仕事の悩み

仕事を定時で帰れるようにするには?早く帰るコツをつかむ!

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仕事が終わる時間は決まっているはずなのに、なぜか夕食をとる時間に家にいられない。

仕事を早く終えて、たまには定時で上がりたいものです。

頑張っているはずなのに帰れないのは、仕事が多すぎるか、それとも今の仕事のやり方のどこかが間違っているかのどちらかです。

そこで、どうすれば仕事を定時で終わらせることができるのか、仕事を減らす方法について考えてみます。

頑張りすぎてもいいことはありません

毎日定時に上がれることを目標にして効率的に仕事をこなしていきましょう。

どうして毎日残業ばかり?定時で帰れない理由

どうして毎日残業ばかり?定時で帰れない理由

「定時」とはそもそも何か。毎日帰宅が夜遅く、定時退社しなくなって久しい人には、定時って一体なんなんだ?という思いがあるでしょう。

改めて確認しておきましょう。

定時とは、労働契約で決められている、所定の労働時間が終わる時間のこと

一般的には17〜18時が多く、この時間まで労働すれば、帰ってもいいですよ、という時間です。

つまり、定時まで仕事をすれば、あとは帰っていいはず

しかし帰れないのは何故なのでしょう。

仕事が多い

部署全体の仕事の量を100とした時に、人が50しかいないのであれば、それは圧倒的に労働力が足りません。

会社として、業務を円滑に行う体制を整えていないわけですから、上司や人事担当者に申し入れるなどして、労働環境を改善していく必要があるでしょう。

また、今いる部署の仕事と人員のバランスはそれほどかけ離れていないはずなのに、一部の人に負担がかかっている場合もあります。

暇にしてそうな人もいる、定時で帰っている人もいるのに、もし自分だけが仕事をたくさん抱えているというのであれば、仕事の配分を考えてもらう必要があります。

仕事が遅い

もしも周りと比べて、仕事の量はさほど変わらないのに、自分だけが残業が多いなら、定時で帰れないのは仕事が遅いことが原因の一つであると考えられます。

確かに、定時になれば帰ってもいいはずですが、やるべき仕事が残っているなら残業をしなくてはなりません。

明日が締め切りの仕事が終わっていないという場合は、残らざるを得ないでしょう。

それが、昨日振られたばかりの急ぎの仕事で、十分な時間がなかったという場合は致し方ないですが、1週間も前に頼まれたのに全然進まなかった、という場合は、仕事のやり方を見直した方がいいかもしれません

今の会社で定時に帰るためには?仕事の取捨選択が大事

今の会社で定時に帰るためには?仕事の取捨選択が大事

仕事が多すぎるという場合には、配分などを上司とも相談しなくてはいけないので、すぐには対処できない可能性があります。

そこでまず、自分でできることからやっていきましょう。

目の前にある仕事をどう片付ければいいか、定時に帰るためにはどうすればいいかを考えてみます。

仕事を早く終わらせるしかない

早く帰るためには、まず、仕事を定時内に片付けることを最優先で考えなくてはいけません。

  • 今日やるべきことは何か
  • 明日に回せることはあるか
  • 今日やるべきことを8時間で終わらせるにはどのような配分にすればいいか

このようにして、1日の予定を考えます。

大事なことは、仕事に優先順位をつけることです。

仕事を整理し、その中で「今日絶対にやらなくてはいけないこと」を最優先で片付けるのです。

明日でも大丈夫なことは、明日に回しましょう。

ただし、仕事の期限などは常に頭に入れておいてください。

期限が1週間後だからといって、今まったくやらなくていいということにはなりません。

「今日絶対にやること」が終わったら、期限が先のものの下準備に手をつけるなどして、計画的に仕事を進めてください

できないことはできないという勇気を持つ

時間的にも、能力的にも、限界というものがあります。

できないものはできないのです。

できないのに安請け合いしていっぱいいっぱいになったら、定時で帰れないどころか、かえって周りに迷惑をかけることもあります。

仕事を振られても今受ける余裕がないのなら、できないと素直に断る勇気も必要です。

後輩に仕事を振る

後輩や部下がいるなら、仕事を覚えさせるのもあなたの仕事の一つです。

自分一人で仕事を抱え込むことなく、下の人にも上手に仕事を振りましょう

人に仕事を教えるのは大変ですし、正直、面倒です。

自分でやってしまった方が早いと思うかもしれませんが、いつまでもそのままでは人も育たないですし、あなたも楽になりません

なんでも自分でやろうとしないで、少しずつ後輩に仕事を託すようにしていきましょう。

嫌われることを恐れない

自分の仕事だけをさっさと終わらせて、「お疲れ様でした」と帰ろうとすれば、まだ仕事が終わっていない人たちから「自分だけ帰るなんて」という視線を浴びることになるでしょう。

しかし、あなたはあなたの仕事を終わらせたんですよね?

定時まではしっかりと仕事をしたのなら、帰ったところで文句を言われる筋合いはありません

定時まで仕事をしたなら、帰るのは自由なはずです。

やることをやっているという自負があるのなら、遠慮せずに退社しましょう。

影で何かいう人がいるかもしれませんが、仕事をきっちりやっていれば問題ありません。

ただし、困っている人がいたり、急ぎの仕事で自分も手伝ったほうが早く終わるという場合には、力を貸すべきです。

そこは持ちつ持たれつ、困った時はお互い様です。

定時で帰れる仕事に転職することも考える

定時で帰れる仕事に転職することも考える

しかし、どんなに頑張っても、個人でできることには限界があります。

どうしても会社が労働環境を改善してくれない、仕事が多すぎて残業ばかりで辛いという時には、仕事を変えることも選択肢に入れてみてください。

例えば、残業が少ない仕事を探して、転職するというのも一つの方法です。

一般事務の仕事

事務と一口にいっても、色々な仕事がありますが、一般事務はルーチンワークが多いので、他の仕事と比べると残業も少ないでしょう。

決して楽な仕事というわけではありませんが、自分のペースをつかんでしまえば、効率よくこなすことができる仕事です。

学校事務の仕事

学校事務は、行事がある時には忙しいこともありますが、それ以外は概ね時間通りに帰れる仕事です。

学生に関わる仕事から、学校の備品の関わること、または学校行事に関連する仕事もありますので、慣れるまでは大変かもしれません。

一通り覚えるのにはそれなりに時間がかかります

ただ、コツコツと目の前にある仕事をこなしていけるタイプの人や、人のサポートをすることが苦にならない人であれば向いています。

シフト制で時間が決まっている仕事

サービス業など、9時〜18時で一斉に出社と退社をするのではなく、シフト制になっている場合は、自分の次のシフトの人がいますので、残業することは比較的少ないといえるでしょう。

土日も出勤がある仕事なら、平日に休みを取ることもできるので、自由に働きたい人には向いています。

工場関係の仕事

工場は1日の作業量が決まっていますので、無駄にサービス残業することは少ないです。

労働組合もありますので、仕事は単調かもしれませんが、早く変えることを優先するならおすすめの仕事です。

まとめ

まとめ

不満を言っているだけでは仕事はなくなってくれません。

いつまでたっても残業の日々が続きます。

こんな毎日から脱出したいなら、仕事のやり方を徹底的に見直して早く片付ける方法を考えるか、仕事自体を変えるかのどちらかです

また、仕事を早く片付けて帰ろうとして何か言われたとしても、気にしないことです。

仕事をきちんとこなしているなら、自信を持って退社しましょう。

この記事の監修

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文

1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。

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