仕事がだるいと感じる原因には、疲労など体からくるものと、仕事が楽しくないなど心からくるものがあります。
だるいと感じながら仕事をしていても、きっといい仕事はできません。
ストレスにもなりますし、体調を崩してしまう可能性もあります。
そうなる前に、早めにリフレッシュしましょう。
体と心に分けて、だるさから解放されるための方法をご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
楽しくない、行きたくない。仕事がだるい理由
朝起きると、「また会社に行くのか」と家を出るのが憂鬱になってしまう人もいると思います。
出勤がだるいと感じるのは、体や心が疲れているからです。
眠くて疲れている
残業が続いて睡眠時間が十分に取れていない時など、疲労が溜まっているとだるく感じます。
日中、少しでも仮眠が取れればいいのですが、そうでない人も多いでしょう。
睡眠不足はだるさの原因No.1ではないでしょうか。
通勤電車が混んでいて疲れてしまう
通勤電車が満員で、乗っているだけでも疲れてしまい、会社に着いた時にはだるくて仕方ないという人もいると思います。
混んでいる電車は、しっかり立っているだけでもとても体力を使いますから、乗っている時間が長いほど疲れるでしょう。
会社で仕事を始める前に、一仕事しているようなものですので、だるいのは当然です。
単調な仕事に飽きてしまった
最初のうちは新鮮さのあった楽しい仕事でも、慣れてしまうとつまらなく感じることがあります。
慣れてうまくできるようになると、特に単調だと感じるようになるでしょう。
大した努力をしなくても、さらっとできてしまうので、やりがいも感じられず、だるく感じます。
主体的に仕事ができていない時
仕事を「やらされている」と感じると、つまらなくなることが多いです。
やりたくもない仕事を押し付けられたとか、嫌な仕事を我慢してやっている時などは、だるくて仕方がないでしょう。
嫌な人がいて仕事に行くのがだるい
「今日もまたあの人と顔をあわせるのか」と、苦手な人の顔を思い浮かべるだけで、だるくなってしまう人もいるかもしれません。
会社には色々な人がいるから仕方ないとわかっていても、うまく割り切れないのが人間関係です。
文句を言われないようにと、気を使っているだけでも疲れてしまいます。
疲労感など体のだるさをなくすには
仕事自体がつまらないわけではないけれど、どうにも疲労感が抜けなくてだるいという時は、「ちょっと休んで!」という体からのサイン。
忙しい中でも疲労をとる工夫が必要です。
生活のリズムを見直す
平日に忙しいと、休日にダラダラしがちではないでしょうか?
金曜日の夜は、次の日休みだからと夜遅くまで起きていて、次の日は1日寝ている人もいると思います。
そんな昼夜逆転の生活をしてしまうと、いくら寝ても疲れが取れません。
朝は眠くてもいつも同じ時間に起きる、夜は早めに寝る。
こんな風に生活のリズムをしっかりするだけでも、睡眠の質が変わり、疲労が取れやすくなります。
通勤時間をずらしてみる
朝の満員電車が辛いという人は、乗る時間を少しずらすことで、通勤が楽になりませんか?
早起きするのは大変かもしれませんが、空いている電車に乗れたら、だるさも半減するかもしれません。
最近では、電車の混み具合がリアルタイムでわかるアプリも登場しています。
そのような便利ツールを使えば、どのくらい早く家を出れば空いている電車に乗れるのかもわかるでしょう。
朝活をしてみる
早く起きるついでに、朝活をしてみませんか?
朝から読書をするのもいいですし、英語の勉強をするのもいいでしょう。
会社の近くのカフェで美味しい朝食を摂るのも楽しいです。
実は、朝起きたばかりの時は勉強にとても適した時間です。
それは、起床時にはアドレナリンやドーパミンといったホルモンの分泌量が増えるためです。
アドレナリンやドーパミンは意欲や集中力に関わるホルモンなので、これらの分泌量が増えている時は、勉強するのにも適している時間なのです。
ただ早起きするだけでなく、自分なりの目的を持って起きるようにすると、充実した時間を過ごすことにもつながりますし、早起きすることが辛くなくなるのではないでしょうか。
昼休みに仮眠をとる
忙しくて、どうしても睡眠時間をしっかり確保できない時は、昼休みに15分程度の仮眠をとりましょう。
横になれる場所があればいいのですが、仮眠室などない会社がほとんどだと思います。
そんな時は、自分のデスクでもいいので、少し休むようにしてください。
デスクでうつぶせになっても手が痺れず、顔に跡もつきにくいお昼寝用の枕も売っていますので、便利グッズを利用するとお昼寝もしやすいでしょう。
しっかり寝てもだるさが取れない時は病院へ
生活のリズムを見直したり、仮眠をとってみたり、自分なりに工夫を凝らしても、どうにもだるさが抜けないという時には、単なる疲労だけが原因ではないのかもしれません。
- しっかり睡眠を取ってもだるい
- 食欲もあまりない
- やる気も出ない
- 微熱がある
などの症状がある時には、早めに病院で診てもらいましょう。
原因がわからないので、まずは内科を受診してみてください。
体のだるさというよりも、「仕事がつまらない」という精神的なだるさを感じている人は、仕事が楽しくなる工夫をしてみましょう。
休みを取って気分転換
成果が思うように出ていないなど、仕事が楽しくないと感じている時は、気分転換が必要です。
思い切って、有給休暇を取ってリフレッシュしてみませんか?
もし2日取れるなら1泊で温泉に行くなど少し遠出をするのもおすすめです。
たとえ1日しか取れなくても、いつもの週末とはちょっと違ったことをしてみてはいかがでしょうか。
一度、頭を会社から切り離すことで、気持ちを切り替えることができて、だるさを解消できるでしょう。
単調な仕事はブレイクタイムを作る
仕事の内容が単調すぎてつまらないという時は、仕事のやり方に変化をつけてみましょう。
単純作業を長時間続けていたら、どうしても飽きてしまいますし、だるくてぼーっとしてくるかもしれません。
そんな時は、間にコーヒーブレイクを挟んで、短時間でも仕事から離れてみることをおすすめします。
特に、座りっぱなしや立ちっぱなしなど、同じ姿勢を続けていると疲労が溜まりがちですので、軽いストレッチをしてみるのもおすすめです。
仕事終わりの楽しみを作ってみる
仕事の内容によっては、自分で好きな時間に休憩することが難しい場合もあると思います。
そんな時は、仕事終わりの楽しみを作って、モチベーションを高めましょう。
「この仕事が終わったら、○○が待っている!」と、自分だけのご褒美があったら、だるい仕事もなんとかこなせるようになりませんか?
美味しいものを食べるのもいいですし、ウィンドウショッピングを楽しむのもいいでしょう。
具体的なご褒美を頭に描きながら、仕事に取り組んでみてください。
だるいと思う暇がないほど仕事に没頭してみる
楽しみも特に見つからない、という時には、がむしゃらに仕事をしてみるのもおすすめです。
「仕事がだるいなあ」と感じるということは、裏を返すと、それだけまだ余裕があるということです。
本当に忙しい時は、だるいと感じる暇もないでしょう。
ということは、あなたにまだ余力があるということ。
ここは、目の前の仕事に没頭して、だるいと感じる暇もないくらい頑張ってみませんか?
これまでやったことがないというくらい仕事に打ち込んでみたら、だるいと感じるどころか、今までは感じたことのない充実感を得られるかもしれません。
嫌な人を見ないで仲良くできる人を探す
嫌だと思う人が急にいなくなってくれることはないので、とりあえずその人から気持ちを切り離すために、楽しく雑談でもできる人を、一人でもいいので見つけましょう。
多少嫌なことがあっても、気の合う人がいたら気がまぎれると思います。
まとめ:仕事がだるいときは自分に合ったリフレッシュ法を試して!
だるさを感じるのは体からのサインだと思って、疲れが溜まっている人は、まず休みましょう。
お昼に仮眠を取るだけでも、だるさが違ってきます。
心が疲れている人は、何か楽しみを見つけましょう。
休みをとってもいいし、仕事終わりの楽しみでもいいです。
楽しいことが待ってると思えばきっと頑張れます。

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。