
車で通勤していても、英語の教材を聞いたり、オーディブルで本の朗読を聞いたりと、スキルアップの時間に当てることは可能です。
仕事をゲーム化してみよう
つまらない単調な仕事でも、自分の頭の中では楽しんでやることができます。
仕事をゲーム化してしまうのです。
単純な作業がめんどくさいと思ったら、その作業を一覧にして「これを全部クリアしたらご褒美だ!」と考えてみてください。
終わったものから消していくと、仕事をやっている感覚が視覚化できて楽しくなります。
そして、何か口を挟んでくる人がいたら、それはゲームの主人公に降りかかる試練だと頭の中で思えばいいのです。
この試練をクリアするとまた新しいアイテムがもらえるぞ!と想像してみてください。
頭の中は誰にも見えませんから、何を考えるのも自由。
試練すら楽しくなってくるかもしれません。
1日休んで気分転換をする
疲れが溜まっている時には、思い切って休んでみてもいいと思います。
週末だけでは疲れが取れていないということですから、休暇を取って心と体を休めましょう。
めんどくさいなと感じるのは、「休んでほしい」という心と体からのサインかもしれません。
少しでも心が元気になるように、休みを取って温泉に行ってみたり、家でぼーっと過ごしてみたり、思い思いの方法でリフレッシュすることをおすすめします。
疲れが取れて心身ともに元気になれば、またやる気が出てくるでしょう。
本当にやりたいことに挑戦する準備をしよう
今やっている仕事が、本当にやりたいことではなかったという場合には、今すぐ転職をしなくとも、いつかやりたいことができるように、準備をしてみませんか?
やりたいことに関する資格を取得してもいいし、業界研究や企業研究をして見識を深めるのもいいと思います。
情報を集めることによって、やりたいことの輪郭がもっとはっきりしてくることもありますし、また違う発見があるかもしれません。
毎日、仕事がめんどくさいと思っているよりもずっと建設的です。
仕事がめんどくさい時に仕事は続けるべき?それとも辞めるべき?
仕事がめんどくさいと、いっそのこと辞めてしまいたいと思うかもしれませんが、それは少し思いとどまって欲しいです。
めんどくさいだけで辞めてしまうと後悔する
仕事は楽しいことばかりではないですし、どの会社にも面倒な人はいるものです。
ですから、めんどくさいという理由だけでやめても、また違う会社で同じことを感じるのではないでしょうか。
今のめんどくささは解消できても、新たなめんどくさいことが出てくる、それの繰り返しになってしまいます。
転職したら解決する問題なのかをよく考える
めんどくさいという理由によっては転職もありだと思います。
しかし、本当に転職することでその問題は解決するのか、よく考える必要があります。
例えば年功序列で、経験年数が少ないという理由だけで責任のある仕事を任せてもらえないというならば、実力で評価してくれる会社を探すという方法もありです。
しかし、仕事を任せてもらえない理由があなたの仕事ぶりにあるとしたら、他の会社に行ってもまた同じ境遇になります。
今、「めんどくさい」と思っていることがあなたのせいではなく、会社の体質などの問題なのかをよく見極めてから転職を考えましょう。
まとめ
仕事がめんどくさくなることは誰にでもきっとあります。
仕事や会社をすぐに変えることは難しいですが、自分の考え方や生活習慣、仕事のやり方などを変えることはできるのではないでしょうか。
少しの工夫で、小さなことでも楽しみを感じられるようになると思います。
一人朝活をしたり、通勤電車を有効利用したり、小さな幸せが増えていけば、仕事がめんどくさいと思っていたことも忘れてしまうでしょう。
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。