仕事の悩み

仕事のパワハラ対処法&パワハラ上司の共通点・心理全13点

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職場でパワハラを受けた経験がある人は、決して少なくはありません。

仕事に関するパワハラで問題となるのは、自分なりの考えすらも主張しにくいこと。

パワハラ上司は「言い訳するな」「口答えするな」というセリフをよく使うのが特徴です。

しかし、そんなことを言われたら、泣き寝入りするしかなくなってしまいますよね。

そこで今回は、仕事でのパワハラに関する対処策を中心に解説します。

あなたの仕事でのパワハラ問題を、1日でも早く解決する参考になれば幸いです!

パワハラの定義を理解して適切な対策を実践しよう!

パワハラの定義を理解して適切な対策を実践しよう!

パワハラの定義を理解し、客観的にあなたの状況と比較してください。

あなたが無自覚のうちにパワハラの被害にあっている可能性もあるからです。

客観的かつ冷静に、自分の状況を確認しながら読み進めてください。

厚生労働省によるパワハラ行為の定義

まずは厚生労働省がパワハラと位置づけている行為を確認してみましょう。

参照元:厚生労働省 職場のパワーハラスメントの行為類型

  • 身体的な攻撃(暴行・傷害)
  • 精神的な攻撃(脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言)
  • 人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)
  • 過大な要求(業務に不要なこと、遂行不可能なことの強制、仕事の妨害)
  • 過小な要求(能力や経験とかけ離れた仕事を命じること、仕事を与えないこと)
  • 個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)

あなたの場合、上記に当てはまる項目はいくつありましたか?

仕事でのパワハラ行為の定義は他にもある

仕事でのパワハラ行為は厚生労働省が指定する定義だけではありません

他にも下記のような行為もパワハラ行為と言えるでしょう。

  • 公開叱責
  • 人格否定
  • 感情的な指導
  • 退職勧奨や脅し
  • 困難な仕事を与えて低評価にする
  • 過剰なノルマ
  • パワハラの訴えを聞き流す

あなたは上記に当てはまる項目がいくつありましたか?

あなたは上記に該当する経験がありませんか?

上記に該当する項目が多ければ多いほど、深刻なパワハラ被害を受けていると言えます。

また、たったひとつの項目でも、日常的に経験をしているなら、それはパワハラ。

仕事におけるパワハラ問題は、個人の能力とは関係ありません。

指導側の立場の人間の指導力の問題です。

そのため、以下のようなことは、あなたが責任を感じる必要はありません。

  • 仕事ができない
  • ミスが多い
  • 成長できない
  • 人間性に問題がある
  • 仕事への姿勢が悪い

上記のようなことを言われることが多くても、それは全く関係ありません。

仮に仕事で失敗をしても、大人数の前で責任追求をするような職場は健全ではないのです

健全な職場の指導はあなたを成長させることが目的!

健全な職場は、ミスをした部下が繰り返しミスをしないように指導があります。

つまり、健全な職場なら、あなたの成長を前提にした指導があるはずです。

しかし「ただミスを指摘する」だけの、愛を感じない指導は辛いですよね。

特に「給料泥棒」「辞めてしまえ」などの暴言は、当然ですがパワハラに該当します。

また、健全な職場は、ミスをした人に指導をする際は周囲の目を気にするでしょう。

決して皆の目の前で罵ったり罵倒したりするようなことはありません。

当然、感情的に声を荒げたり、罵声・暴言を吐く上司がいるなら、それはパワハラです。

仕事のパワハラに効果的な対策

仕事のパワハラに効果的な対策

続いて、実際のパワハラ対策をご紹介します。

仕事でのパワハラを防ぐためには、パワハラ上司の心理を理解しましょう。

そうすれば適切な対応ができるため、パワハラを防ぐことができるのです。

それでは、パワハラの対処法を確認していきましょう!

仕事でパワハラをする人に見られる特徴!

まずはパワハラをする人に多く見られる特徴をご紹介します。

  • 部下の考えを聞かない
  • 何を答えても納得してくれない
  • 欠点の指摘が中心の指導をする
  • ミスを責めるばかりで再発防止や対策の提案をしない
  • 他の社員と引き合いに出して比較対象にされる
  • 問題点を改善しても評価をしない

あなたの上司は当てはまるような行動をしていませんか?

もしも上記に当てはまる行動が多いなら、その上司は立派なパワハラ上司

しかし、パワハラ上司に変化を求めても、火に油を注ぐようなもの

逆に、あなたが職場での居場所を失ってしまう可能性もあります。

そこで、あなたがパワハラ上司への対策を、率先して取り入れてください。

そうすれば、仕事のパワハラは今よりも遥かに改善されるでしょう。

パワハラ上司の反応に一喜一憂しない!

パワハラをする人は、感情的に部下に接する傾向があります。

そのため、たまに優しさを見せたり、あなたの味方であるような発言をすることも。

そんなときのパワハラ上司の発言には、一喜一憂しないように注意しましょう。

パワハラをする人は、常に自己保身のために動いています

つまり、部下への優しさや思いやりから、そんな一面を見せているわけではないのです。

パワハラ上司は「厳しく指導するが、部下想いの良い上司」を演じているだけ。

そういった演技をすることで、周囲の評価を保てると考えています。

それを理解しておけば、心を振り回されることなく、冷静に対処することができます。

仕事のパワハラに理論的な反論はNG!

仕事でパワハラをする人に対して理論的な反論をすることは間違っています。

もちろん、あなたの理論が間違っているわけではありません。

しかし、仕事のパワハラ被害を軽減するための理論的な反論は注意が必要です。

パワハラ上司への理論的な反論は、逆上されるリスクが高いことを覚えておきましょう。

「どうすれば相手に理解してもらえるか?」

「どんな説明が効果的なのか?」

「何から話せばわかってくれるのか?」

そんなことを考えて、緊張したり、不安になるのは無駄なことだと考えてください。

あなたの大切な時間を無駄にしないためにも、理論的な反論は控えましょう。

相手の求める反応を演じることがポイント!

仕事でのパワハラ上司は、部下に対して「求めている反応」があります。

そんな、「パワハラ上司が求める反応」を演じれば、上司のパワハラは避けられます。

上司が納得する反応や、満足する反応を想像して、その反応を演じましょう

仮にそれが、あなたにとって嘘の反応になるとしても、気にすることはありません。

あなたの本心を上司に伝えれば、上司はあなたへのパワハラを強めるでしょう。

そのため、表面だけでもいいので、上司の求める部下を演じ切ってください。

仕事でパワハラ被害を受けた多くの人が効果を実感しているテクニックなので重要です。

当然、自分の品格を下げるほどの嘘は使う必要はありません。

仕事でのパワハラ発言は録音しておく!

仕事でのパワハラ発言は録音しておくと、有利に働くことがあります。

裁判や労災の申請などでは重要な証拠となるため、スマホのアプリなどで録音しましょう。

当然、仕事でパワハラをする相手に録音することを伝える必要はありません

ボイスレコーダーアプリの機能は、どんなスマホにも装備されているはず。

アプリを起動して、録音開始してからパワハラ上司との会話に挑みましょう

仕事のパワハラに関する証拠はできるだけ残そう!

仕事のパワハラに関する証拠は、細かくてもできる限り残しておくべきです。

  • パワハラ被害を証明できる画像
  • パワハラ被害を証明できるメール
  • パワハラ被害により発生した費用
  • パワハラと判断できるメモ

上記は証拠になりえる具体的な例です。

これ以外にも証拠になるものは残してください。

いざという時にあなたを助けてくれる大事な証拠になります。

仕事のパワハラ被害はノートに記録!

仕事で受けたパワハラ被害の詳細をノートに記録しておくことも推奨したいです。

  • パワハラを受けた日付
  • パワハラの内容
  • パワハラを受けた際の心情
  • パワハラによって生じた影響

これらの要素をできる限り細かく残してください。

あなたがパワハラ被害を証明する際、信頼性を確保する資料となります

仕事のパワハラ被害による通院記録は絶対に残すこと!

仕事のパワハラが原因で身体的・精神的に通院した場合、通院記録を残しましょう。

診断書も残すようにして、あなたの被害をしっかり証明する準備を。

特に精神面の問題で通院をした場合は、記録を忘れないようにしてください

まとめ

まとめ

仕事でのパワハラを防ぐ効果的な方法は、パワハラをする側の心理を理解することです。

あなたの上司がパワハラ上司の特徴に当てはまるなら、まずは落ち着いてください。

この記事で伝えた内容を思い出して、冷静に適切な反応を試してみましょう。

時には理不尽に感じたり、納得のいかないこともあるかもしれません。

しかし、あなたがパワハラに苦しんでいるなら、パワハラを回避することが最優先

当記事でご紹介した方法を実践して、早速、明日から取り入れてください。

あなたの仕事でのパワハラ問題が、1日でも早く解決することを祈っています。

この記事の監修

一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事
堀内 博文

1990年、高知県生まれ。
若手起業家、または起業を目指す 20 代を中心に、ビジネスでの結果を約束する Result Business Producer として活躍していたが、『自分の命の使い道』を『人を目覚めさせ本来の在るべき真の姿に導くこと』と定め、現在は一般社団法人 Mission Leaders Academy Japan 代表理事としてさらに活動の場を大きくしている。

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