仕事の悩み

短期間で成果を出す仕事のやり方とは?成果を出す人の特徴と習慣!

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同じ仕事をしても、短期間で成果をあげる人とそうでない人がいるのが世の常でしょう。

できることなら、短期間で成果をあげる“できる人”になって、楽しく実績を積み上げたいものです。

今回は、短期間で成果を出せる人の特徴とそこからわかる見習うべき習慣をご紹介します。

短期間で成果を出す人の特徴とは?


まずは、不思議なくらい短期間で成果を上げてしまう人の特徴についていくつかご紹介します。

きっとあなたの周りにもいる“できる人”には、いくつも共通点があるのです。

頑張らないのに結果が出せる

短期間で成果を出す人は、頑張らないことを良しとしています

一昔前に流行った“猛烈働きマン”が良しとされた感覚も、完璧主義者が理想とするたくさん働いて結果を出すことも、短期間で成果をあげる人の前では不要なもの

上手に力を抜く方法を体得しているので、人に任せられる仕事は依頼する大切な仕事は日中に集中的に取り組む、など工夫をしながら、19時にはプライベートな時間を過ごしていることが多いです。

リミットを設定している

頑張っているのに成果が出ない人は、無制限に努力してしまう傾向があります

それは、時間についても仕事量についてもです。

大量の仕事を、自分一人が徹夜覚悟で仕上げていては、短期間で成果を出す人にはなれません

密度の濃い仕事をするために、タイムリミットや仕事ボリュームのリミットを設け、短時間で生産性を上げられるのが、“できる人”と言えるでしょう。

スピードが速い

仕事の種類にもよりますが、職人ではなくいわゆるビジネスマンとして働いているのであれば、時間をかけて丁寧なものを仕上げるよりも、多少の粗さはあっても対応が早い方が喜ばれることが多いです。

具体的には、要点をかい摘んだ短時間の会議、即座に送られるお礼のメール、企画趣旨が伝わる少量の企画書、など。

短時間で成果を出すためには、初動の速さが重要となります。

仕事以外の時間にも潜在的に考えている

短時間で成果を出す人は、仕事以外の時間でも潜在的に仕事のことを考えています

例えば、お風呂やトイレ、移動中の電車の中など、はたから見るとぼーっとしているように見えて、実は頭の中では様々なことに思いを巡らしているのです。

例え考えていることがプライベートなことであっても、潜在的には進行しているプロジェクトに気が行っていたり、次の企画のアイデアを考えていたりするので、ふと仕事を一気に進めるようなアイデアが生まれます。

良いアイデアが1つあれば、一気に仕事量が減るので、結果的に短時間で成果をあげることにつながるのです。

キャパシティが大きい

キャパシティ、つまり容量のことですが、頭脳はもちろん心にも体にも一般人よりも余裕があることが多いです。

頭脳面では記憶力と言い換えることもできるでしょう。

会議や商談の場で上がった重要なポイントを、誰よりも正確に記憶することができるため、資料を読み返したり再確認する必要がなく、作業時間を短縮することができます。

また、自分のアイデアと与えられた条件とを頭の中で結びつけることができるので、良いアイデアを短時間で生みやすくなる傾向にあるでしょう

心の面でのキャパシティは、人間関係の構築に非常に有益です。

心にゆとりがあり朗らかな人には、自然と人が集まってきます。

ビジネスにおいて人脈作りは成功を左右する重要な要素

魅力のある人が集まる場所では、より密度の濃い仕事が進み、短時間で成果をあげる仕組みが勝手に出来上がるのです。

体面では、健康であるということに尽きるでしょう。

体質については持って生まれた部分も大きいので、体力作りや健康維持に意識を傾け、常に調子の良い状態で仕事に取り組む工夫をしています。

短期間で成果を出す人の特徴からわかる見習うべき習慣


前章でご紹介した、短時間で成果を出す人の特徴を、見習うべき習慣として確認してみましょう。

頑張らないのに結果が出せのはなぜか?

頑張らないのに結果が出せるのはオンオフを切り分ける意識がしっかり出来ているからです。

しかし、どうしても仕事を目の前にすると、オンオフ関係なく頑張らずにはいられない人がいるのも事実です。

後者の人は、意識的にオンオフの切り分けをするように努力しましょう

具体的には、昼休みは必ず休憩する残業は週に何日までと決める、などです。

そして、仕事モードをオフにしているときは、頭を切り替えて全く別のことを考えるようにしてみましょう

一人でいると仕事モードから抜け出せない人は、ランチ仲間や飲み仲間を作ってみるのもいいでしょう

気のおけない仲間との何気ない会話には、リラックス効果があり午後からの仕事に集中する貴重な時間となるでしょう。

また、会話の中に仕事のアイデアにつながる新たな発見があるかもしれません。

リミットを設定しているというのは?

リミットの設定というのは、仕事の限界点を設定して時間と仕事量を意識的に調整するということです。。

仕事ができる人もそうでない人も、必ずやったほうがいいので意識してください

「毎日○時には仕事を止める」「1度に引き受ける仕事のボリュームはこれくらいまで」と、リミットの設定をおこないましょう。

一見すると、仕事を減らしたいように思われてしまいますが、実は全く反対の効果が得られます

リミットを設けると受けた仕事のレベルが上がるからです

リミットを厳守するためには、周囲に伝えておくのも方法でしょう。

中には「自分に甘い」と勘違いされる場合もあるため、周りに誤解されそうなときは、あらかじめ説明しておく工夫も必要です。

リミットを設定して仕事をこなすことが出来るということは、簡単に言うと仕事のスピードアップに繋がります。

それはつまり、同じ時間で仕事量を増やすことも可能ということです。

スピードを速くするには?

なかなか仕事のスピードが上がらない場合、今までのやり方を変える必要があります。

この部分で悩んでいる方の多くに共通するのが、丁寧すぎることです。

100%きっちり終わらせようとすることで、時間がかかっていることにまず気づく必要があります。

「仕事は、時間をかけて丁寧に」という意識を180度変えてみましょう。

スピードを上げるコツは、合格点を80点に設定することです。

具体的には、「会議は○分以上しない」「お礼メールは帰社後すぐに送る」「企画書は○ページ」まで、という具合に決めてしまうのがオススメ。

最初は慣れずにてこずるかもしれませんが、慣れてくるとクセのようになり、ダラダラと取り組むことに違和感を覚えるようになるでしょう。

仕事以外の時間にも潜在的に考えているというのは?

自分が一番注力したい仕事について、潜在的に考えるクセをつけましょう。

潜在意識をコントロールするのは至難の技ですが、習慣化してしまうと考えずにはいられなくなります

例えば、朝一にその日考え続けたい事柄を思い出す、パソコンなどにメモを貼っておく、寝る前にスマホに書き留めた明日の予習をする、などです。

律儀に思えるかもしれませんが、考えることがクセになっている人は、案外こうした方法を用いて潜在意識を活性化する工夫をしているものです。

キャパシティを大きくするには?

頭や心、それに体のキャパシティは個人差が最も大きい部分です。

自分の身体的な特徴を変えることは難しいため、こちらも意識的に努力する必要があります。

頭脳面でのキャパシティに不安がある人は、メモをとるクセをつけましょう

頭で覚えられないことは、メモに覚えてもらうのです。

仕事ができる人にメモするクセがあるのはよく知られた事実でしょう。

心のキャパを持つためには、冒頭の習慣に戻りますが、しっかりとオンオフを切り分けて、リラックスする必要があります

健康維持には、栄養バランスのとれた食事7〜8時間の睡眠(個人差はあります)、それに運動習慣です。

世界を代表する起業家に早朝ランナーが多いことも、よく知られた事実です。

短時間で成果を出すには、意識的に習慣化する必要がある


短時間で成果を出す人になるためには、今回ご紹介したような習慣を意識づける必要があります。

最初は抵抗があることでも、何度も繰り返すうちに体得できるようになり、最終的にはやらないと気持ち悪くなるものです。

この記事の監修

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文

1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。

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