仕事の悩み

仕事もう無理!と思っても大丈夫!安心できるポイントを解説

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きっと誰もが、仕事が大変で精神的にも肉体的にも限界を感じたことが一度くらいはあるのではないでしょうか。

もう無理だと感じるとき、もしかしたらそれは本当に仕事の辞め時であるケースもあります。

その一方で、考え方を変えることでもう一度やる気を取り戻して頑張れることもあるので、これをどう判断するかがとても大切です。

今回は仕事に限界を感じ、もう無理だと思うときにどのような点を基準に今後の動き方を決めれば良いかについてお話ししたいと思います。

社会人でいる限り仕事がもう無理だと感じるときは定期的にあるもの


もう無理だと感じて仕事にモチベーションを感じられなくなっているときは、「辞めたい」という気持ちが強くなってしまいがち。

これが間違っていると言うわけではないものの、ひとつ覚えておかなくてはならないことがあります。

それは、「仕事に対してもう無理だと思うことは定期的にあるもの」だということです。

多くの仕事は同じことの繰り返しでしょう。

上司や先輩の中にはあまり尊敬できない人もいるでしょう。

それは至って自然なことで特に珍しいことではありません

学生のときクラスに気の合わない人がまったくいなかったという人はきっとごく少数だと思いますが、会社もそれと同じです。

何かしら「我慢しなければいけないこと」に直面しながらも、仕事だと割り切って毎日を切り抜けていくのが社会人です。

すべてにおいて100%満足している社会人はほとんどいないといっても過言ではありません。

「もう無理」と思っていることも、時間が経てばその気持ちが薄れていくかもしれませんし、定期的におとずれる「負のループ」に飲み込まれてしまっているだけの可能性も大いにあります。

転職を考えた方が良いケース


もう無理だと感じながらもどうにか毎日出勤し続ける人たちの中で、もし下記のような状況にあてはまっている場合は、転職を視野に入れて今後の進路を考える方が良いでしょう

ここで、このままでは体調を壊してしまい兼ねない「3つの危険信号」について紹介しておきたいと思います。

ケース①食欲不振、不眠などの症状がみられる場合

仕事が辛いあまりに、食事ものどを通らなくなったり夜も眠れなかったりする場合、その症状は精神疾患の一種「適応障害」によるものである可能性があります。

過度のストレスにより精神的に参ってしまい体調を崩してしまう人は少なくありません。

特に、「もう無理なんて言ってる場合じゃない」「がんばらなきゃ」と無理をする人ほど、自分の限界に気付かないことが多いため注意が必要です

放置してさらに症状が悪化してしまうと、転職をする意欲さえ無くなってしまい、しばらく休養せざるを得なくなる可能性があります

ケース②もう無理だと感じる期間が3カ月以上続き改善が見られない場合

多くの場合、どれだけ仕事が辛いと感じても「もう無理」とまで感じる期間はそう長く続きません。

仕事を続ける意思がある以上、どうにかその理由と向き合い気持ちを持ち直して少しずつ「またがんばろう」と思えるようになっていくことが多いもの。

ですが、その期間が3カ月以上経っても一向に何も変わらないとなると話は別です。

この場合は、単に定期的に訪れるモチベーションの低下などではなく、本当にその仕事に対して「限界」を感じている可能性が高いと言えるでしょう

ケース③特定の人もしくは仕事内容がどうしても受け入れられない場合

もう無理だと感じる原因が、特定の人もしくは特定の仕事内容だとすれば、その問題が将来的に解決されるか否かを見極める必要があります

例えば、いつも仕事で関わる人の中にどうしても相性が悪く、苦手だと感じる人がいるとします。

その人とこの先何年もずっと一緒に仕事をしていくことが今の時点で分かっているとしたら、それは改善の見込みがないということになります。

仕事内容も同じです。どうしてもやりたくない仕事があるとして、その仕事がこの先ずっとついてまわるとすれば、もう無理と感じる気持ちもいつまでもついてくるのは想像に難くありません。

今仕事がもう無理だと思う原因が明確に分かっていて、それが改善される見込みがないとしたら、見切りをつけて転職を考えるべきだと考えるのもひとつです。

一時的に「もう無理!」と思うときの対処法


仕事をしていく上で、もう辛くて頑張れないと感じることは定期的にあるものですが、その都度どう対応していくのが良いのでしょうか。

ここでは一時的なモチベーションの低下に対する効果的な対策を紹介しましょう。

その①過去にも同じように悩んだ経験があるから今回も大丈夫だと信じる

精神論ですが、これまで何度となく「もう無理」だと感じてきた人こそこの方法は有効です。

過去にも同じように辛いと思っていたのに、それを乗り越えて今があると考えれば、今回もきっと乗り越えられると思えませんか?

つまり、「前もこんなことはあった、でも乗り越えたんだし今回も大丈夫」と信じるのです

繰り返し訪れるモチベーションの低下、辞めたいと思う気持ちと上手く付き合っていくためには、これまでの実績を元に自分を信じるしかありません。

そのうち気分が少し改善され、仕事に対する意欲を取り戻せるようになることも多いでしょう。

その②プライベートを充実させる

仕事が楽しくない、仕事に行きたくない、と感じるときには仕事以外の部分で夢中になれることを見つける方法も有効です

それは恋愛でも趣味でも良いでしょう。プライベートが充実しているうちは、仕事のストレスはある程度気にならなくなるものです。

仕事がもう無理と感じる人こそ、自分の好きなことに打ち込んでみましょう

それにより今の仕事に対するネガティブな思いが払拭されることも少なくありません。

その③日常的に運動をする

一見関係がないようにも思えますが、運動と仕事のモチベーションには深い関係があります

日ごろから運動をしている人ほど、メンタルを強く保てると言われています

実際にうつ病の改善方法の一つとして、症状次第では運動をするよう促す医師が多いです。

この「運動」とは、週に1度運動をするという意味合いではなく日常的に習慣づけてやり続けること

仕事がきつくて運動どころではないと感じるかもしれませんが、ここは健康のためだと思って軽い運動を始めてみてはいかがでしょうか。

特に、座り仕事の場合は一日の大半を座って過ごすことになります。

これに毎日10分間走るなど、短時間でもできる運動を新しい習慣として加えるだけで、心と体に素晴らしい効果をもたらすと思えばきっと皆さんも興味が持てるのではないでしょうか。

運動をすることによって分泌される「セロトニン」が脳内に増えることで、心が爽やかになりポジティブになるだけでなく集中力も高まることが分かっています。

不安や抑うつ感なども改善されるため、仕事に不満があろうともそれを感じにくくなる効果が見込めるのです

まとめ


いかがでしたでしょうか。

仕事が辛くて「もう無理!仕事に行きたくない!」と思うときには、その気持ちがどこからくるのか、どのような影響を及ぼしているのかを客観的に把握することが必要です

必要があれば転職を考えるのもひとつの方法でしょう。

仕事が辛いと感じたときにはここで紹介した3つの方法を試してみてください。

誰しもが多かれ少なかれストレスとうまく付き合いながら社会人としての使命を全うしています。

乗り越えられると判断したら、自分を信じて全力で乗り越えましょう

これからも長く社会人として働き続ける以上、仕事に対するモチベーションの低下にどう対応していくかを知ることはとても大切です。

この記事の監修

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文

1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。

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