誰でも一度は、仕事での失敗を経験していることと思います。
失敗すると、とても気持ちが落ち込みますし、会社に行くのも恥ずかしいと思うことがあるでしょう。
そこで今回は、穴があったら入りたいという恥ずかしい失敗から、もしかして会社をクビになるかもと思うような大失敗まで、様々な失敗談を集めてみました。
人の失敗談を聞けば、なんだ私だけじゃないんだ!まだまだ自分の失敗は可愛いものだなと思えるのではないでしょうか?
また、失敗した時の気持ちの立て直し方についてもお話ししますので、落ち込んでいる気持ちが少しでも軽くなれば幸いです。
Contents
誰でも一度はある!?仕事の失敗談の例
こんな失敗、誰もしないのでは?と思うような、漫画に出てきそうな失敗というのも、実際にはあるものです。
大丈夫です、恥ずかしい思いをしているのは、あなただけではありません。
新人だけじゃない!ちょっと恥ずかしい失敗談
- 転職したての頃、電話で前の会社の社名を名乗ってしまった。
- 電話で上司にタメ口をきいてしまった。
- お昼休みに仮眠を取ってたら、そのまま3時間くらい目が覚めなかった。
- 彼氏に送るつもりのメールを社内メールで一斉送信してしまった。
- 前日にゲームのしすぎで寝不足だったため、大事な会議で爆睡してしまった。
- 入社したての頃、同期とランチに出たら、道に迷って休憩時間が終わるまでに会社に戻れなかった。
- 年休を取っていたのに寝坊したと勘違いして出社してしまった。
仕事で周囲に大きな迷惑をかけるような失敗談ではないですが、本人としては非常に恥ずかしい思い出となってしまうでしょう。
- トイレットペーパーを1箱(12ロール)頼むところ、誤って12箱頼んでしまった。
- お会計の時に、レジで25,000円と打つべきところ、250,000円と打ってしまった。お客様は笑って許してくれたのがせめてもの救い。
数の間違いというのも多いものです。発注間違いなどは、数が多くても使うものならまだ良いのですが、こんな数の在庫をどこに置くんだ?という数になると、笑って済ませられなくなりそうです。
笑えない…本当に困った失敗談
- 徹夜続きで疲れていたために、取引先との大事な商談に寝坊してしまった。
- お客様から預かった金券を大事に保管せねばと思い、絶対になくさない場所にしまったつもりが、肝心のその場所を忘れてしまった。
- 大事な書類を誤ってシュレッダーにかけてしまった。
- 回収した売上金(現金)が入った封筒を間違って捨てた。
- 顧客に出すセミナーの案内ハガキに印刷した開催日時が間違っていた。
- 結婚式場のスタッフとして初仕事の日。練習した通りに各テーブルにワインを運ぶ際、うっかりグラスを倒し、お客様にワインをかけてしまった。
- 会計処理をしているときに、去年のデータをうっかり削除してしまった。
- 新調した500万円もする機械を初日に壊した。
大きな失敗だとしても、上司に怒られて済むぐらいなら、まだ良いのかもしれません。
直接、お客様に迷惑をかけてしまうような失敗ですと、顧客を失うということにもなりかねないので、二度と同じ間違いをしない工夫が必要です。
仕事の大失敗のショックからどう立ち直る?
大きな失敗をすると、会社をクビになるかもしれないとドキドキしてしまうと思いますが、故意に損害を与えたのでない限り、クビにはならないので安心してください。
まずは、気持ちを立て直しましょう。
人の失敗談を聞く
友達や先輩に、仕事で大きな失敗、恥ずかしい失敗をしたことがあるか、聞いてみてください。
誰しも、一度はあるはずです。
え、こんな人でも!?と思うような人が失敗をしていると、それなら自分が失敗するのは仕方ないなと思えるでしょう。
また、今回ご紹介した失敗談のように、そんな失敗するのかと思うような失敗談を聞けば、元気が出ると思います。
失敗するのは自分だけじゃないということがわかると、少し立ち直りが早くなるのではないでしょうか?
友達や家族に話す
どうしてあんな失敗をしてしまったんだろうと、一人で落ち込んでいると、どんどん気分が沈んできます。
こんな時は、人に話してすっきりしましょう。
家族や友達など仕事と関係ない人の方が良いと思いますが、会社に信頼できる先輩や上司がいれば、落ち込んでいるということを素直に話しても良いと思います。
同じ失敗を繰り返さないために気をつけること
仕事で失敗をするときは、疲れていて頭が働かなかったり、慣れが出てきて気が緩んでいることが多いものです。
ちょっとした気の緩みが大きな失敗につながることがあるので、当たり前のことを丁寧に一つずつこなしていく気持ちを忘れないことが大切です。
準備、段取りで手を抜かない
準備不足は、失敗につながりやすいです。
計画は念入りに、そして不測の事態も考慮した計画を立てることが大切です。
予定外のことやミスが発覚した時のことも考慮して、どうすればいいかを事前に考えておくと、落ち着いて行動できます。
小さなミスを見逃さない
注意力が散漫になっていると、ちょっとしたミスを見逃して、それが大きな事故につながることがあります。
防げるはずの失敗をしないためには、日頃から体調管理に努めることも重要です。
疲れていると、それだけ失敗の発生率も高くなりますので、十分休養をとって、常にベストな状態でいるようにしましょう。
- チェックリストを作る
- メモを取る
- 指差し確認をする
など、一つ一つの仕事を確実にこなしていく工夫も必要です。
適当な判断をしない
「ちょっとよくわからないな」という気持ちがありながら、その気持ちに蓋をして仕事を進めた結果、失敗につながった、ということはありませんか?
もう一度聞くのが恥ずかしかったり、相手が忙しそうにしているから申し訳ないと思って聞かなかったり、理由はいろいろあると思いますが、わからないことをわからないまま進めてはいけません。
ここは、勇気を持って聞くことが大切です。
小さな疑問をそのままにせず、きちんと解決してから仕事を進めましょう。
聞いて恥をかくよりも、仕事の失敗を防ぐ方が大切です。
こないだ聞いたから聞きづらいなと思ったら、「先日教えていただいたことなのですが、理解が不十分なところがありました。申し訳ありません、もう一度教えていただけないでしょうか?」と伝えれば大丈夫です。
素直に反省し失敗の経験を次に活かそう!糧にできれば失敗ではない
失敗した時には、恥ずかしいですし、時には「クビになるのでは」と青ざめることもあると思います。
しかし、会社は、社員がミスするものという前提で動いているところですから、少しくらいの失敗で潰れることはありませんし、あなたがクビになることもありません。
上司にこっぴどく叱られることもあると思いますが、それは失敗したことに対して怒っているのであり、あなた個人に対して怒っているわけではありませんので、真摯に反省し、この経験を次に生かせれば問題ないでしょう。
大事なことは、同じ失敗を繰り返さないことです。
その時は、穴があったら入りたいというくらい恥ずかしい思いをしても、その後の頑張り次第で、失敗も笑い話になります。
あの時は本当に大変だったと、後輩にでも話してあげられるようになればいいのですから、失敗したことにこだわらず、前を向いて頑張っていきましょう。
まとめ:人の仕事の失敗談を聞いて気持ちを切り替える!挽回できればよし
仕事で大きな失敗をすると、もう会社に行けないというくらい、気持ちが落ち込むと思います。
そんな時は、人の失敗談を聞いて、そうか、失敗しているのは自分だけじゃないんだと思うことで、少しは気持ちが晴れるでしょう。
他人の失敗談は、笑って聞くことができます。
気持ちが上向きになってきたら、その失敗を挽回すべく、また頑張れば良いのです。
そのうち、自分の失敗談を話して、人の気持ちを楽にしてあげられるようになれば良いのではないでしょうか?
同じ失敗を繰り返さないように気をつけて、また頑張っていきましょう!
一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文
1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。