仕事の悩み

目標設定が仕事に与える3大メリットと5つの設定のコツ!

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皆さんは仕事において、目標設定を明確にしていますか?

人によってはもしかすると、「毎日目の前の業務をこなすので精一杯、目標なんて考えられない」という状況になってしまっている可能性もきっとあるのではないでしょうか。

仕事において適切な目標設定をすることは大変重要です

目標設定が具体的で適切であればあるほど、仕事の効率化がはかれるだけでなく仕事に対するモチベーションもアップします。

というわけで今回は目標設定をする重要性と目標設定のコツについてお話していきましょう。

適切な目標設定がで得られる3つのメリット


仕事において適切な目標設定が重要だと分かっていても、そのメリットが具体的にどのようなものかがわからなければあまりその重要性についても理解がしにくいもの。

実際に適切に目標設定をしていることで期待できるメリットとはどのようなものなのでしょうか。

ここでそのメリットを3つ紹介しておきましょう。

メリット①モチベーションをキープできる

目標設定をきちんとおこなっていると、「この目標を達成しなければ」と明確に見据えるゴールがあるためモチベーションを維持して仕事に打ち込むことができます。

仕事が立て込み辛い時期だとしてもそれは同じです。

自らが立てたゴールを達成するために、「今頑張る」ことに対して120%の力を出せるようになります

辛い時ほど「なんでこんなに頑張らなきゃいけないんだろう」と思いがちですが、目標が明確であればそのような気持ちになることもありません

メリット②達成感を感じられて仕事が楽しくなる

自分が立てた目標設定の複数の項目をひとつクリアするごとに達成感を感じることができる点もメリットのひとつです。

「よし!この目標はクリアできた!次はこの目標をクリアしよう!」と常に楽しみながら前向きに仕事に打ち込むことができます。

目標達成の際にはご褒美を自分で考えて用意している人もいます。

これも非常に有効です。

「この目標をクリアしたら〇〇を買おう」など、自分にご褒美を決めながらゲーム感覚で目標達成を目指していくことで、より一層モチベーションアップにもつながります。

メリット③常に目指すところが明確なので気持ちがぶれない

「仕事がつまらない」「毎日同じことばかりで変化がない」と思うとき、その多くは目標設定がされていないか曖昧に設定されている場合がほとんどです。

目標設定が適切にされていれば目指すところが明確なので、簡単にネガティブ思考に悩まされる状態にはなりにくくなります

気持ちのアップダウンがはげしい場合は、適切な目標設定をすることで改善されるケースが多いです

適切な目標設定をする5つのコツ


目標設定がきちんとできていればそのメリットは絶大です。

となるときっと皆さんも「じゃあ、その適切な目標設定はどうやって立てるの?」と興味をお持ちでしょう。

ここからは仕事の目標設定における5つのコツについてお話しておきましょう。

コツ①会社に提出する目標設定と内容を一致させておく

会社によっては半期に一度、四半期に一度などのタイミングで目標設定シートの提出が義務付けられている場合があるでしょう。

その場合、個人的に作成した目標設定と会社に提出する目標設定の内容が一致するように作成しましょう

もちろん、個人で作成した目標設定シートには、「自分の中でだけ立てた目標」があるでしょうし、それはそのままで構いません。

ですが、会社に提出する目標設定シートに記載された目標は、自分で持っておく目標設定の内容に含めておくことが大切です。

会社はあなたの仕事ぶりを目標設定の内容と見合わせて評価します。

この評価は給与や賞与の査定に繋がるものなのでとても大切

あなた自身が日々意識する目標設定の内容とぶれがないようにしておきましょう。

コツ②曖昧な箇所を残さない

目標設定の中には曖昧な箇所がひとつもないようにしておきましょう。

曖昧な目標設定には次のようなものがあげられます。

・「プレゼンスキルを上げる」
プレゼンスキルがどうなれば上がったとみなされるのかが曖昧です。この目標を立てる場合は、「プレゼンスキルをあげ、プレゼンによる新規顧客を〇月末までに〇件獲得する」など数字で判断できるものにしましょう。

・「お客様を喜ばせるサービスができるようになる」
お客様に喜んでもらったかどうかはどのように判断するのかが曖昧です。この目標を立てる場合は、「お客様に喜んでもらえるサービスができるようになり、お客様アンケートで星〇個以上を〇月末までに〇件獲得する」など具体的に判断しやすいものにしましょう。

・「後輩の指導を積極的におこなう」
後輩の指導をどれだけおこなえば、「積極的」だったとみなされるのかが曖昧です。この目標を立てる場合は、「週に3回以上後輩の〇〇さんと時間をとり、営業トークのロールプレイをする」など具体的な頻度や時間を記載しましょう。

コツ③長期的な目標と短期的な目標を設定する

目標設定をするときに、「長期スパンで目指したい目標」「短期スパンで目指したい目標」両方を立てることが非常に大切です。

これにより長期的な目標のみを追いかける辛さが緩和され、逆に短期的な目標ばかりでその先が見えない不安感を感じることもありません。

その先にある大きな目標を見据えることができていれば、そのために今目の前の短期的な目標をクリアする必要があると理解できるでしょう。

長期的な目標と短期的な目標はリンクするように設定するのがコツ

短期的な目標をクリアすれば長期的な目標もクリアできるように成功までの筋書きを考えて設定しましょう。

コツ④振り返りをおこなうタイミングを決めておく

目標設定をしたところで、それがいつまでの目標なのかが明確でなくては振り返るタイミングが分からず、結局放置してしまうことになり兼ねません。

目標設定をする際には、立てた目標に対して「達成」「未達」の振り返りをいつ行うのかを決めておきましょう。

そうすることによって、振り返りの時期が来るまでに目標を達成させようと意識するようになるため、モチベーションUPにも繋がります。

コツ⑤プライベートの目標設定もあわせて立てておく

仕事の目標設定をする際に、プライベートでの目標を合わせて立てておくのもおすすめです。

これは、仕事だけでなくプライベートも充実させることによって、ますます毎日を有意義に過ごせるようになるからです。

例えば、「週に3回ジムに通って〇月までに〇キロのダイエットに成功する」などまったく仕事に関わりのないもので構いません。

仕事以外で自分自身に足りないものや、やりたいことが何かを考えてそれを目標設定の際に盛り込むと良いでしょう。

まとめ


仕事において目標設定を明確にしておくことは非常に大切です

せっかく仕事を長く続けるなら、日々成長を感じたいですよね

目標達成は気持ちの良いもの。

達成感を定期的に味わいながら楽しんで仕事をしましょう

目標を立てる際には、今回お話しした5つのコツを意識して考えてくださいね。

そうすることであなたの立てた目標設定は明確なものになり目標意識を高く持ちながら業務に打ち込めるようになりますよ。

何事も目標を立てることはとても重要です。

毎日の仕事に飽きてしまわないためにも、明確な目標設定をこころがけましょう。

この記事の監修

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文

1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。

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