仕事の悩み

仕事で知識不足を痛感!できる人になるのに本当に必要なこと

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仕事で知識不足を痛感したときに、ああ、もっと勉強しなくちゃと思うでしょう。

確かに勉強は必要なのですが、知識は詰め込むだけでは使い物になりません。

また、社会人になってから勉強する時間を確保するのが難しいと感じている人も多いはずです。

学ぶ時間をどう取るか、得た知識をどう自分のものにするのか、できる人を手本にしながら、知識不足を卒業して「できる人」になりましょう。

仕事の知識不足が辛いと感じる時

仕事の知識不足が辛いと感じる時

頑張っているのに思うような成果が出せないのは辛いものです。

仕事をしていて知識不足だなと感じる瞬間は、主にこのような場合でしょう。

明らかに周囲の人より仕事ができないと感じる

同じ時期に仕事をスタートし、同じことを教わっているのに、どうして自分だけこんなに仕事が遅れているのだろうと思うと、とても辛いでしょう。

周りができていることが自分はできないとき、周りができるからと思うよりも、自分だけどうしてこんなに仕事ができないのかと落ち込んでしまうと思います。

まして、自分よりも後に入ってきた人が、自分より仕事ができたら、なお辛いでしょう。

そのままにしておくと、知識不足の差は、時間が経つほど広がっていきます。

新しい情報についていけない

例えば会議の場やランチの雑談の時など、仕事の最新情報についてみんなが意見を交わしているのに自分だけが蚊帳の外になってしまうと、知識不足を痛感します。

最近の情報の目まぐるしさは、もはや10年前とは比べ物になりませんし、この情報化の波はさらに加速していくものと思われます。

洪水のように押し寄せる情報の中から、自分たちの仕事に関連しそうなことを常にチェックしておくというのは、これからの会社員に不可欠なスキルであり、どのような職種にも求められるスキルです。

本当の問題は知識不足よりも努力不足

本当の問題は知識不足よりも努力不足

確かに知識は大事です。

しかし、「知っている」だけでは仕事になりません。

「知った」ことを自分の中で消化し、「使える」ようになって、初めて「できる人」といわれるようになるのです。

知識不足で仕事ができない人は、「スマホニュースは毎日見てるんだけどなあ」と勘違いしていることが多いです。

本当に大事なのはそこからです。

得た情報をどう自分の中に取り込むか、そこまでやって初めて知識は生きてくるのです。

圧倒的な理解力不足

1ヶ月にどのくらいの本を読んでいるでしょうか?

たくさん読めば良いというものではないですが、中には全く読まないという人もいると思います。

読書というのは実に面倒な作業で、文字を目で追うだけでなく、理解しなくてはなりません。

時には頭の中で図を作り、映像化し、行間を読んで著者の意図を探らなくてはならない時もあります。

それだけ頭を使う作業だということです。

読書をしていないと、語彙が少なく、理解力も不足してきます。

上司の言っていることの意味がよくわからないことがある人は、知識不足というよりも読書不足かもしれません。

知識が足りていないというより、語彙が足りていないし、理解力も不足していることが本当の問題です。

知識は使えなければ意味がない

知識は詰め込めば良いというものではありません。

インプットだけでなく、アウトプットできて初めて生きてくるものです。

闇雲に知識を詰め込もうとするのではなくて、なんのためにどの知識が必要なのか?を考えて情報収集や勉強をしていくと良いでしょう。

そして、いざというときにどの引き出しに入っているのかを把握しておくことが大切です。

「できる人」はここが違う

仕事ができる人が、四六時中勉強しているかというと、そんなことはありません。

隙間時間を有効活用し、また、オンとオフの使い分けがうまい人が多いのです。

いざ勉強しようと、まとまった時間を取るのはなかなか難しいものです。

たとえば、たった10分でも、毎日読書をしていれば、1週間で70分、30日で5時間になります。

その小さな積み重ねを無駄にしないのが、できる人です。

また、仕事を離れたら趣味の時間を楽しむなどして、ストレスを溜めないようにしています。

効率的に学び、ストレスを溜めないようにして最善のパフォーマンスを心がけることが大切なのです。

知識不足、何から手をつければいい?

知識不足、何から手をつければいい?

勉強しなきゃいけないといわれても、毎日、会社と家を往復するだけで精一杯、勉強する時間なんてない!という人もいると思います。

やりたい、でもできない、そう思ってなかなか実行できないのではないでしょうか?

だからこそ、時間の管理が非常に重要になってきます。

また、インプットだけでなくアウトプットも心がけてください。

上司や先輩に聞いてみよう

まず、どうやって勉強しているか、周囲の人に聞いてみましょう。

その人のやり方が自分にあうかどうかはわかりませんが、今はどうすればいいのかもわからない状態なので、人のやり方を参考にすれば、自分のやり方を編み出していくきっかけになると思います。

勉強する時間を確保しよう

1日は24時間しかなく、仕事をしながら勉強する時間を確保するのはなかなか難しいものです。

ですから、隙間時間をどう作るか考えます。

通勤電車で座れる人は、朝と帰りが貴重な勉強時間になります。

電車が無理なら、朝30分早く家を出て、仕事の前に新聞を読む時間を作ってもいいでしょう。

1日のタイムスケジュールを図で描いてみて下さい。

そうすると、どこの隙間に時間が作れそうか、わかりやすくなります。

本をたくさん読もう

仕事ができるといわれる人は、総じて読書家です。

本を読むことは考えることと同じです。

言葉を目で追うだけでなく、考えなければ内容を理解できないので、暗記とは違い、非常に面倒な作業ですが、だからこそ力がつくということを仕事ができる人たちは知っているのでしょう。

語彙を増やし、読解力をつけるのにも役立ちます。

どちらも、急に身につくものではないので、日々の積み重ねが重要です。

自分の中に言葉が増えると、考えをまとめやすくなりますし、説得力のある意見を出せるようになるでしょう。

「考える」という行為は、言葉がないとできないからです。

そして、読んだら終わりではなく、できれば感想などをノートにまとめておくことをおすすめします。

インプットだけでなく、アウトプットをすることによって初めて知識は自分のものになるからです。

これを機に、ブログを始めてみるというのも面白いのではないでしょうか?

社会人になったら自己管理力が何より必要になる

社会人になったら自己管理力が何より必要になる

会社は、とりあえず出勤して、与えられた仕事をそれなりにこなしていればお給料がもらえます。

正社員なら、知識不足で仕事ができないという理由だけでクビになることはまずありません。

知識をつけろと会社から強要されるわけでもないでしょう。

だからこそ、自分を律する力が重要になってくるのです。

時間の確保も読書も大切ですが、小さな努力を継続する自己管理能力が何よりも必要かもしれません。

人間は、意志の弱い生き物です。

毎日忙しいですし、疲れていますから、勉強しなきゃ!という思いだけで続けていくことは難しいです。

1日たった10分の読書であっても、どのように続けていくのかを考えるのが大事で、例えば「寝る前に必ず読書をする」など、自分なりの方法を編み出して継続していける人が、「できる人」になれるのでしょう。

まとめ:知識不足は勉強時間を確保し継続することで補える

まとめ:知識不足は勉強時間を確保し継続することで補える

仕事ができないなと感じる時や、新しい情報についていけない時、知識不足を痛感すると思います。

とはいえ、それは単なる知識不足なのではなく、勉強すること、つまり考えることが不足していることが問題である場合が多いのです。

知識はただ詰め込むだけでは意味がなく、自分の中で消化し、使えるようになって初めて意味を持つからです。

手っ取り早いのは読書です。

1日10分でも良いので、取り組んでみて下さい。

インプットだけでなくアウトプットすることによって知識が自分のものになりますから、読んだ感想などをまとめておくと良いでしょう。

とはいえ、意志の力に頼ろうとすると、1日10分の勉強も継続できません。

寝る前の10分を読書に充てるなど、自分なりのトリガーの工夫ができる人が継続できる人です。

この記事の監修

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文

1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。

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